高校に入学したての頃は「あと3年あるのかぁ」なんてなんとなく嫌な気持ちがするものですが、中学3年間よりもとっても早く過ぎ去るのが高校生活ですよね。
もしも、現在高校生活を送っている方がいるのであれば、あっという間に卒業式がやってくることを頭にいれておくといいでしょう。
筆者も高校生になる前は、さまざまな人から「高校はあっという間だよ」なんていわれており、「何をバカなことを」なんて感じていました。
しかし、本当に早かった。
そして濃かった。
大学生活も濃かったけれど、これまでの人生の中では一番濃い時間を過ごせたのは間違いありません。
あなたも悔いのないように、毎日毎日を楽しんでくださいね。
筆者の思い出話はさておき・・・(笑)、その誰もが”濃い”と感じることの出来る思春期真っ只中の3年間に行なう野球というのは、中学生・小学生の野球よりももっとも練習に集中し、自分の実力をあげようと頑張れる時期なんです。
また、成長期であるために、頑張れば頑張るほどその分だけ実力がアップしていくもの。
その時期に行なうからこそ、より「早く」感じるのでしょう。
そのようにあっという間にすぎてしまう時間こそ”儚い”ですよね。
これは、高校野球をやっている高校生だけではなく、全ての高校生にいえることですよ。
3年生の夏は負けると終わる
野球を行なっている高校生だれもが参加したいと思うのが”夏の甲子園”です。
毎年のようにテレビで放送され、多くの方がプロ野球への道を進んでいますよね。
プロ野球を目指している方もいれば、自分の高校を優勝させるためにがんばっている方もいます。
しかし、3年生にとってはその夏の試合が高校生最後の試合になることが多いです。
なぜならば、進学する専門学校や大学の受験対策、就職するのであれば就職対策をしなければならないからです。
そのため、1、2年生に比べると3年生というのは、誰よりも夏の試合には心を込めて参戦しているものです。
その姿を見たり、また先輩に優勝の気持ちを味あわせたい!という気持ちで1、2年生もがんばるもの。
しかし、負けたとしたらそのまま夏は終わってしまうんです。
勝つものもいれば、それ以上に負けるものがいるもの。
多くの高校3年生球児たちは、負けることによって夏を終えるのです。
このように何か物事がおわってしまう、あっという間に終わってしまう…。
そんなところに儚さを感じるんですよね。
あなたも感じませんか?
全員が勝利に向かってひたむきにがんばる姿
あなたは野球の試合を見たことがありますか?
まさにチームプレーであり、一人だけではなく全員が頑張らなければ試合に勝つことは出来ません。
どのポジションが欠けても優勝へは近づけないのです。
そのように、みんなが皆ひたむきに優勝に向けて頑張っているんですよね。
高校1年生で試合に出れたものはそのプレッシャーに打ち勝つためかもしれません。
2年生は3年生のために、3年生はすべてのプレーヤーのために。
そうやって皆がチームのことを考える時、チームはとても強くなるんです。
夏の甲子園をご覧になったことがある方は、全員がひたむきにがんばっている姿を見て感動しませんでしたか?
人は、誰かが頑張っている姿をみると応援したくなるもの。
それにその続きがみたくなるものです。
そんな勝つか負けるか分からないそんな姿に、儚さを感じるんです。
どこにかって?
だって、負けるかもしれない。