CoCoSiA(ココシア)

マネージャー向きだなと思う人の12...(続き7)

責任

会社を経営するためにその会社の社員を統括したり、管理し、さらにはそのための指導や育成をするでしょう。

しかし、ただそれをこなせばいいというわけではありません。

ずばり全てのことに責任を持って取り組まなければならないのです。

例えば、よくある話ですがあなたではなく会社の誰かある社員が大きなミスをしてしまったとしましょう。

たしかにそのミスを起こした社員そのものに大きな責任があるのは間違いありません。

しかし、そのミスを起こさせてしまったマネージャーや上司にもミスがあるのです。

そのようにならないように繰り返し伝えておけば、そのような事態が発生することもあるから気をつけるように…なんて一言いうことはできましたよね。

その時に責任を持って辞任することもあれば、責任をもって取引先の方に頭を下げる必要もあるのです。

それは、許してもらうのはもちろんのことですが、その会社の理念にそって行なっている会社そのものの仕事に責任を持っているからです。

責任があると思っているものに何かあった時、一番に心が痛むものなんです。

責任感というのはすぐに現われるものではなく、次第に少しずつ現われるものでもありますよね。

そうなんですが、マネージャーという役職についてしまったのであれば、そのような仕事に対する愛着も責任も持つことが出来なくても、持つように努力しなければなりません。

日々の仕事に加えて少し別の仕事をこなすだけでも、かなりその責任感というのは芽生えてきますよ。

また、少しでも責任感をもつことがない、はたまた仕事に対して全く責任をとろうと思えないとき、あなたはマネージャーには向いていないのかもしれません。

どんな仕事にも責任は大切なことですが、会社をまとめあげている存在であるからこそよりその力が大切なのです。

意思決定

マネージャーは誰かの指示で動くということは、ほぼありませんよね。

普通の平社員であれば、上司からの指示に従って仕事をこなしているはずです。

しかし、マネージャーはその会社の最高経営者だったり、その会社の理念をしっかり理解している人のはずです。

そのため、誰かに指示を貰うというのではなく、会社の理念に添って「どのように経営してけばいいのか」「どのように教育や指導をしていけばいいのか」「どのような新しい企画を作り出せば、会社を良い雰囲気にすることができるのか」「どのように利益をあげることができるのか」なんて、自分自身で考えなければなりません。

それにそのことを誰かに相談したとしても、最終的に決定するのはあなた自身なのです。

マネージャー自身なのです。

現代ではスマホが普及していることもあり、気になっていることはその場で調べることが出来ますよね。

しかし、そのせいで考える力が不足しているといわれているのが現代人なんです。

なんでもネットに答えを求める、誰かに答えを求める。

昔の偉人たちはそのように教えてくれる人も、そして頼れるネットサイトなどもありませんでした。

考えるしかなかったのです。

考えれば考えるほどに素晴らしいアイディアが起こるものなのです。

まずは自分自身で出来るだけ考える、そしてその考え抜いたことに自信を持ち、あなた自身で意思決定をしていかなければなりません。

自分自身で考え抜いた答えだからこそ、責任を持てることもあります。