あなたは、マネージャーという仕事をしたことがありますか?もしかしたら、そのよう仕事をやったことがないかもしれないですね。
そのような方とっては、マネージャっていったいどのような仕事をするべきなのかも、想像できずにあやふやな場面があるのではないでしょうか?
また、マネージャーに向いている人ってどんな人なんだろうって悩んでいるかもしれないですよね。
既にマネージャーとして活動している人にとっては、その仕事がうまくいかなくて周りと協調することができずに悩んでいるのかもしれないです。
どのような状況にある人であっても、一度は考えるのが「マネージャーになるにふさわしいのは、どんな人なんだろう?」ということなのではないでしょうか。
今回は、マネージャーとはいったいどのような仕事なのか、またマネージャーに実際になっている人や継続してその仕事を行なうことの出来ている人はどのような特徴があるのかも、ご紹介します!
これからマネージャーになろうとしている方は、それらのことを頭に入れて行動するだけでも立派なマネージャーになることができるかもしれません。
それにどうしてマネージャーという存在がいなければいけないのかも、あまり分からないですよね。
この世の中に存在するものは、それなりに存在する”意味”があるものです。
その意味についてもご紹介します。
マネージャーという仕事に興味がある方には、特にオススメの記事となっております!
マネージャーとはどんな仕事?
あなたは、マネージャー業務をどのような仕事として捉えているでしょうか?マネージャーときくと学生時代の部活のマネージャーを想像する方も多いですよね。
仕事におけるマネージャーとは、そのような学生時代にあったような・体験したようなマネージャーではありません。
そのような学生時代のマネージャーというのは、多くはその部活に属する人たちを助ける作業をする人のことでした。
しかし、仕事上におけるマネージャーとは、仕事を行なうように直接的にサポートするというよりは、その管理する人々が仕事をしやすいように体系づけてあげたりすることを指します。
そうするためには、マネージャーが管理する人々の特性を知っていたり、自分の気持ちだけに振り回されることなく冷静な判断をすることも必要になってきますよね。
マネージャーというと親しみやすさを感じている人もいるかもしれません。
でも実際にマネージャーになると、自分自身を鬼にして色眼鏡をつけずに状況を読み取る必要性が出てくるのです。
それは、日ごろから冷静に生きている人にとっては、なんともなく感じずにこなすことができます。
しかし、日ごろから自分自身の気持ちにふりまわされているのであれば、その立場をこなすのはむずかしいかもしれませんね。
マネージャーの基本的な意味
次にマネージャーという言葉、そして仕事上におけるマネージャーとはいったいどのような意味を持っているのかをご紹介していきます。
さきほどもお伝えしましたが、マネージャーという言葉をきくと学生時代の部活を支えるマネージャーを想像してしまう方がいます。
そのようなままにしておくと、部活のマネージャーさえも全く違う意味として捉えることになりかねません。
そのようにならないように、マネージャーという言葉の、仕事における意味を確認しておきましょう。
ここに書いてある文章を理解するだけではなく、その意味を理解しそれなりの自分の言葉で説明できるようになったのであれば、あなたはこの言葉を理解したことになります。
ぜひそうしてみてくださいね!
管理者
マネージャーといえば、そのなかでも大きな意味を持つのは管理者という意味になります。
まずマネージャーという言葉の英単語を見てみましょう。
それはManagerですよね。
これは、Manegementという単語の名詞形になります。
マネージメントとは、お金や人などあらゆるものを使いこなして、なにかを運営したり経営することをいいます。
経営するために管理をすることなんですね。
その意味のものが名詞形になったのですから、必然的に管理者になるのです。
この管理とは、ビルやマンションなどにいる管理人とはわけがちがいます。
経営レベルで、その仕事をうまくいかせるにはどうしたらいいのか?どのようにこれから戦略をたてて、この会社を変えていこうか?なんて会社そのものを変えたり、自分のしたい姿、お客様が求めている姿を提供することのなります。
そのために、そのような思い描いたものにするために管理をしているのです。
そのため、管理者という意味が大半をしめます。
支配人
管理者と共に、その仕事をまとめて支配する人でもあります。
そのため、支配人として理解している人もいるかもしれないですね。
支配人とは、その会社やその部署内を「支配」する人です。
皆が好き勝手に働いていたら、もしかしたらその会社が求めている到達点までにすぐにたどりつくことができないかもしれません。
それに到達点にたどりつける能力があるというのに、空回りや遠回りをしてしまってせっかくの能力を使い果たすことが出来ないかもしれないのです。
そうもなると大変なことです。
だって、せっかくのパワーを出し切れていないことになるのですから。
会社の人間が好き勝手動くのではなく、意味のある目的のために働くことが出来るのは、それなりの指標がその人に与えられているからです。
もちろん自分で考えることも大切ですが、その考えたことが皆で目指しているところにたどり着くように考えさせる、感じてもらうようにするのも支配人の役割なのです。
”ホテルの支配人”なんてきくと、人によってはにこやかなおじいさんを想像するかもしれないですね。
ホテルのフロントにいて、いつもニコニコしている…支配人なんてそれくらいのことしかしないんでしょ?なんて勝手に判断してしまうものです。
しかし、その”支配人”だって、実はそのホテルを経営させるためにさまざまなことを考え、試行錯誤して色々なことにチャレンジしているのです。
その苦労を顔に出さないことがそのホテルの経営をうまくいかせているのかもしれませんね。
だって、不満そうな顔をしていたり、不安そうな顔をしている経営者に喜んで付いていきたいと思うことが出来るでしょうか?多くの方は、そのようには感じないはずです。
だって、本当にこのままでいいのかなんて不安になってしまいますよね。
トップに立つ以上は、ドーンと構えるドラマに出てくるようなホテルの支配人風のオーラが出ていたほうがいいのです。
あなたの会社のトップ、マネージャーなどはどんな表情をして仕事をしているでしょうか?もしかしたら、あなたが仕事に不満を感じているのは、そのマネージャーたちがいつも不満ばかりいって自分たちに面倒な仕事ばかりを押し付けるからなのではないでしょうか。
あなたの会社状況と照らし合わせると、よく理解できるはずですよ。
マネージャーになる人の特徴12個
あなたは、マネージャになりたいと考えているのですか。
それとも既にマネージャの業務を行なっていて、どのようにすればもっとうまく仕事をすることができるのか・・・と悩んでいるのかもしれないですね。
そんなあなたのために、マネージャーになる人の特徴をご紹介します。
また、”なる人”というよりは、マネージャーになった人が身に付けていくスキルといってもいいかもしれません。
現在はこれからご紹介する16個の項目を持っていないかもしれないですよね。
だからといって、あなたは長い目でみてマネージャーに向いてないということではないのです。
少しずつそれらの仕事ができるようになり、マネージャーになっていくのです。
さっそく、マネージャーになる人の特徴について16個見ていきましょう!それらの項目を参考にして、マネージャ業務を行なってみると少し以前とは違う感触を感じられるかもしれないです!
仕事が早い
マネージャーは、ひとつの仕事につきっきりになることはできません。
なぜなら、会社を経営するためにあれこれ考えることがあるからです。
また、それだけではなく、社員の研修などの勉強会を開くことで指導したり教育を行ないます。
また、なにかトラブルがあったときには迅速に対応しなければなりません。
そのため、必然的に仕事が早くなるのです。
そうもしないと仕事が終わらないですし、翌日・翌月…と先延ばしにしてしまっては、会社そのものを管理することができていないことになってしまいます。
管理というのは、一度すればよいというものではないですよね。
月に何回かメンテナンスなどを行なったり、どのような状況になっているのかを確認する必要だってあるんです。
だからこそ、仕事が早くなるという特徴があります。
マルチタスクができる
あなたは、好きな仕事と好きではない仕事…というものがありませんか?マネージャになる素質があるという人は、どのような仕事でさえも平等にこなすことができるんです。
例えば、好きな仕事ばかりをやって嫌いな仕事を全くやらないということではないのです。
どんなときでも平等にタスクを行うことができます。
そのため、会社を経営しながらも社員を教育するというマネージャーの仕事をこなすことができるんです。
リーダーを支える
マネージャーは、いってみればリーダーの補佐役です。
リーダーは仕事をするために陣をきって、前に進みます。
その行動を手助けしたり、リーダーが行動しやすいようにお手伝いするんですね。
そのためには、会社の中が仕事をしやすい環境である必要があります。
それは社員の教育かもしれないですし、しっかりと管理されている環境かもしれません。
まずはあなたの机を想像してみてください。
汚いちらかった机で仕事をするよりは、すっきりと整理整頓されている机で仕事をしたほうがはかどるのではないでしょうか?引き出しにしろ、「ここには文房具」「ここには衣服」などしっかり管理しておくことでムダな時間や労力を使わずにすむはずです。
その部屋を使うものがリーダー、そして整理整頓しておき仕事をしやすい環境にしてあげるのがマネージャーなんです。
なんだか古きよき夫婦関係のようですね。
責任感が強い
どんな時でも責任感がなければ、早い仕事を達成することも素晴らしい仕事を達成することもできません。
責任感があるからこそ、その仕事に対してじっくり取り組むことが出来るのです。
もしも責任感が弱いのであれば、やらなければならない仕事を放棄してしまうこともあるでしょう。
そして、周りからの信用も失われていきます。
そうもなると教育などをしても、全くきいてくれないということになりかねません。
責任感というのは、少しずつ培っていくものです。
もしも責任感がないのであっても、責任感があるように振舞って見ましょう。
その振る舞いは、あなたに本物の責任感として根付かせてくれます。
【責任感がある人については、こちらの記事もチェック!】
指導力がある
マネージャーは、社員にこれからどうするのかなど教育や指導を行ないます。
そのため、指導力も必要になってくるのです。
あなたの会社の上司を思い浮かべて見ましょう。
指導するのが本当に上手な方もいれば、まったく指導するというよりは友達上司みたいな関係の人もいるのではないでしょうか。
友達上司が悪いわけでもありませんし、その関係のなかで指導をこなす人もいます。
指導するというのは、思っているよりもとても大変なことなんですね。
その指導内容をすぐに相手に伝えて従ってくれる人もいれば、その内容に納得できずにスグには動いてくれない人もいますよね。
前者の場合は問題ありませんが、後者の場合はその人を納得させたりなんていろいろとやらなければならないのです。
まぁその人との信頼関係があれば、指導するのもたやすいことなのですが…。
信頼関係を築きながらも、一定の距離感を持っていなければならないんですよね。
冷静な判断ができる
どんなときでも冷静な判断をしなければなりません。
仕事をしていれば、会社の経営に危機が訪れる事だってあります。
そんなときにボケっとしているのではなく、はたまた「どうしよう」なんて焦っていても意味がないのです。
一番必要なのは、今どうするべきなのかをしっかり考えることです。
そのときに自分の感情を入れてしまったら、どう考えても良い方向に持っていくことは出来ません。
でも感情をいれずに現在の立ち位置などを少しずつ確認していき、冷静に物事を見つめることによって冷静な判断をくだすことができるのです。
ヒステリーになったり感情を入れて物事を見ても、人は良い決断ができるのは99%ありません。
先見の目をもっている
会社を経営する上で気にするべきなのは、これから世界の情勢がどのように変わっていくのか、その会社が携わっている業界がどのように進歩していくのか、またどこか衰退するのか…などを未来を予測することです。
そうすることは、先見の目を持つことにつながります。
そして、未来を予測することでそれ相応の戦略をたてて、会社を経営していくことができるのです。
常に最新の情報をチェックしている
先見の目を持つためには、今現在の社会がどのような傾向があるのかを確認しておかなければなりません。
ニュースなども見ずに将来を予測するのは、子供がやるのと同じことです。
出来事にはなにかしらの予兆だったり、繰り返しおきていることがあります。
そのポイントを見抜くのです。
その見抜くためには、未来を予測するための最新情報が必要になってきます。
ビジネス人であれば、毎日のように日本経済新聞などを読んでいると思いますが、それ以外にもニュースには耳を傾けるようにしましょう。
ちょっとした変化によって、時代の流れは変わってしまうのです。
コミュニケーション能力が高い
マネージャーは、指導する際にさまざまな人と関わる必要があります。
現代ではネット文化が栄えていますが、しっかりと対面で指導しなければならないこともありますよね。
そんなときにコミュニケーション能力が低いと、考えていることはとてもすばらしいのにそれを伝えることが出来なくなってしまいます。
また、伝えることが出来ても伝えたいことの100%を伝えることが出来ず、相手に伝わりません。
そのようにならないために、相手の気持ちを読み取るなどコミュニケーション能力が高いほうがお得なんですね。
もちろんコミュニケーション能力が低いからといって、出来ないわけではありません。
もしも、コミュニケーション能力に不安がある方は、改善できるように何か実践してみましょう。
意外と内気な人が多い
マネージャーはコミュニケーション能力には優れているに越したことはありません。
しかし、意外にも内気な性格な人が多いんです。
マネージャーは、会社のことをじっくり考え抜いたり、そのためのことを調査したりコツコツと行なう作業が老いんですよね。
そのため、内気な性格が多いんです。
…といいますか、仕事をしていくうちに内気な性格になっていくのかもしれないですね。
インドア派
会社のためにアレコレ考えていると、外出する機会が少なくなってしまうことがあります。
そのためなのか、マネージャになる人は外出する機会が少なく、インドア派な傾向が高いのです。
もしも、インドア派で家にいるのがすき!なんていう方は、マネージャに向いているかも!?
マーケット感覚が優れている
マネージャは、その会社の業界の感覚が優れていることも大切です。
それは、その業界そのものがすきなのかもしれないですし、または仕事をしていく中で感覚が優れていったのかもしれないですよね。
そのような感覚が優れていることは、新しい情報や過去の情報を見るだけで今後の流れをサッと予想できてしまうんですね。
そうなると会社の戦略をたてやすくなり、仕事がよりスムーズになっていくのです。
マネージャーの大きな役割
これまでにマネージャーになる人は、どのような傾向があるのかについて見てきました。
現在マネージャー業を行っている人、そしてこれからマネージャー業に付くことになっている方は、どれくらい当てはまることが出来ましたか?もしかしたらすべての項目にあてはまることもあれば、ひとつもあてはまらなくてガックリしてしまったかたもいるかもしれないですね。
しかし、先ほどご紹介したのはあくまでも「このような特徴があったほうが、マネージャーという仕事をこなしやすい・やりやすい」ということだけです。
マネージャー業をするために、すべて出来ればいいというわけではないのです。
だからといって、仕事に責任を持っていない人がマネージャーになるのはほぼ難しいでしょう。
では、マネージャを行なう上でどのようなことを気をつければいいのか知りたいですよね。
それにこれまでにマネージャー業で失敗したことがある方は、どこを直して行けばいいのか自分自身の行動を見直している最中かもしれません。
ここでは、マネージャー業を行なう上で必ず誰もが意識していなければいけないことをご紹介します。
さきほどご紹介しました、マネージャー業を行なっている・向いている人の特徴は、これからご紹介することをまんべんなく使うことができている人でもあるのです。
さっそく以下のことを確認し、あなたのマネージャー人生に取り入れていってみてくださいね!
統括・管理
マネージャーという言葉の由来にもあったように、元の言葉はマネージメントでした。
そこから派生してマネージャーという言葉ができたということですね。
マネージャーとは、その場を管理したり統括することができる人のことを指します。
大きな組織になればなるほど、理念や目標を掲げていても同じ方向に向かおうと約束をしていても、わが道を突き進むようなタイプが出てきてしまうものです。
そのような人は、時に新しい発見や発想を提供するために重要視していることもありますよね。
しかし、そうやって良い面もあれば、周りの人を引っ掻き回すこともありえるのです。
管理や統括をしっかりすることによって、そのような人たちの出すぎた行動を鎮めることができます。
また、大きな組織になればなるほど、自分たちの会社が目指しているところを掲げていても、ある日突然その道からそれてしまうことってあるんです。
どこに向かえばいいのか、はっきりできていない、またはあやふやな目標になっているとどこを眺めればいいのか分からなくなってしまうんですよね。
それって、会社を経営していくにはとっても危険なことです。
そのようにならないように、人々を管理し、そして統括していかなければならないのです。
会社はその経営者はもちろんのこと、その会社が求める理想像を実現するために働いてくれる会社員が必要不可欠なんです。
人々が集まっても管理も統括もできなければ、会社は荒らされるかもしれないですよね。
まぁ大の大人がそのようなこと(金銭略奪など…)を行なうことはほぼありえませんが、会社だけの繋がりであるためほぼ他人の相手です。
しっかり管理をし、そして統括することが重要になってくるのです。
そのためには、マネージャーがしっかりその場所の特徴をみて、その場にあうように管理内容などを決めていかなければなりません。
自分勝手に管理をしたい気持ちになってしまうものですが、そうなると独裁者と同じことです。
会社を管理するために必要不可欠な人々の意見も取り入れていくべきなのです。
指導・育成
会社を発展したり継続させるためには、その会社のために働いてくれる人々が大切な存在になるはずです。
そのように思うがあまり、叱るとやめてしまうから叱らないなんていう人が増えていますよね。
それは、ゆとり世代といわれる若者が社会人として働くことになったからしょう。
たしかに、しかって辞められてしまったらその会社の人はいなくなり、やるべき仕事に対して必要人数がいなくなってしまうかもしれません。
そうなると仕事は終わらず他の社員に負担になってしまうこともあるでしょう。
それを避けるために注意するのを避けていては、会社を管理することができなくなります。
だって、考えてみてください。
ある書類の期日は明日までだというのに、全く取り掛かっている様子がない、また全く修正する気持ちがみれないとき、そのままにしてみたとしましょう。
少しでも注意をすれば、その会社を辞められてしまうと感じているからです。
しかし、そのままにしたら当然のように明日には書類は終わらず「結局終わらせることが出来ませんでした」なんて報告を受けるハメになるのです。
また、報告もしない若者もいますから気をつけたいですよね。
そのような事態がずっと続いてしまえば、元からいる社員に負担が増えるだけです。
会社の人として雇ったのですから、しっかりその会社の理念にそって働いてもらう必要があるんです。
走するためには、マネージャーとしてそれら社員、いや全ての社員を教育していく必要があります。
その会社に入ったのですから「郷には従え」という言葉のように、従ってもらうしかないのです。
最低限のところは守ってもらうようにし、あとはマネージャーがオリジナルに考えたものでいいでしょう。
オリジナルとは、その会社の社員の特徴から編み出した社内ルールなどです。
また、指導をしっかり行なうことであなたが見えていないところで先輩社員が後輩社員に注意する…なんていう素晴らしい事態が発生するかもしれません。
まずは育成・そして指導を怠らずにやってみましょう。
責任
会社を経営するためにその会社の社員を統括したり、管理し、さらにはそのための指導や育成をするでしょう。
しかし、ただそれをこなせばいいというわけではありません。
ずばり全てのことに責任を持って取り組まなければならないのです。
例えば、よくある話ですがあなたではなく会社の誰かある社員が大きなミスをしてしまったとしましょう。
たしかにそのミスを起こした社員そのものに大きな責任があるのは間違いありません。
しかし、そのミスを起こさせてしまったマネージャーや上司にもミスがあるのです。
そのようにならないように繰り返し伝えておけば、そのような事態が発生することもあるから気をつけるように…なんて一言いうことはできましたよね。
その時に責任を持って辞任することもあれば、責任をもって取引先の方に頭を下げる必要もあるのです。
それは、許してもらうのはもちろんのことですが、その会社の理念にそって行なっている会社そのものの仕事に責任を持っているからです。
責任があると思っているものに何かあった時、一番に心が痛むものなんです。
責任感というのはすぐに現われるものではなく、次第に少しずつ現われるものでもありますよね。
そうなんですが、マネージャーという役職についてしまったのであれば、そのような仕事に対する愛着も責任も持つことが出来なくても、持つように努力しなければなりません。
日々の仕事に加えて少し別の仕事をこなすだけでも、かなりその責任感というのは芽生えてきますよ。
また、少しでも責任感をもつことがない、はたまた仕事に対して全く責任をとろうと思えないとき、あなたはマネージャーには向いていないのかもしれません。
どんな仕事にも責任は大切なことですが、会社をまとめあげている存在であるからこそよりその力が大切なのです。
意思決定
マネージャーは誰かの指示で動くということは、ほぼありませんよね。
普通の平社員であれば、上司からの指示に従って仕事をこなしているはずです。
しかし、マネージャーはその会社の最高経営者だったり、その会社の理念をしっかり理解している人のはずです。
そのため、誰かに指示を貰うというのではなく、会社の理念に添って「どのように経営してけばいいのか」「どのように教育や指導をしていけばいいのか」「どのような新しい企画を作り出せば、会社を良い雰囲気にすることができるのか」「どのように利益をあげることができるのか」なんて、自分自身で考えなければなりません。
それにそのことを誰かに相談したとしても、最終的に決定するのはあなた自身なのです。
マネージャー自身なのです。
現代ではスマホが普及していることもあり、気になっていることはその場で調べることが出来ますよね。
しかし、そのせいで考える力が不足しているといわれているのが現代人なんです。
なんでもネットに答えを求める、誰かに答えを求める。
昔の偉人たちはそのように教えてくれる人も、そして頼れるネットサイトなどもありませんでした。
考えるしかなかったのです。
考えれば考えるほどに素晴らしいアイディアが起こるものなのです。
まずは自分自身で出来るだけ考える、そしてその考え抜いたことに自信を持ち、あなた自身で意思決定をしていかなければなりません。
自分自身で考え抜いた答えだからこそ、責任を持てることもあります。
また、誰かの指示を受けるわけではないマネージャーだからこそ、誰でもその境地にはたどりつくはずですよ。