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一人っ子に生まれて良かったこと、悪...(続き3)

両親の今後のこともどこかビジョンとしてぼやけてる部分があります。

それはひとえに長男がいるからです。

もちろん次男や三男でも両親を大切に思っていないわけではありません。

ですが兄弟がいる子供と、一人っ子では両親に対する愛情の持ち方も根本的に違うように感じられます。

一人っ子に生まれて悪かったこと6選

一人っ子の特徴を挙げてきましたが…もちろんいいことばかりではありません。

逆に兄弟がいるからこそ、救われてることはたくさんあります。

それでは一人っ子だからこその弱点を考えてみましょう。

1. 兄弟がいなくて寂しい

まずはこれですね。

両親が共働きをしていれば、なおのこと寂しさは募るでしょう。

夜遅くまで一人、ということも珍しいことではないかもしれません。

大きくなってからは、むしろ自由でいいのかもしれませんが、幼い頃感じた極端な寂しさは、もしかしたら大人になってからも引きずるほど、心に暗い影を落とすかもしれません。

物をシェアすることなく育てられても、一人ぼっちではそれを喜ぶ気持ちも半減してしまうかもしれません。

いれば面倒な存在、いなければ寂しいそれこそが兄弟というものです。

2. 過保護に育つ

両親の愛情を独占できることは非常に大切ですが、過保護はいけません。

とはいえ、どこからが過保護か?という線引きが難しいのもまた事実です。

その家庭では深い愛情なのかもしれませんが、世間では過保護と見られることもあるかもしれません。

俗にいうモンスターペアレンツと呼ばれる両親は、きっと愛情を注いでるという感覚なのでしょう。

ですが、それは過保護です。

自分の子供を守りたい気持ちは当然ですが、それだけではいけません。

世間にも、その子供にも悪影響です。

過保護か否かの線引きは「子供を守る気持ちと一般常識のバランス」を考えなくてはいけないでしょう。

自分の子供さえよければ他は何でもいい、というのは極論ですが、どこかでこう思ってる両親もいるはずです。

それは深くても曲がった愛情に繋がります。

あくまで一人っ子も社会で生きていく一人の人間ですから、一般常識も考慮して愛情を注ぐ必要があります。

曲がった愛情を当然のように受けて育った一人っ子は、その愛情すら世間で当然と感じてしまいます。

それは両親からしかもらえない特別な愛情であって世間では異質なものに見られます。

自分達さえよければいいという愛情は世間では間違った認識をされてしまいます。

子供も極度のマザーコンプレックスを抱えるかもしれません。

自分の子供がかわいいのは当然ですが、愛情の注ぎ方、充分にご注意ください。

3. 世渡り下手

兄や姉がいる場合、よくも悪くも兄を見て育つことになります。

上の背中を見て、上の成功と失敗を見て、学習することが多いでしょう。

兄が仮に不器用であったなら、そうはならないようにしようと弟は学習します。

さらに家庭における分配方式も考慮して、うまく立ち振る舞おうと考えます。