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人と関わろうとしない、人間嫌いな人...(続き6)

自分のやることに責任感を持つのも大事です。

ですが、一人だけで悩まずいろんな人を頼ってみましょう。

そこから生まれる絆もあるかもしれません。

徐々に大人数がいる場所へ参加する

人に慣れるためだとはいえ、最初から大人数での飲み会など、たくさんの人がいて騒がしい場に参加するのは過度のストレスを抱え込んでしまう原因になります。

最初は話しやすい友人などと1対1で穏やかな時間を楽しむようにしてみてください。

それが悪くないと思えたら、共通の知り合いなどを数人呼んだ集まりに参加してみる。

そんな風に徐々にステップアップしていくのです。

もちろん誰しもどうしても無理なことはあります。

大人数の集まりや喧噪などにトラウマがある方は、くれぐれも無理をなさらないようにしてください。

付き添ってもらうのも良い

自分ひとりで慣れない集まりの中に行くというのは、普通の人でもかなり緊張するものです。

ましてや対人関係が苦手な方には、かなりのプレッシャーになりうるかもしれません。

そんなときは自分だけで何とかしようとするのではなく、信頼のおける身の回りの人を頼ってみてはいかがでしょうか。

心当たりのある存在が思い浮かばない…という人もいるかもしれません。

ですが、面倒見のいい人や世話を焼くのが好きな人はどこにでもいます。

そんな人に思い切って相談してみてもいいかもしれません。

誰でも自分の性格に関してのコンプレックスというのは、多かれ少なかれ持ち合わせているものです。

特に珍しいことではありません。

人が嫌いだとはっきり言わなくても、「少し人見知りが激しくて不安なんです」と話してみましょう。

案外受け入れられて助けが得られることがあります。

トラウマを克服する

過去に深く傷ついた経験は、放っておいてもなかなか消えません。

ふとした瞬間頭の中を支配して、自分でもどうしようもなくなってしまいます。

トラウマを克服する方法はたくさんあるようです。

「つらかったということから逃げずに受け止めること」

「過去は過去で今の自分に影響を与えることはできないと理解すること」が大事なようです。

過去に戻ってつらかった出来事を修正するなんてことは絶対にできませんよね。

ですが、逆に言えばそのつらい出来事が、今の自分に害を加えるということも絶対にないのです。

私たちは誰でも今に生きており、大事なのはこれからどうありたいかということです。

そのために過去のつらい記憶は必要ありません。

いまだに過去に取り残されて「痛い、つらい」と泣いている自分を受け止めてあげたら、前を向いてこれからのことを考えてみましょう。

過去は過去、今は今。

それが割り切れたとき、気持ちが明るくなって楽になる人が多いということです。

人間みんなが悪い人ではない

いじめられたり裏切られたり、そんなつらい経験をしてきた方は、どうしても人間の言動の裏を読むようになってしまいがちです。

人間はみんな腹に一物抱えていると考え、どんな人にもゆがんだフィルターを当ててみてしまうのです。

たとえばいつもニコニコしている愛らしい女性を見ても「あー、どうせ計算なんだろうな」「モテたいからやってるんだろうなあ」と思ってしまいます。

もし自分に優しく接してくれる異性がいたとしても、「周りからよく見られたいから私なんかに優しくしてくれるんだろうな」と捻くれた受け取り方しかできません。

もし素直に喜んでしまうと、裏切られたときにショックが大きいということから、自然とネガティブな考えをして予防線を張り、自分が傷つかないようにしているのです。