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ブレーキが心理的にかかってしまう7...(続き4)

そういうマイナスの感情があるから、行動できないんですよね。

具体的に、どういう原因でブレーキがかかってしまうのかお話ししますね。

やろうとしてることに不安や恐れがあるから

不安や恐れを抱えていると、人間は行動を起こすことができません。

なぜなら、不安や恐れって自分ではどうすることもできないとても恐いものだから。

この先どうなる?
これをしたら失敗するかも…。

嫌われちゃうんじゃないかな?

大事なものを失う可能性のあるような、大きい不安や恐れほど、より心にブレーキがかかってしまう原因になります。

ちょっとの不安だったら、気にせずに動けるんですけどね。

でも、覚えておいてほしいことは、誰でも未来に不安を抱えているものです。

だって、誰にも明日のことなんてわからないんですもん。

そのブレーキをかけている行動を起こさなくたって、明日どうなるかわからないんですよ。

世間の常識とズレがある

人間弱い生き物ですから、孤独というものがとても苦手なんです。

自分ひとりだけ、という状態を嫌います。

だから、やろうとしていることや考えていることが常識外れだったりすると、孤立することを恐れて行動するのをためらってしまいます。

ブレーキをかけてしまうんですね。

それをやって「あの人は常識のない人」て思われるのも嫌なんです。

それなら、我慢して世間に群れていたほうがいいっていう考え。

この考えこそが、心にブレーキをかけてしまう原因です。

人の考え方と違う

これは、常識とずれているときにブレーキをかけてしまうことと一緒です。

「みんなと同じでいたい」と思うことで、心にブレーキがかかってしまいます。

この考え方は、日本人に多いと言われています。

外国では、みんなが考えつかないようなアイディアを持っていたり、人と違うことを褒められたりすることが多く、個性を大切にして育てられるそうです。

そうやって育てられた子供たちは、人と違う考えを持っていたとしても、その自分の考えに自信を持つことができるんです。

日本は昔から人と違うことをしないようにする文化が染みついています。

そのため、人と違うことを恐れ、人と違う自分に自信が持てない人も多いです。

でも、あなたはあなたです。あなたの個性を大切にしましょう。

親から反対される

自分がやりたいことをやるかどうか悩んでいるとき、誰かに相談することがあると思います。

その結果、その誰かから反対されると「やっぱりやめとこうかな」と思いとどまってしまうことになりがちですよね。

その相手が親であるとき、人は心にブレーキをかけてしまうことが多いです。

いくつになっても親の影響力は大きいです。

「もう大人だし、親の言いなりになる必要ないよね」と思っていたとしても、親に反対されると、自信を無くして不安になってしまうものなんですよね。

人間には、「自分を認めてもらいたい」という承認欲求があります。

そして、親というのは特別な場合を除いて、自分に一番近い存在です。

なにがあっても最後まで自分の見方をしてくれるのは親です。

その一番身近で、自分のことを理解してくれているだろう親の意見は、無意識のうちに自分自身の考え方に影響を及ぼしているんですね。