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潔癖症な人の15個の特徴(続き5)

14. 何度も歯を磨く

歯を何回か磨くのはとてもいいことです。

でもそれも度が超えると異常だとみられてしまいます。

確かに何かを食べると口の中に「カス」が残ります。

それは潔癖症じゃなくても不快なことですし、放っておくと口臭や虫歯にもつながるので歯を磨くのはいいのですが、それを異常に気にするのはやはり潔癖症と言えるでしょう。

口の中の汚れを気にするのはもちろんですが、その他にも「歯に何かついていたのを誰かに見られたらどうしよう」、「誰かに口の臭いを嗅がれて臭いと思われたらどうしよう」と思うあまり、何度も何度も歯を磨いてしまうのも潔癖症の症状です。

15. タオルやハンカチよりもティッシュを使う

潔癖症じゃない人は汗を拭いたり、何か汚れをふき取る時にタオルやハンカチを使います。

その理由はタオルやハンカチの方が洗えば何度も使えるし、それを持ち歩くのがエチケットだと心得ているからです。

でも潔癖症の人はできれば使いまわしたくないのです。

汗は汚い物ですし、何かをふき取ればハンカチやタオルにしみこんでしまうからです。

で、潔癖症の人は何を使うかというとそれはティッシュなのです。

ティッシュなら使ってすぐに捨てられるし何枚でも使えるからです。

とにかく汚いと思うものは自分の身から離したいのです。

もしかしたらあなたの周りに特に汚いと思えないようなものをティッシュなどで掴んでもつ人がいたら、あまり突っ込んで聞いてあげないでください。

本人は潔癖症であることを気にしている場合があります。

でもどうにもこうにも対処がしようがなくてやむなくティッシュで掴んでいる場合が多いのです。

潔癖症の人が増えている原因

昔は潔癖症の人はあまりいませんでした。

いたとしても上記に書いてあるような人はほとんどいません。

どうして現代にはこのような潔癖症の人が増えたのでしょうか。

それには一つだけコレだと言える原因はないようです。

100人の潔癖症がいれば100の原因があると言ってもいいでしょう。

ここでは代表される原因をいくつかあげていきます。

もし自分が潔癖症なのではないのだろうかと悩んでいて原因が分からずにいるとしたら、ここで原因がわかるきっかけを掴んでくれたら幸いです。

1. 精神的に繊細な人が増えている

現代は精神が繊細な人が多いと思われます。

繊細なので傷つきやすく気持や思いが敏感に反応しています。

その繊細さが傷つき蓄積していくと様々な心の病気や体の病気へとつながる可能性があります。

もっと「鈍感」になれば傷つく事も減るのかもしれませんが、潔癖症を克服して強さに変えるまでは期間が掛かるでしょう。

心の繊細さは自分が思っている以上に繊細だったりします。

心を鍛えるにはいろんな方法があるようですが、もし酷い症状だと自覚しているなら自己判断で鍛えようとはせずに、専門家を受診してアドバイスをもらう方が的確で早いでしょう。

2. 幼い頃の両親のしつけが厳し過ぎた

子供のころ受けたしつけで、親が汚さに異常に敏感で「帰ってきたら手をあらいなさい」と言われてた。

…これは普通の家でのよく親が子供にいうしつけですが、その他にも帰ってきたら「足を洗いなさい」と言われたり、お金を触ったら(いろんな人が触っているから)手を洗いなさいと言われることがあるのです。

この母親自体が潔癖症であり、自分だけ潔癖症で誰にも強要しなければいいのですが本人は汚いと思うものが大嫌いなので汚い物を触った家族にも清潔にしてほしいと強要してしまうのです。

そのため子供もいつの間にか潔癖症になる場合があるのです。

まだ幼い子供の時期なら母親に逆らうこともできないし、母親の言っていることは正しいと思うでしょう。

そうしていつの間にかなってしまった潔癖症は、本人も大変辛いのです。

辛くてカウンセリングを受けてみると親が原因だったということもけして少なくありません。

もし酷い潔癖症だと感じている人はカウンセリングを受けて原因を探ってみてください。

3. 汚いものを見たトラウマ

トラウマから潔癖症が発症することもあります。

子供の頃に汚い物を触ってしまった、それが強い恐怖体験となって心に残っている。

また、誰かに汚い物を触るように強要されたなどもあります。