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いたたまれない気持ちになる17個の出来事


毎日、テレビや新聞、ネットの速報などで、様々な情報が飛び込んできますが、良いニュースは非常に少なく、多くの場合は、耳を塞いだり、目を背けたくなるようなものが多いですね。

また、自分の生活環境でも、悲惨な出来事やを目にしたり、理不尽な扱いを受けたり、心が折れてしまいそうなほどのプレッシャーを感じておられる方も多いことでしょう。

そんな時に感じる感情を、皆さんはどのように表されますか?

「いたたまれない」と表現されるかもしれません。

日本語には、感情を表す豊かな表現方法がありますが、今日はこの「いたたまれない気持ち」とはどんな感情で、どんな時に使うのか、掘り下げていきたいと思います。

この記事の目次

️いたたまれないってどんな気持ち?


漢字で書くと「居た堪れない」となります。

つまり、自分の良心やプライド、周りの圧力や仕打ちで、その場にとどまるのが辛い、気まずい、堪えられないという感情です。

似たような言葉には、「身の置き場がない」「居場所がない」「居心地が悪い」「息がつまりそう」「行き場がない」「きまりが悪い」などが挙げられます。

そのように感じるには、様々な異なる原因があると思います。

例えば、みんなが見ている中で派手に転んでしまって、恥ずかしくてその場から逃げ出したく感じたり、子供が病院などで泣き叫んでいる姿を見ても、どうしてあげることもできないのが辛くて、その場にい続けることが堪えられないと感じたり、自分以外は全員親しい友達で、自分の知らない内輪話で盛り上がっている時なども、身の置き場がないと思うかもしれません。

このように様々な原因や状況の中で、「居た堪れない」と感じることありますよね?

精神的にその場にこれ以上いられない


「いたたまれない」とは、「その場にいれない」ということですが、文字通り移動しなければならない状況ということではなく、気持的、感情的にその場にいるのが辛いということです。

つまり精神的な問題を表現しています。

人の冷ややかな視線を感じても、出て行けと言われたり、無理やりつまみ出されない限り、その場に止まることは可能ですが、自分を冷ややかにみる人の蔑視的な感情や考えを感じ取ると、自分の気持ち的にそこにいるのが辛くて、その場から逃げ出したくなりますよね。

ですから、繊細な人やナイーヴな人、多感な時期の若者は特に感じやすい感情かもしれません。

また、普段ならあまり気にならなかったり、堪えられることも、落ち込んでいる時や精神的に弱っている時などは、周りの視線を敏感に感じたり、人の感情を深読みしたりしやすくなるので、今までなら何も感じなかった場面で、いたたまれないと感じることもあるかもしれません。

そう考えると、ある意味自分の感情をコントロールできなくなったり、目にしていることや聞いていることが、自分の許容範囲を超えた時に感じる感情を「いたたまれない」と表現するのかもしれません。

“いたたまれない”に似た言葉

前述した通り、「いたたまれない」には、似たような意味を持つ言葉として「身の置き場がない」「居場所がない」などがありますね。

その他にも、「肩身が狭い」「空気が重い」など、様々な言葉に言い換える事ができます。

つまり「いたたまれない」という言葉には場面に応じて多くの意味を持たせる事ができるという事がわかりますね。

いたたまれないと感じるときの例

主に、精神的な辛さや恥ずかしさを感じた時やその場から逃げ出したくなるような感情を伴う時に使う事が多いと言えるでしょう。

凄惨な事件を知り被害者や遺族の苦しみを思って「いたたまれない気持ちになる」場合や、大きな勘違いをしてしまい周りの笑いものになってしまった時にその場から逃げ出したいと思う位恥ずかしく感じて「いたたまれない」と思うなど、場面に応じて微妙に違うニュアンスを含む事があります。

いたたまれない感情の種類


「いたたまれない」と感じるということは、辛いことや、恥ずかしこと、緊張することなど、プレッシャーがかかる場面や、ネガティブな感情と繋がっています。

誰もがそれを避けて、幸せな気持ちで毎日を過ごしたいと思っています。

周りの人にも幸せになって欲しいと願っています。

ですが、残念ながら、利益第一主義や利己的な考え方が主流になりつつこの世の中では、さらには、完璧を望みながらも失敗をたくさんをしてしまう自分自身の弱さのせいで、いたたまれなくなることにたくさん遭遇します。

これから具体的な感情や場面を見ていきましょう。

恥ずかしくていたたまれない


恥ずかしいとは、自分の欠点や失敗を意識したり、面目ないと感じたり、人前でどう振る舞って良いかわからない気持ちと言えます。

例えば、服のファスナーを閉め忘れて家を出てしまい、電車の中で気づいた時や、誰かから指摘された時は、恥ずかしくて顔が真っ赤かになり、この場から立ち去りたいと思うかもしれません。

そして実際に電車の車両を変える人もいることでしょう。

また、買い物に行った時に、レジのところに来てお財布を忘れたことに気づいても、自分のミスが信じられない気持ちと、並んでいる人の視線などを感じて、恥ずかしさでいたたまれなくなりますね。

もちろん、お金を取りに行くか、品物を返却するためにその場を去りますが、なるべく人と目を合わせないようにしたり、戻ってくるとしても居心地の悪さを感じますね。

また、好きな人の前で照れ臭く感じたり、褒められすぎてどうしてわからなくなるような、時も恥ずかしくて逃げ出したくなるかもしれません。