メリハリのついた生活を送りたい…と思ってはいても、なかなかそうはいかないものですよね。
慌ただしい毎日に追われるように過ごしてしまい、メリハリなんて言葉とは無縁という人も多いのではないでしょうか。
筆者も、メリハリとは全く無縁の状態です。
会社勤めをしていた時はまだ良かったものの、自宅でひとりで仕事をするようになってからは、仕事をしているのか休んでいるのか分からないような一日を過ごしています。
会社勤めをしていた時でさえ、休日も仕事の事を考え、仕事に時間を費やしてしまうことが多かったものです。
社会人の場合、メリハリと言ったら、仕事とプライベートを区別することになると思います…が、さらに、仕事は仕事、プライベートはプライベートの中でのメリハリがあったほうが、生活はより充実していくものです。
仕事とプライベート、学業とプライベートなどのオンオフだけではない生活のメリハリ。
メリハリのついた生活とは、一体どんな生活なのでしょうか。
️生活にメリハリつけてますか?
お話したように、筆者は生活にメリハリなんてつけられていないという自覚があります。
皆さんはいかがでしょうか?
メリハリのついた生活を送っているつもりでも、実は仕事とプライベートを往復するだけの毎日になっていたりしませんか?仕事は仕事、プライベートはプライベートで別の時間になっているけど…それだけ。
それでは、メリハリのついた生活とは呼べないんじゃないかな?と思います。
人々の生活の送り方も、もちろん人それぞれ違います。
メリハリのついた生活習慣が身に付いていて、自然と生活にメリハリがでる人もいれば、意識しないとメリハリのついた生活にならない人もいるでしょう。
筆者はもちろん後者。
こういった生活スタイルの違いは、幼いころからの家庭環境にも影響しているんじゃないかな?とも感じています。
つまり、親の生活スタイルが子供にも受け継がれているということです。
だって、メリハリの無い生活の中で育てば、生活の仕方はそれしか分かりませんよね。
それに、個人の性格や性質にも、生活の仕方は影響されると思いますが、そういった性格や性質も、親の影響をうけているものです。
ですから、もともとメリハリが付けられる人と、メリハリをつけるのが苦手な人が存在しているのだと、筆者は考えています。
️メリハリとは?
というわけで今回は、“メリハリのついた生活”について考えます。
仕事もプライベートもそれぞれにメリハリがつくと、生活の質はどう変わってくるのか。
メリハリのついた生活とは、一体どんなものなのか…。
メリハリのついた生活には、どんなメリットがあるのでしょうか。
今回はそんな疑問を、徹底的に解明していきたいと思います!
筆者もそうですが、きっと皆さんも、メリハリのついた生活がどんなものなのかは詳しく分からなくても、「生活にメリハリをつけたい」とは思っているのではないでしょうか。
実態は知らなくても、なんだか良いような気がするし、メリハリのついた生活を送ってみたい願望がある。
そんな人が多いのではないかと思います。
そもそも…なんだか良いような気がするのに動き出さない。
というのがまず、メリハリのついた生活を送れない原因のひとつにもなっているのかもしれませんね。
メリハリのついた生活を送れるような人なら、悩んだり、何となく憧れている暇があったら行動に移してしまうでしょう。
でも今、メリハリのある生活が気になってこの記事に辿り着いたのだと思うので、それは大きな1歩!とも言えるでしょう。
実際に良いものと分かれば動き出せる人も多いでしょうから、その期待を裏切らないよう『メリハリのある生活』をしっかり解説していきたいと思います。
もちろん、筆者もメリハリのついた生活が出来ていない、メリハリ生活初心者です。
しかも、良いと分かっても動き出せない性質の持ち主…笑。
ですから、メリハリのある生活が送れていない皆さんと同じ目線で、一緒に学んでいこうと思います!
さて、まずは『メリハリのある生活』の“メリハリ”について、理解を深めていきましょう。
そもそも“メリハリ”と言う言葉、英語や外来語ではないことをご存知でしたか?
最近カタカナ表記で目にすることが多過ぎて、筆者も「あれ?何の英語の略だっけ?」なんて思ってしまいました。
が、メリハリは漢字で書くと“減り張り”。
英語ではないんですよね!
しかも、”減り張り”も本来は当て字であり、そもそもは“メリカリ(減り上り・甲)”だったそう。
和音楽の用語のひとつで、音の高低を表す言葉だったようです。
“カリ(上り・甲)”という言葉が一般的では無かったため、“ハリ(張り)”が使われるようになったのが、メリハリの語源になっているそうです。
漢字が当てはめられると、なんだかメリハリの意味も捉えやすくなりますよね。
音の高低、また緩めたり張り上げたりという、まさにメリハリのついた音楽は、より豊かな表現として聴き手に伝わります。
メリハリがつくだけで、同じ音楽でも全く違う音楽の様にさえ聞こえてしまう…それが比喩的に、仕事や体型などにも使われるようになったということなんですよね。
言葉の語源って、調べてみると本当に面白いです。
というわけで生活も、いつもの生活にメリハリがつくだけで何だか豊かに、面白くなっていくということです。
では、生活におけるメリハリって?どういったことにメリハリが必要なのでしょうか。
まずはその辺りを見ていきましょう。
オンオフの切り替え
メリハリのついた生活にまず必要なのは、“オンオフの切り替え”となるでしょう。
もちろん、これだけではメリハリがついているとは言えないと思いますが、最低限仕事とプライベート、学業とプライベートなどのオンオフの切り替えは必要になってくると思います。
いつまでもダラダラと仕事をしていたり、仕事なのにプライベートを引きずっていたり…生活の中で、仕事もプライベートも境目が分からないようだと、メリハリもつけようがありません。
仕事の時は仕事に集中。
仕事が終わったらプライベートへの切り替え。
生活の中でこうしたリセットを繰り返すことは、気持ちや脳のリセットにも繋がりますよね。
また、体のリセットにもなるでしょう。
そうすることで、心や身体の健康を回復し、維持していくことが出来るのだと思います。
強弱をつける
また、メリハリのついた生活には、オンオフの切り替えだけじゃなく、“強弱をつける”ことも必要になってくるでしょう。
仕事も学業も、プライベートも。
それぞれの中での強弱をつけることが、メリハリになるのだと思います。
例えば仕事では、仕事は仕事で集中するからといって、ずーっとアクセルを踏みっぱなしではあっという間に燃料切れになってしまいます。
疲れすぎてしまって、結局はプライベートにも影響を及ぼしてしまいます。
プライベートに実務的な仕事を持ち込まないとしても、仕事の疲れを引きずってプライベートでぐったりするばかりじゃ、オンオフの切り替えをしていることにはなりません。
逆に、プライベートでの疲れや悩みが、仕事に影響してしまう場合もあるでしょう。
仕事は仕事、プライベートはプライベートの中で強弱を付けることによって、それぞれに悪い影響を及ぼしてしまうことも無くなるのです。
仕事の中では、頑張り時にはアクセルを踏み、時に少し緩める。
そんな強弱をつけながらやっていかないと、いきなりブレーキを踏むことにもなってしまいますよね。
それはつまり、体の不調や、心の不調。
生活の中でメリハリをつけることって、健康を保つためにも大切なことなんですよね。
ダラダラしない
生活にメリハリをつけるためには、オンオフの切り替え、さらに強弱をつけること…ということはつまり、メリハリとは“ダラダラしない”ことが重要だと言えるでしょう。
音楽でも、ダラダラと流れるだけで抑揚が無ければ、そこに面白味はありません。
魅力も無く、つまらない音楽になってしまいます。
生活においても、メリハリがなくダラダラと過ごす毎日には、充実感も得られないでしょう。
それに、ダラダラとした生活を送っているということは、時間を無駄にしている可能性もあり、効率も悪い!その生活習慣が、充実した時間を無くすことにも繋がっているのかもしれません。
人生にも生活にも、メリハリがあってこそ満足出来るのだと思います。
メリハリのついた生活を送りたかったら、まずはダラダラすることを辞めてみる!それだけで、生活は変わってくるのではないでしょうか。
️メリハリをつけるのがおすすめな9個の理由
生活のメリハリとはどんなものか。
そしてその重要性も、分かってきましたよね。
メリハリのある生活を送ることは、人生に充実感を持たせるうえで、とてもおすすめなことなんです。
とはいえ、筆者も出来ていないんですけどね(笑)
でも、メリハリのない今の生活に閉塞感があり、ストレスを抱えているからこそ、メリハリのある生活を送ることがどれだけ大切かも、身に染みているのです。
ですので、今の生活から抜け出すべく、今まさに、メリハリのある生活への改善に向けて、試行錯誤をしているところなんです。
というわけでここからは、生活に『メリハリをつけるのがおすすめな理由』」についてお話ししていきます。
メリハリのある生活によって得られるメリットを知れば、きっと今すぐ、改善に向けて動き出したくなる!はずですよ♪
効率アップする
生活にメリハリをつけると“効率がアップする”。
というのが、まず挙げられるおすすめな理由です。
仕事もプライベートも、メリハリがつけば効率がアップしていきます。
そもそも、メリハリをつけるためには、自分のやるべきことや、やりたいことを把握する必要がありますよね。
優先順位をつけて、その時その時間でやるべきことに集中しなければ、メリハリもつきません。
今日の仕事の中でやることを把握し、その中で、優先順位や目標時間を設定する。
そうやって、集中するときは集中して一気に仕事をし、時々ブレイクタイムをとる。
その繰り返しをしていくことで、効率よく時間を使うことが出来るのです。
ダラダラやっても休憩を取らないでやり続ければ、結局同じなんじゃない?って思う人もいるかもしれませんが…ダラダラやり続けるスピードと、休憩を取りながら集中してやるスピードとでは、やっぱり違うんですよね。
ダラダラやり続けると、だんだんスピードも落ちていくはずですから。
たとえそれが、時間にしたらほんの少しの差だとしても、その差が積み重なれば大きな違いになりますよね。
それに、ダラダラと仕事をした場合と、メリハリをつけて仕事をした場合とでは、終わった時間が同じだったとしても、疲れ具合に差が出ているはずです。
ですので効率という点では、メリハリをつけながら仕事をする方に軍配が上がるのです。
このように、仕事は仕事の時間内でメリハリをつけていけば、プライベートに仕事を持ち込むこともありませんよね。
プライベートはプライベートで、やりたいことが沢山あるはずです。
プライベートでは好きなことに集中して、心や身体を満たす。
そうやってリフレッシュして、また仕事に集中…。
と、メリハリのついた生活にすると、どんどん効率が良くなっていくのです。
集中できる
メリハリをつけると“効率が良くなる”という説明の中でもお話しましたが、“集中できる”というのも、生活にメリハリをつけるおすすめの理由です。
仕事や学業、さらにプライベートでも、日々やるべきことがありますよね。
そのやるべきことは、やらなければ溜まる一方です。
そうやってやるべきことをこなさずに溜めてしまうと、後で焦るか、もしくは諦めるか…に、なってしまいますね。
後で焦ってやるのはとても効率が悪いことだし、体にも心にも大きな負担となってしまいます。
また、諦めてしまったら効率どころの問題じゃありませんね。
人よりひとつ、やらずに諦めたのですから、経験地として大きな差が生まれてしまいます。
自分に自信も無くしてしまい、メリハリをつけなかっただけで多方面に悪影響が及ぶかもしれません。
こうならないためには、メリハリをつけて、やるべきことを効率よくこなしていかなければなりませんよね。
そして、効率よく取り組むことを意識していくと、自然と集中する時間も生まれるのです。
こういった生活のメリハリに馴れていけば、集中すべき時に集中できるようにもなっていくはずです。
また、集中できるということは、体や心が健康なことも意味していると思います。
健康でなければ集中力は切れ切れ、ちょっと集中しては疲れてしまうはずです。
メリハリのある生活は、集中力を養うことにも繋がるんですよね。
濃密な時間を過ごせる
生活にメリハリがつけば、“濃密な時間を過ごせる”というのもメリットであり、おすすめする理由です。
集中すべき時に集中して物事に取り組む。
ということは、その時間はとても濃密な時間になりますよね。
同じことをやるにしても、ダラダラとやり続けるのと、短い時間で集中してやるのとでは、時間の濃さが違ってきます。
そしてそれは、充実感や満足感を得ることにも繋がるのです。
筆者も、これには実感があります。
自分の立てた目標通りに仕事をこなすことが出来た時、集中していつもより早く仕事をこなすことが出来た時は、とても満足感があります。
その満足感があるからこそ、心置きなく休むこともでき、プライベートも充実してくるのです。
この、満足感や充実感が得られるというのは、メリハリのついた生活を送る上での大きなメリットになると思います。
効率よく集中し、濃密な時間を過ごすと、生活の全てがプラスの方向に回り始めるんですよね。
要領が良くなる
また、メリハリをつけると“要領が良くなる”というのも、おすすめする理由のひとつ。
メリハリをつけることが苦手な人に共通していえるのは、要領が悪いことだと思います。
もちろん筆者も要領が悪いほう。
要領が悪いから、やるべきことを効率よくこなすことが出来ないし、集中出来ずにダラダラとしてしまうんです。
要領が悪い人はきっと、優先順位をつけることも苦手でしょう。
集中力も無いので、何かをやりながらも他の事が気になって、あれこれと手をつけてしまったりしてしまうと思います。
そうしているうちに、何一つ終わっていないことに焦りを感じたりして、気持ちも滅入ってしまうんですよね。
そういった焦りは、さらなる要領の悪さを招きます。
ミスをして余計な時間がかかったり、周囲の人へ八つ当たりしてしまったり…。
筆者も、八つ当たりはしませんが、焦って余計な仕事を増やしてしまうことはよくあり、その変な緊張感によって吹き出物が出て来たりと…笑。
良いことはひとつもありません。
このように、もともと要領が悪い人は、生活にメリハリをつけることもすぐには出来ないかもしれませんね。
メリハリのついた生活を送る上で、“焦り”は大きな壁になると思います。
短時間で集中して物事に取り組むのと、焦って短時間で終わらせようとするのとでは、心と体への負担が大きく違います。
メリハリのついた生活が出来る人は、気持ちにも余裕があるものです。
メリハリのついた生活を送るためには、集中力が養えるように少しずつ心と体を鍛え、メリハリをつけることに慣れていくことが、必要になってくるでしょう。
オフの楽しさが倍増する
生活にメリハリをつけることをお勧めするのは、“オフの楽しさが倍増する”ことも理由として挙げられます。
これまでにもお話してきた通り、仕事や学業などの、やらなければならないオンに集中すると、オフが充実してくるのです。
集中すべきオンタイムに集中することで得られる満足感や充実感は、オフタイムにも良い形で影響してくるんですよね。
逆に、オンタイムが充実していなければ、時間も気持ちもオフタイムにまで引きずり、オフタイムの充実を妨げてしまうのです。
これはつまり、オンオフの切り替えが出来ていないということでもありますよね。
オンのメリハリは、オフを楽しめる「時間・心・体」の余裕を生み出します。
人生にはオフを楽しむことも必要です!オンオフのメリハリがあってこそ、人生全体も充実してくるのです。
結果を残せる
生活にメリハリがつくということは、これまでにもご説明した通り、効率よく、要領よく物事をこなせるということです。
つまり、“結果を残せる”というのも、メリハリをつけることによって得られるメリットですよね。
ひとつのことに集中し、やるべきことをやるべき時に終わらせることは、着実に結果となって残せます。
仕事ではそれが評価につながり、学業では成績となって表われます。
その結果は自分に喜びをもたらし、自信となり、身となるのです。
生産性が高まる
また、結果が残せるということは、生産性が高まっている証拠でもありますよね。
メリハリをつけると“生産性が高まる”というのも、おすすめする理由なんです。
集中して物事に取り組むということは、時間を効率的に使っているということです。
ダラダラとやり続けるよりも、時間も体力も有効活用出来るということで、結果、生産性が高まっているということにもなるのです。
生産性が高ければ、それだけ物事をこなす量も多く、多くの結果も残せます。
特にお金を稼ぐという点では、生産性を高めることが何よりも重視される点。
企業では重宝される人材となり、自営業だとしてもそれは、自分の喜びとなって返ってくるものです。
生きていく上で生産性の高さは、生き抜く力でもあります。
メリハリをつけることで得られるものは、数知れないのです。
自分や家族との時間が持てる
“自分や家族との時間が持てる”というのも、メリハリをつけることをおすすめする理由のひとつ。
仕事や学業がオンだとすれば、自分や家族との時間はオフの時間。
オンは、生きていく上でもやらなければならないこと。
集中して生産性を高めなければならない時間ですが、オフの時間も、生きていく上で絶対必要なものです。
オンだけに重きを置いていると、オンは充実していても、オフの充実は得られません。
それは、生活や人生全体の充実度で見れば、決して充実しているとは言えないのです。
メリハリのある生活は、オンオフの切り替えと同時に、バランスが取れることも重要なポイントです。
全体の充実があってこそ、メリハリをつけることにも意味があるのだと思います。
自分や家族の時間を持てるということは、オンの充実度にも影響します。
何事もバランスが大事なんですよね!
1日1日が充実する
オンオフの切り替えができ、それぞれのバランスが取れる。
そして、それぞれにメリハリがあり効率よく、物事に集中して取り組むことが出来る。
それは“1日1日が充実する”ということですよね。
メリハリのある生活は、日々の充実感をもたらしてくれるんです。
もし今、それなりに仕事をしてお給料をもらい、プライベートもそれなりに遊んでいるのに充実感が得られないのだとしたら、メリハリがないからかもしれません。
メリハリは、人生を豊かに、魅力的に感じさせてくれるものです。
魅力的な音楽に抑揚があるように、メリハリのある生活も、とても魅力あるものなのです。
️メリハリをつけるには?
さて、ここまでは『メリハリをつけることがおすすめな理由』について、お伝えしてきました。
メリハリのある生活を送ることによって、実に多くのメリットが得られるんですよね!
ならば今すぐメリハリをつけたい!と思う所ですが…どうすれば生活にメリハリが出るのかが分からないんですよね。
最初にもお話した通り、メリハリのある生活が自然と身に付いている人と、そうでは無い人がいると思います。
これまでメリハリのある生活を送ってこなかった人にとっては、慣れ親しんだ生活スタイルを一変させるようなもの。
今すぐパッと、メリハリのある生活スタイルに変えるのは難しいでしょう。
ですので、焦らずゆっくり少しずつ…メリハリのある生活を目指して改善していくことが大切だと思います。
というわけでここからは、『メリハリをつけるための方法』についてお伝えしていきます。
出来そうなことからひとつずつ、取り組んでみましょう!
やることリストを作る
生活にメリハリをつけるためにおすすめする方法は、“やることリストを作る”こと。
要領よく、効率よく物事を進めていくためには、やることをリスト化すると良いですよ!
やることが目に見えて分かると、頭も整理されます。
そして、優先順位も分かってきて、ひとつひとつにかかる時間やかけられる時間も分かってきます。
すると、あれこれ気になって、中途半端に手を出してしまうようなことも避けられるでしょう。
要領や効率が悪い人は、やるべきことが整理されていないこともひとつの原因だと思います。
やることリストで“見える化”すると、不安や焦りも減らせるはずです。
そうすると、集中できるようにもなってくるんですよね。
日々、やることリストを作って、計画的に物事を進める癖をつけましょう!それが、メリハリのある生活への第一歩になると思いますよ!
時間を決める
やることリストによってやるべきことを整理し、優先順位が分かってくれば、どれだけの時間が必要かも分かってきますよね。
そしたら、“時間を決める”ことが、メリハリをつけるためには大切です。
時間を決めることは、自分の意識への働きかけにもなりますよね。
目標を設定したら、その目標をクリアしたいと思うのが私たちですから、集中してやり遂げよう!と、自分を奮起させることが出来るでしょう。
筆者の場合、やることリストは日々作っているのですが、この“時間を決める”というところでいつもつまづきます。
大抵の場合時間通りに行かず、計画倒れになるのです。
こうなってしまう原因は、自分のこなせるスピードを把握しておらず、無理な計画を立ててしまうことにあるんですよね。
また、計画を立てる時点で「疲れる」ということが頭になかったりします。
ですので、休憩時間をとることを忘れてしまうんです。
結果、計画は後手後手になり、時間に追われダラダラとやり続けることになってしまいます。
つまりは、メリハリを意識した計画が立てられていないということなんですよね。
時間を決めるためには、自分の力量を把握しておくことも大切なことです。
これも、やりながら慣れていくことが必要なんだと思います。
気合いを入れる
さて、やることリストを作った!時間も決めた!となれば、“気合を入れる”ことも大切ですよね。
目標を立てても計画倒れになってしまったら、充実感も満足感も得られません。
自分への自信も無くしてしまうし、結局メリハリの無い生活に戻ってしまうでしょう。
メリハリのある生活をしてこなかった人にとっては、やるべき時に高い集中力を発揮することが苦手だと思います。
でも、集中すべき時に集中出来てこそ、メリハリのある生活になるというものです。
やらなければならないこと、この時間にやると決めたことには、気合を入れて取り組みましょう!
簡単なことから取り組む
やることリストを作ったら、優先順位が分かってくると思います。
それはタイムリミットがあるものや、重要なものということになりますよね。
でも、中には特段タイムリミットは無く、重要度も同じくらいのものもあったりします。
そんな時は、“簡単なことから取り組む”ようにしてみましょう。
簡単なことは、苦手意識もなく、緊張もしないので、楽な気持ちで取り掛かりやすいですよね。
集中もしやすく、すぐに片付けることが出来ます。
簡単なことをパパッと終わらせておくと、やることリストのやり終えた数が増え、満足感も得られるでしょう。
リストの項目がたくさん残っていると、終わらないプレッシャーがありますが、数がどんどん減っていけば、気持ちも軽くなるものです。
筆者の場合は、やらなければならないことに対しやる気が起きない時に、とりあえず簡単なことに取り組んだりします。
簡単なことも溜まってしまえばプレッシャーになるし、簡単なことをやっている間にエンジンもかかってくるんですよね。
難しいことに取り組めずにウダウダしているよりは、出来る事から片付けましょう!
スマホを触らない
生活にメリハリをつけるために、現代ならではの意識すべきことは、“スマホを触らない”こと。
特に集中すると決めた時間は、スマホの音がならないようにしておいたほうがいいでしょう。
ラインやメール、アプリの通知など、音が鳴ると集中が途切れます。
そして、気になったら手に取らずにはいられません。
手にとってしまうと…気づいたらネットサーフィンしていたり。
なんてことになりかねませんよね。
ちょっと休憩のつもりでも、休憩を越して多くの時間を無駄にしていたりもするし、スマホを見ている時間は脳も働き、目も使ってしまいます。
休憩しているようで、休憩出来ていなかったりもするのです。
連絡ツールとしての携帯電話ならまだ良かったのですが、スマホは何かと弊害をもたらします。
特にメリハリのある生活に不慣れな人は、最初の内はスマホの誘惑に負けてしまいがち。
スマホが気にならない環境を作っておきましょう!