5、自分にとって耳の痛い話はスルー
例えどんなに傍若無人な人であろうとも、自分で自分の行いが間違っていることに気付く時はあります。
誰かと話をしている最中に、自分の主張が実はおかしいと気付いてはいても、それを認めずにそのまま押し通してしまうのです。
本人が口には出さないだけで、意外と本人が過ちや間違いに気づいていることも少なくはありません。
一般的な人であれば、そこで自分の過ちを正そうとします。
ですが、傍若無人な人はどこまでいっても傍若無人ですので、自分の間違いに気づいていようがいまいがお構いなしなのです。
そのため、周りの指摘を聞き流し、自分にとって都合の悪い話が出るとことごとくスルーします。
まるで聞いていなかった振りで、まったく別の話題へとすり替えたり、ふらっとその場からいなくなってしまったり。
こちらがいくら真剣に指摘をしても、当人はどこ吹く風といったように耳を塞いでどこかへ行ってしまうでしょう。
6、感情を我慢できない
傍若無人な人は、常に自分中心の考え方です。
そのため無理にそれを曲げようとすれば、カッとなって周囲に怒鳴り散らす人もいます。
自分の間違いを認めず、自分が正しいと思い込んでいる人は、「だから何をやってもいい」と考えている節があります。
そんな人は、自分の思うようにいかないことがあると、つい感情的になってしまいます。
「自分は割り込んでも良い」と考えていれば、割り込みをして、それを指摘されれば「自分はいいんだ!」と怒りますし、
他の人の都合も考えずに自分勝手な行動をします。
自分に都合の悪いことがあれば男性では怒る場合が多いですし、女性の場合は大げさに泣く人もいます。
そんな感情を我慢できない傍若無人な人は、傍から見ればまるで「いやいや時期」の2歳児のようでもあります。
冷静になって自分の今の姿を見つめてみれば、それが周囲からどんなに滑稽に映るのかが分かるでしょう。
けれども当の本人は、そんな冷静な物の見方など出来ないのです、残念ながら。
7、自己中心的
自分勝手な考え方というのは、つまり自己中心的ということです。
いつでも自分が一番で、周りがどんなに困っていても、自分のことだけしか考えません。
非常時ともなれば自分が最優先でもおかしくはありませんが、
日常的に社会生活を営む中で、常に自己中心的では、直ぐに周囲から浮いてしまいます。
会議の話をしているのに自分の話を持ち出したり、友達の話をしているのに、自分の話にすり替えたりと好き勝手にしていると、
誰からも「空気が読めない」「自己中心的な人」というレッテルが張られてしまいます。
そうしてそのレッテルが定着してしまうと、どこへ行っても周りからは冷たい対応をされることになります。
自己中心的な人は、結果的に自分にとって不利な状況を自分で作り出してしまうのです。
そしてまた傍若無人な人は、それが自分のせいだとは気づかずに、周りに対して「どうして自分がこんな仕打ちを受けるんだ」と憤慨するでしょう。
ただ自己中心的な人よりも、よっぽどたちが悪いのです。
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8、良好な関係を保とうとしない
傍若無人な人は、いつでも自分が中心です。
だから自分にとって都合の良い人間ばかりを周りに集めようとします。
ある程度立場のある人がそれをしてしまうと、周りにつく人たちは内心では嫌な顔をしながらも、一応はあなたに従うかもしれません。
けれども周囲との良い関係を築けなければ、いずれは手ひどいしっぺ返しを食らうことになるでしょう。
一般的な考え方の人であれば、社会の中で自分が生活しやすくするために、ある程度周囲と良好な関係を保とうとします。