そのため、お金だけ与えて放置をしていた家庭は、家族仲は非常に悪くなってしまう傾向が強いといえるでしょう。
13、自分の価値観や論理を押し付けてくる
親とはいえ、別の人間。
価値観や論理は異なるものがあります。
その違いを互いに受け入れることができれば良いのですが、たまにその価値観や論理を押しつけてくる親もいます。
価値観や論理を押しつけてくる親は、「これはこういうものである。」という凝り固まった考え方を持っており、そこから逸脱しようとすると、ヒステリーを起こすことも。
結果、子どもの行動を監視するようになり、自分と違う考え方をしているようであれば、考えを改めようとします。
親の強い反発に合うという状況に陥ると、子どもはその場から逃げようとするか、さらに強い反抗をするようになります。
結果、親との会話がなくなり、冷戦状態がずっと続くという状況に陥るのです。
14、学校などに対して神経質なクレームを続ける
最近、何かと話題となる「モンスターペアレンツ」の問題。
部活動などで、子どもが選手に選ばれなかったらクレームを入れたり、演劇などでなぜ自分の子どもが主役ではないのかとのクレームを入れる親がいます。
本来であれば、部活動で選手になるためにはある程度の実力が必要ですし、演劇などの配役は話し合いで決めているケースが多く、親が心配する由などありません。
しかし、モンスターペアレンツの多くは過保護な人間が多いため、自分の子どもが一番でないことに対して腹を立たせ、一生懸命抗議をするのです。
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子供からすると恥ずかしい
子どもからしてみると、よく分からないことで親がクレームを入れている姿は非常に恥ずかしいはずです。
また、親がモンスターペアレンツであることは、少なからず親の間で噂になります。
結果、親から子どもにも伝わり、学校での人間関係にヒビがはいることも…。
しかし、子どもを守る事に必死になっている親は、自身がモンスターペアレンツであることの自覚がないため、いつまで立っても治りません。
結果、子どもは「恥ずかしい親」という目線で見るようになり、関係に溝が生まれてくるといえるでしょう。
15、着飾っていて目立つ
また、親が着飾っていて目立つタイプであると、親のことを嫌いになるという人もいるようです。
授業参観などで、親が派手な格好で来たら、子ども達の間では必ず噂になります。
本来であれば、授業参観などは目立たないように、黒や灰色のスーツや、落ち着いた色合いの服装を着ていく人がほとんどです。
しかし、目立つことが当たり前だと思っている親は、原色の色合いの服装であったり、露出が目立つような服装をしてきて、浮いてしまうということが起こるのです。
さらに、ブランドで固めて授業参観に参加する親もいます。
服装が派手であると、周りから変に注目されてしまうので、子どもからしてみると恥ずかしいと感じてしまうことも…。
結果、親を尊敬する気持ちや大切にしたいと思う気持ちが薄れてしまうこともあるようですね。
16、親戚や兄弟と仲が悪い
親戚づきあいや兄弟と仲が悪いという親も存在します。
顔を合わせると場所も選ばず、喧嘩ばかりしていたり、子どもに対してまで「口を聞くな。」などと命令してきたりします。
親戚や兄弟であれば、行事ごとで必ず顔を合わせてしまう関係。
ずっと会わずに生きていくということは難しいでしょう。
また、親戚や兄弟の悪口を子どもに漏らす親もいます。
嫌い、憎い、嫉妬などの気持ちがあるのかもしれませんが、親戚や兄弟と不仲なのは、子どもには関係ありません。
いくら仲が悪くても、子どもにまで嫌な思いをさせるのは親として避けるべきでしょう。