ですが、全く他人を顧みず否定ばかりして、自分ルールを尊重していてはいけませんね。
7. こだわりが強い
そしてその頑固な部分は他人には理解されないことも多いようです。
「どうしてそんな細かい部分にまでこだわるの?」といったこともよく見かけます。
きっと本人としては「細かい部分にもこだわっている」という実感はあまりないでしょう。
その部分は彼らには細かい部分でもなんでもなく、こだわるべきポイントにしか見えてないはずです。
自分の中で、その理屈が完成されているので、おかしな部分はどこにも見当たりません。
それも全ては子供の頃からそうして自分の中だけでロジックを積み重ねてきたからなのでしょう。
8. 想像力・妄想力が豊か
どうしても一人でいれば想像、妄想は広がりますよね。
これは一人っ子だけではなく、全人類そうだと思います。
一人っ子の場合は一人の時間が長かった為、その力がより発達しています。
そういった想像、妄想が自分ルールとして構築されていき、大人になっていくのですが、あまりに明確に想像できるのであれば、それが世界の理にも見えてしまうことでしょう。
その世界観こそがマイペースにもなり、こだわりにもなり、適応力不足の根源でもあります。
想像力とは素晴らしい力ですが、それに固執しすぎると、社会のルールからどんどん離れていくことにもなっていまうので、現実と想像の一線を引くことは非常に大事ですよね。
9. 一人の世界が大好き
卓越した想像力は、自分の好きな世界観を構築してくれるでしょう。
ある意味ではそこではその人が神にもなります。
そこは素晴らしい世界で、できることなら、そこでのみ生きていきたいとさえ願ってしまいます。
小説家などになれば、その好きな世界観を好きなだけ描けるかもしれませんね。
10. 自尊心が強い
一人っ子は、あまり「正しい、間違い」といった考え方をしない傾向があるようです。
正しさや間違い、といった二元論ではなく「ただ自分はこう思う」というシンプルな結論で判断するのですね。
そしてそれを覆すことはなかなか他人にはできません。
正しい正しくないという理屈は上下の世界を意味しています。
あなたはこう、でも私はこう、というプライドは上下ではなく左右の世界です。
分かりやすく言うと、数字で表せるか、アルファベットで表せるかの違いです。
本来プライドとは、他人と比較し、優れているという上下の比較で増幅していくものです。
嫌らしい言い方ですが「あの人は1。でも私は3」だから私が上といった上下関係ですね。
これが一番持ちやすいプライドです。
でもこれが左右となると「あの人はA。私はC」だから私は別という持ち方になります。
この種類のプライドは「別物」と認識しているので、影響されることがありません。
比較対象なく育てられた一人っ子はこうして「別種、別次元の自尊心」を持っていることもまた特徴です。
一人っ子が増えている
一昔前では兄弟が多いのが当たり前でした。
ちなみに僕の父親は五人兄弟、祖父は7人兄弟です。