ただし、本人の生存確認のお願いをしておけば、警察が行方不明者を発見した際に家族に連絡が来るようにすることは出来ます。
人探しの相手が自分の意思で行方を分からなくした場合はこちらの届け出をするとともに家族や友人でもそうさくをしたり、探偵事務所や興信所を利用するなど色々な方法を同時に試した方が良いと思います。
特異行方不明者
こちらの区分の行方不明者は、自分に意思で行方不明になったのではなく、誘拐や殺人など生命の危険にさらされいる状況の場合や、行方不明者本人が自殺をほのめかしていた場合、または精神的に障害があり自身や他社を傷つける可能性がある場合、更に刃物などの凶器を所持して行方をくらませた場合など、事件性が高い行方不明者の区分になります。
また、本人の意思で家出をした場合でもその本人が高齢であったり、年少者であったり、障害がある場合にもこの特異行方不明者として扱われます。
この様に事件性が高い、または事件として捜査される場合、警察も積極的に捜査をすることができます。
またこの場合も警察への届け出と同時に探偵事務所や興信所を利用することも可能です。
ただし、届けを出せるのは関係が深い人のみ
以上のように2種類の行方不明届を警察へ出せるのですが、届け出を出せる人は行方不明者と関係が深い人に限られます。
家族や血縁関係にある親戚、または同棲している恋人など行方不明者と密接な関係にある人が届け出を出すことができます。
密接な関係の警察の判断基準は行方不明者が遺体で発見された際に引き取れる関係であるかどうかで判断するようです。
これらの条件に当てはまる人は警察に行方不明届を出すことができます。
ただし、届け出を出す際に必要なものがいくつかありますので、実際に届け出を出す人は以下の物を準備してそれらを持参し、警察署で届け出をしてください。
届け出に必要なものは、届け出をする本人の身分証明書になる、運転免許証やパスポートと印鑑、行方不明者の写真です。
そして届け出時には行方不明者の情報も聞かれますので正確に伝えましょう。
主に聞かれることは、行方不明者の本名、生年月日、本籍、血液型、届け出をした人との関係、行方不明者本人の身長や髪型、身体の特徴、そして行方不明になった時服装や所持していた物、行方が分からなくなった場所と時間、更に行方不明になった原因や本人の動機などになります。
詳しく伝えた方が警察も動きやすいので、出来る限り行方不明者の情報を沢山、正確に伝えましょう。
気合と情熱で探し人を見つけ出せ!
ここまで人探しをするための方法を紹介してきました。
思い出の人探しから行方不明者まで色々なケースでの人探しがあると思いますが、どのケースでも探してほしい人にとっては探したい相手は大切な人であると思います。
今回紹介した方法の中から自分の状況に合った方法を選び、捜査を始めてみてはいかがでしょうか?
最初はネットでの検索からでも構いませんので、初めの小さな一歩がやがて大きな結果につながることでしょう。
一人でも多くの探している人が無事見つかることを願います。