人がなくなるということは、なんて不条理で、人を絶望に落とすことなのかと遣る瀬無い気持ちになりますね。
7.電車の中で学生がうるさく騒いでいる
この場合は、文字通り居心地の悪い環境から立ち去りたいということになります。
大きな話し声、品のない笑い声、無意味な相槌などは気になりだすと、物凄く不快に感じますす。
特に電車などの、逃げ場のない公共の場でやられるとたまりません。
本人たちは、楽しいのかもしれませんが、学生さんならではの内容のない会話や、ひたすら同じことを繰り返す内輪ノリが周囲にとっては、騒音以外の何物でもありません。
注意をしようにも、逆ギレされても怖いですし、常識が通じない相手と議論するのも面倒です。
それで彼らが早く降りることを願いつつ、いたたまれない気持ちをグッと抑える大人は多いですよね。
8.電車ですごく疲れているときに目の前に老人が立つ
日本人なら、「お年寄りに席を譲りましょう」と小さな頃から教えられてきました。
確かに、年上の人には敬意を払うべきですし、体力が落ちていたり、足腰がおぼつかない老人には、特別な配慮が必要なのはわかります。
ですが、若い人でも疲れたり、体調が悪い時はあるものです。
仕事をなんとかこなして帰宅する時に、やっと座れたと思ったら、杖をついた老人が入ってきたらあなたはどう思われますか?
「お願いだからこっちに来ないで」「今日は私もギリなの〜」と思うかもしれません。
そして、目の前に立たれたら、ただでさえ疲れた体が、より一層重く感じるかもしれません。
寝たふりをして、見なかったことにしようと思ったり、こんなに疲れているんだから私も弱者と自分が座り続ける理由を考えますか?
でもこのまま自分が座り続けたら、周りの人にひどい人間と思われそうで嫌だな〜とか頭のなかで考えがぐるぐる回り、譲るべきかどうか良心が揺れ動くことでしょう。
そんな状況の時にもいたたまれない気持ちになることでしょう。
9.あまりに悲惨な事故現場を見て
事故現場は、どんなものでもゾクッとするような不気味さを感じますが、事故が悲惨な場合は、背筋が凍るような感覚になる時があります。
車の事故であっても、車両が大破していたり、血痕が散らばっていたりすると、その被害の大きさを想像して身がすくんでしまいます。
そして、その事故原因が、飲酒運転や、スピードの出し過ぎなど、無責任なドライバーの過失の場合は、一人の人のいい加減さでどれだけの人が傷つくかを考え、怒りがこみ上げてきますし、ちょっとした気の緩みによる事故でも、なんとか防ぐことはできなかったのかと悔しさがこみ上げてきます。
事故は、突然に、予期していない状況で起き、その後の環境を一変させてしまう悲惨なものなので、目にするだけでいたたまれない気持ちになります。
10.自分だけ輪の中に入れない
人は友情や協調を求めるもので、何かのグループの中で自分一人だけ馴染めないと、孤独感や疎外感を感じ、いたたまれなくなります。
人に受け入れられたいという欲求は、他者を認識しだす、ごく幼い時から自然と感じだすので、学生時代も仲良しグループに入れないと、学校に行くのが辛くなったりしますよね。
大人になると、学生時代よりは、友達や仲間の圧力に影響されにくくはなりますが、会社でも派閥があるように、どこかのグループに所属することが必要になる状況も多いです。
しかし、一度そのグループに入って見たものの、価値観が違ったり、興味のあることがかけ離れすぎて共通点を見出せなかったり、グループ独特の雰囲気に合わないと、そこに所属しているのが苦痛になります。
11.詐欺に騙されている老人
何も知らない純粋な人がいいように利用されていたり、悪い心を持つ人が、誠実な人の不安や親切心を逆手にとって、騙したり、詐欺行為を行っているのを見ると怒りがこみ上げますね。
よく、お年寄りをターゲットにして、子供や孫のふりをして電話をしてお金を振り込ませる詐欺や、自宅に訪問して、悲しい身の上話などをして同情を買い、高額で商品を売りつける詐欺のことがニュースで取り上げられていますが、それらを見聞きした時、皆さんは、どんな思いになられますか?
お年寄りたちは、一人で住んでいたり、相談相手がいなかったり、世の中の変化についていけなかったり、邪悪な心を持つ人にとっては騙しやすい存在なのです。
ですから、そのような人が被害にあったことを聞くと、心が寂しくなりますよね?
今まで一生懸命に生きてきた人たちが、世話をされず放置され、今まで蓄えてきた物を、人生の終盤に心ない人たちによってごっそりと取られてしまうなんて、本人が詐欺だと気づいたらどんな気持ちになるのだろうと想像すると、本当にやるせない気持ちになります。
12.理不尽なクレームや文句を言われた
物事の筋が通っていない、無茶苦茶なこと、つまり理不尽なことを言われるのもストレスを強く感じます。
仕事の取引き先から、こちらのミスではないのに怒られたり、上司から絶対に終わらない量の仕事を押し付けられるなど、理不尽な仕打ちを受けても耐えなければならない場面は多くあります。
人にはそれぞれ、義や公正の感覚があるので、その感覚のそぐわないこと、道理に合わないことを要求されるといたたまれなくなります。
怒りや諦め、悔しさやはがゆさなどが同居した感情になり、仕事上ではなんとか抑えても、あとで発散しないと気が滅入ってしまうかもしれません。
13.捨て猫を見つけた
か弱い子猫がお腹をすかして泣いている姿、一人では生きていけないので、誰にも世話されずに放置されている姿を見ると、いたたまれなくなり、思わず抱き上げたり、家に連れて帰るかもしれません。