感情の趣くままにただ生活している人というのは、そういるものではありません。
しかしもしもあなたの周りで、「お腹空いたから何か作って・買ってきて」や「天気が悪いから今日は仕事に行かない」といった自儘な生活をしている人がいたら・・
その人は傍若無人な人なのかもしれません。
好きだから好きなことをするのは当たり前ですが、傍若無人な人は我慢をするのが極端に嫌いです。
一般的には当たり前のことでも、「嫌だからやらない」「好きだから他の都合に関係なくやる」といった問題行動が見られます。
15、トラブルを起こしやすい
傍若無人な人はいつも自分勝手です。
自分の都合で物事を判断しますし、周りの事情などお構いなしに好き勝手してはた迷惑に振り回します。
そんな生き方をしていては、トラブルになるのは当たり前です。
むしろ、傍若無人な人こそ、トラブルの元凶ともいえます。
誰かに迷惑をかけて喧嘩になったり、揉め事を起こして平気な顔をしていたり、自分が悪いと思っていないからこそ、相手と余計にトラブルになってしまいます。
あなたの周りにはいませんか?いつも誰かしらとぶつかっている人が。
もしもいたら、その人を一度よく観察してみて下さい。
実は傍若無人な人なのかもしれません。
16、いつまでも根に持つ
傍若無人な人は、間違いを認めないことも多いですが、もし間違いだと認めざるを得ない場合には、他の何かや誰かのせいにすることがあります。
何か他のことのせいにするならばまだしも、その対象が人物である場合には、その人に対して勝手に不満を抱き、いつまでも根に持つことがあります。
そんなもの、根に持たれる方は「え?なんで!?」となりますよね。
また、自分を指摘してきた相手や、間違いを正してきた相手に対して敵意の感情を向ける場合も多いです。
要は、自分が気に入らないことがあると、それに関わった相手に対していつまでも根に持つのです。
根に持たれる方にとっては、これ以上ない理不尽ですよね。
感情的なシコリが残りやすい
傍若無人な人は自分に間違いがあれば人のせいにしますし、また指摘をされれば感情的になります。
まるで子どものように、自分の悪いところを素直に認めずに、周りの誰かのせいにしようとするので、
「あいつは嫌な奴だ」「あいつのせいで」といった負の感情が強いのです。
そのため、一度根に持つと蛇のように執念深くもあります。
それは、それだけ当人にとって感情的なシコリが自分の中に残りやすく、また解消しづらいということでもあります。
17、相手を逆恨みする事もある
間違いがあれば誰かのせいにし、指摘をしてきた相手に対して食ってかかるような人の場合、ささいなことで相手を逆恨みすることもあります。
例えばある男性が高そうなスーツを着て得意げに道を歩いていたとします。
しかし良くみると、値札がついたままになってしまっています。
あなたは親切心で男性に、「値札がついたままですよ」と教えたとします。
一般的にはここで、男性はあなたに「有難う御座います。」と感謝するでしょう。
しかし、相手がもしも傍若無人な人だった場合、「せっかくびしっと決めて歩いていたのに、俺に恥をかかせやがって・・!」と理不尽な逆恨みをしてくるでしょう。
そう、本当に理不尽な内容で逆恨みをしてくることがあるのです。
そのため、どんなささいな一言がきっかけで、相手から逆恨みをされるか分かったものではないのです。
なぜ傍若無人な態度をとるのか
傍若無人な人は、何故そのような態度を取るのでしょうか。
一体何が原因で、何のためにそんなはた迷惑な行動をするのでしょう。
生まれつき傍若無人な人など存在しません。