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顛末とはどういう意味?よくある使い...(続き5)

「これから顛末をお話しします。」って切り出されたら、かなり興味津々で聞きたくなりますよね!?

何があったんだ!?ことの真相とはいったい!?ってことで、おもしろそう。

そんな、「おもしろそう」なんて言ってられるようなことではないことも多いと思います。

本人や事の全てを知っている人が、ことも一部始終を詳細なことも全部、真相を明らかにしてくれるってことですね。

「もう少し詳しく顛末を教えて下さい。」

もし会社などで事故が起きてしまった場合など、何がどうなったのかという結果だけでなく、もっと詳しく事態について最初から教えてほしい

そんなときに、「もう少し詳しく顛末を教えてください。」と言われるかもしれません。

あるいは、自分が聞く側なら言うことができるでしょう。

「詳しく」「顛末を」教えてほしい、ということなので、関係している事実をすべて話す必要がありそうです。

どういった環境で、どういった行動をしているときに、何が原因で、どうなったのか。

ということを事細かに思い出して説明することを求めているのでしょう。

「策を練った顛末を話す。」

「策を練った顛末を話す。」という場合は、事実を詳細に述べる、ということだけではなく、その情報を伝えることに何らかの意図がありそうです。

「策を練る」ということは、つまり計画的に、どうしたらよいのかということを考えるということです。

ということは、「策を練った顛末を話す」人は、この時「顛末を話す」ということで表上はすべてを語ります!って言っているようなものです。

でも、本当はそれも計画のうえで、自分たちの思い通りの展開に持っていくための策だったり…。

そのように思い通りに事を運ぶために情報をうまく伝えている、ということなのでしょうか?

ちょっとずる賢いですね。

「意外な顛末の物語。」

推理小説なんかは、物語が進んでいくうちにいろんな人たちの本当の姿や裏の顔、さらには事件の真相が徐々に明らかになってきて、すごく面白いですよね。

最後に見えた物語の全体像が、思っていたのとは違ってすごく面白かった、意外な真相だった。

そんな時に「意外な顛末の物語」ということができるかもしれません。

一部だけを知っていると、違う見方だったり、予想をしていたけど、事の全体がわかった時にそれが意外な事実関係だった、ということですね。

恋愛小説もミステリー小説も意外性があると、すごく面白いですよね!

顛末の複合名詞

さらに今度は「顛末」の複合名詞についてご紹介していきたいと思います。

複合名詞とは、言葉が組み合わさってできる言葉です。

一つの名詞に、一つかそれ以上の単語がくっついて、新しく名詞になったものを言います。

では、「顛末」という名詞に、さらに単語が合わさった言葉について見てみましょう。

「交渉顛末」

時に、日本と他国、例えばアメリカ合衆国との交渉についての情報を載せている記事なんかに「日米交渉顛末」というような見出しがついていることがあります。

「交渉顛末(こうしょうてんまつ)ということは、交渉についての一部始終を説明している記事であることがうかがえますね。

「経路顛末」

「経路」とは道筋のこと、物事がたどってきた過程のことを指しています。

それで、物事がどのような経路をたどってきたのか、ということを最初から最後まで詳細に明らかにしていることを「経路顛末」というと考えられます。

「由来顛末」

「由来」という言葉も、物事がいつ、どこで、どのようにして今に至ったのかという、たどってきた経路や、いわれ、というものを意味しています。

物事の起源や歴史という意味でもありますね。

なので、もともとはどうだったのかとか、本来はどうだったのか。

そして現在に至るまでの過程について説明するときに「由来」について語る、というように言います。

その「由来」と「顛末」が合体して、「由来顛末」となっているわけです。

物事のもともと、本来の状態から、現代に至るまでの過程を詳細に説明している、ということになるでしょう。

「状況顛末」

「状況」とは、物事が移り変わる中で、その時々のありさまについて言っているそうです。

「状況」という言葉は、なかなか説明するのが難しく、状況とは何か?

ということ、考え始めると哲学的な考えにもたどり着くようなのです。

その時と環境の中にいる人間の存在の全体的な関係について指している、と考えられるそうです。

言葉にするとややこしくて難しいですよね。

「状況顛末」という複合名詞もあるようで、状況というのは移り変わります。

その移り変わる一部始終についてを意味している言葉と思われます。