1人行動を好む
みんなでランチに行ったり、休日仲のいい友人で集まったりというような「みんなでわいわい」やるという状況はもちろん、誰かとペアで仕事をしたりすることもあまり好みません。
コミュニケーションを取ることが苦手で苦痛に感じられてしまうため、自分一人で気ままに行動したほうが気が楽だと考えてしまうのです。
飲み会など大勢の人が集まる話になるといつの間にかいなくなったり、誘わないでほしそうなオーラを出したりしてなんとか避けようとします。
趣味なども自分ひとりでも楽しめることが多く、友達がいなくても一人でどこにでも行けてしまいます。
また、どんなお店にでも一人で入れます。
そして、そもそもインドアなので、外に出て人と関わる必要がないという人もいます。
誘いに乗らない
食事や遊びに誘っても、よい返事が返ってくることは無に等しいといえます。
付き合いがあるとか、たまには行かなくてはという思いより、「面倒くさい」「気を使いたくない」「さっさと帰って寝たい」という思いが勝るのかもしれませんね。
そのため、毎回何かしらと理由をつけてくるか、その理由さえ「用事があるので」とぼかして絶対に誘いに乗りません。
誘われる前にさっさとどこかへ行ってしまったりもします。
そんなことが重なるとさすがに誘う側も「あまりこういうのが好きじゃないのかな?」と空気を読みます。
そして、声をかけること自体をやめてしまうのです。
そのため、「あの人は付き合いが悪い」ということが公な事実として広まってしまい、ますます浮きがちになってしまったりします。
人嫌い歴が長い人たちの中には、いちいち誘ってもらうのが申し訳ないからといって「あまりそういった集まりは得意じゃないので」と最初にきっぱり言ってしまえる人もいます。
消極的
「自分を好きになれなければ人のことも好きになれるわけがない」と言われているのを聞いたことがありませんか?
人嫌いの人は、実はとても自分のことを否定的に見ています。
「私なんかどうせダメだし」と消極的に考えていることがとても多いようです。
もともとは人と関わることをそこまで苦痛に思っていなかったとしても、自分のことを卑下して生きていると、「どうせ私なんかと友達になっても面白くないし失望されてしまうに違いない」「期待されてもきっと迷惑をかけてしまう」などと考えてしまいます。
そのような思考回路に支配されてしまうと、どうしても失敗することが増えてしまいます。
そうするとマイナスな思考回路は、証拠を得たとばかりに「ほらやっぱり、私はダメなんだ」「私なんかと一緒にいてもいいことなんてない」と、消極的な方向に回転しだしてしまい、悪循環が生じます。
そうすると、人と一緒にいて気をもむこと自体に疲れ果ててしまいます。
そして、いつしか人間関係を築くことそのものに嫌悪を感じるようになってしまうのです。
人を信用しない
そんな消極的な考え方もあいまって、人のいうことを基本的に疑ってかかります。
褒められたとしても裏を探りたがります。
もし同性に「かわいい!」と言われても、「心の中ではブスだと思って下に見てるからそういうことが言えるんだろうな」と考えてしまうこともあるでしょう。
「頭いいよね」と言われても、「そんなところしか褒めるところがないんだろうな」と思ってしまいます。
本当は素直に喜びたい気持ちがあるはずです。
ですが、植えつけられたマイナス思考がそうはさせてくれないのです。
なかなか心を開いてくれません。
それに、基本的に自分のことを自分から人に話すということはほとんどありません。
自分がそんなふうに他人の心の裏ばかりを読む生活をしているため、他の人もみんなにこにこしてはいても、腹の中では何を思っているかわかったものではないと考えてしまうのでしょう。
自分に自信がない
自分のことも信じられず、自分が正しいと言い切れないため、いつも人に合わせ無難にやり過ごすことでなんとか生きています。
自分に自信がないあまり、他の人に馬鹿にされているのではないか、迷惑がられているのではないかと恐れる気持ちも非常に強いのかもしれません。
家庭環境が悪かった
幼少期は個人の人格が形成される大事な時期です。