そんな時は、専門家に依頼して、さらに会社でもその分析結果を共有して、一緒に改善に取り組んであげるといいのでしょうね。
ここまで個人に向き合ってくれる会社も人も、正直少ないと思います。
トラブルメーカーな人に、カウンセリングを受けてみるよう促すのが、精一杯でもあるでしょう。
だけど、会社として、親身に個人と向き合ってくれるような会社があれば、それは理想の形でもありますよね。
もちろん筆者も、トラブルを起こして迷惑をかけてくるような人に、そんなに親身にはなれません。
イライラしてしまうほうだし、一個人の問題に向き合う余裕もありません。
悪意が無いからといって何をしても許せるほど、できた人間ではないのです。
ほとんどの人も会社も、同じなのではないでしょうか。
だからトラブルメーカーな人は、嫌煙されてしまうんですよね。
でも、そう考えたらこちら側にも、問題点があると言えます。
うっかりミスをしてしまう人に寄り添えない心の狭さ。
イライラしたり、批難したりするばかり。
責任を回避するばかりで、問題に向き合えていません。
結局は、トラブルメーカーじゃない側だって、完璧なわけじゃないんですよね。
そう思ったら、悪意が無いトラブルメーカーな人のことも、ちょっとは理解する努力をしてもいいかな…なんて思える。かな?
まぁ筆者の小っちゃい人間性では、悪意が無いというのは悪意だって感じちゃいますけどね。
それも、そのトラブルの内容にもよるのでしょう。
天然
“天然”。
これも、悪意の無いトラブルメーカーな人の特徴と言われています。
人に対して「天然」が使われる場合は、「天然ボケ」の略語と考えるのが普通ですよね。
天然ボケとは、周囲の人と比べてズレた行動や言動を自然に行う人。
ちょっと変わり者だと思われている人に、使われることが多い言葉です。
お笑いの人が行うボケは、人工のものですよね。
笑いをとるために考えられた言動や行動であって、自然に生まれたものではありません。
天然な人は、そこに人工的な知能や思考が加わることなく、あくまでもナチュラル。
その行動や言動が、人とはちょっと違うのです。
つまり、価値観などの感覚的なものに、多くの人とズレがあるということですよね。
となれば当然、トラブルも起こしやすくなってしまうでしょう。
周囲の人と、同じ意識や感覚で物事を見ていないと考えられます。
そのズレが、トラブルになってしまったりするのだと思います。
うっかりは注意力不足だと言えます。
ですが、天然な人の場合は、もっと根源的な問題と言えるのかもしれませんね。
ただ、天然の人の場合のズレは、笑いを誘ったりするものも多いですよね。
場を和ませたり、それによって「しょうがないなぁ」と、トラブルをみんなでフォローしてくれたりと、何かと得してしまうことも多いような気がします。
だけどもちろん、それが仕事の場合だったりしたら、いくら天然とはいえトラブルメーカーなのは困りもの。
周囲の人は、もっと認識の摺合せをしないといけないのかもしれませんね。
因みに…天然と言う言葉で人を表現したのは、萩本欽一さんが最初だったのだそう。
その時に天然と言われたのは、ジミー大西さん。
ジミー大西さんは、サヴァン症候群という脳の障害があると言われていますよね。