大切な身内が行方不明になってしまったり、何年も前に絶縁状態になってしまった友人がいたりという人にとって、探し人はとても切実な願いです。
自分一人で孤独な捜査活動を続けていても中々成果があがらないことが多いと思います。
友人や家族の助けも借りながら、専門の組織に頼むことも一つの方法です。
ただ、費用はその分かかってしまいます。他にもインターネットを効果的に使って呼びかける方法もあります。
ですが、実際にはどういった方法をとれば、探している人が見つかりやすいのでしょうか?
ここではどうしても再会したい人を探すための、人探しの4つの方法をお伝えします。
あの人の今を知りたい
一度行方が分からなくなり、今どこにいるのかも分からない相手は今どこで何をしているのでしょうか?
もう一度あの人に会いたいけれども連絡先も知らない状態で途方に暮れている。
もしもう亡くなっているのだとしても現実の状況を知りたい。
そんな今どこで何をしているのかを知りたい人を探すことは出来ないのでしょうか?一人で探すには限界があります。
警察に捜索願を出せばよいのでしょうか?行方が分からないあの人の今を知る方法を探ってゆきます。
人探しをするための4個の方法!
人探しをするには色々な方法があります。
地道な聞き込みからプロに依頼する方法まで実に様々な方法があり、最近ではインターネットを使った人探しも可能となっています。
ここでは代表的な人探しの方法を4つお伝えします。
それぞれメリット、デメリットがありますが、複数の方法を同時に行ってもよいですしご自身の状況で使い分けてみることもよいでしょう。
それではひとつひとつ方法ごとに見てゆきましょう。
1.高額でも確実!探偵を雇う
まずは人探しの状況が切実で、お金を払ってでも見つけたいという方には探偵を雇うことをお勧めします。
費用はひとつの捜索依頼で数万円から100万円を超えるケースまであります。
これは捜索日数と実際に捜索にあたった探偵の人数などによって変わって来ます。
また実際に探している相手が見つかった場合に成果報酬が追加される場合もあります。
探偵を雇うメリットは、個人では限界のある捜索をプロのネットワークやスキルでカバーして捜索できることや、やや危険な状況で個人では捜索が難しい場合も捜索が可能になることです。
予算があり切実な人探しの場合は探偵を雇うことをお勧めします。
まず探偵事務所や興信所を訪ねる
普段あまり馴染みのない探偵との関りですので、最初はどの様に関わればよいか分からないと思います。
まずは探偵事務所や興信所を訪ねてみましょう。
現在日本国内で約6000近くの探偵事務所があるといわれています。
あなたのお住まいに近くにも探偵事務所や興信所はあると思います。
ただし、全ての機関が安心して依頼できる事務所とは限りませんので、可能であれば過去に依頼をしたことのある知人の紹介やネットでの評判を調べるなど事前調査をして、信頼のおける事務所を選ぶようにしましょう。
また実際に訪問した際に見積もりを無料でしてもらい、その金額内で契約をする方が予算内に費用を抑えることができます。
1人で契約するよりも知人と事務所に向かい、第三者の目の前で契約をすれば後々金銭面でのトラブルも発生しにくくなるでしょう。
まずは信頼のおける探偵事務所や興信所を見つけるところから始めましょう。
最初に良い事務所を選ぶことが良い結果に繋がります。
【興信所については、こちらの記事もチェック!】
「思い出の人探し」をしてくれるところも
学生時代の初恋の相手や恩師、連絡が取れなくなってしまった引っ越す前に住んでいた町の友人など、「思い出の人」を探してくれる事務所もあります。
懐かしいあの人との再会は、きっとあなたと探し求めていた人に再会の喜びを与えてくれるでしょう。
深刻な行方不明ではなく記憶に残る思い出のあの人を探すこともできるのです。
もちろん捜査のための資料が何もない場合は難しいでしょう。
しかし当時の相手の名前や写真、住所などがあればそこから探し当てることができる可能性はあります。
思い出のあの人を探し出して、新しい思い出を作ることができるかも知れません。
事務所で料金の設定
探偵事務所や興信所を利用する場合、依頼者と事務所側で条件に同意が得られた後に料金の設定をおこないます。
料金は捜索の難易度、捜索に必要な人数、捜索時間や日数によって変わって来ます。
また捜索時に海外まで足を運ぶ必要がある際にはその渡航費などが別途でかかる場合もあります。
最初の料金設定内で費用を抑えることが原則ですが、実際成果が目に見えて上がってきている中で、明らかに別途で費用が掛かりそうな場合は、追加でその料金を支払ってもよいケースもあります。
予算と進展状況を照らし合わせて決めてゆきましょう。
大体下記の三つの項目で料金を設定することになります。
捜索の難しさの確認
まずは依頼者から提供された情報を元に捜索の難易度を確認します。
情報が乏しかったり、行方が分からなくなってからかなりの年月が経過している場合捜索の難易度は高くなり、その分料金も高くなります。
初めにできるだけ多くの資料を提示することが難易度を下げることに繋がります。
どんなことでもよいので覚えている捜索対象の人の情報を担当者へ伝えましょう。
何人で探してもらうのか決める
捜索の規模や流れが決まると、その捜索のために必要な探偵や捜査員など捜索に関わる人の人数を決めます。
当然多い方が人件費として費用が多くかかることになります。
人数が多いから早く見つかるとも限りませんので、事務所側の説明をよく聞き、納得がいく人数での捜索を依頼しましょう。
捜査の時間を決める
捜査の難易度と動員人数が決まったら最後に捜査の時間を決めてから実際の捜索活動に入ります。
依頼者から提示された情報を元に捜査時間を決めるのですが、その日数で決められた予算内で捜査をする所や、結果を出すまで同料金の所もあります。
決めた捜査時間内で調査が終了しない場合は日数の延長になりますが、予算内で費用を抑えたい場合は結果が出るまで同料金のシステムを採用している事務所が良いでしょう。
人探し依頼の料金の相場
人探しの依頼の料金の相場ですが、事務所や動員人数によって様々です。
人探しの場合、着手金として人件費×人員数と経費を足したものがまず始めに掛かります。
そして無事探している人が見つかった場合着手金とは別に成功報酬を支払うことになります。
これが一般的な人探しの料金になります。
この成功報酬は探している人が死亡していた場合も、現在の捜索対象者の状態が判明したことになるので支払うことになります。
具体的な料金の相場ですが、難易度ごとに料金が設定されていることが多く、平均すると以下に説明するような金額になります。
難易度が比較的優しい場合、着手金が5万円ほど、成功報酬も5万円ほどで、合計10万円あたりから捜査を依頼できます。
もちろん成功報酬は探している人が見つからなかった場合は支払う必要はありません。
更に難易度が高まると着手金が10万円~30万円、100万円を超えるケースも出てきます。
そして成功報酬も難易度が上がるにつれて上がりますので実際に探している人が見つかると、着手金、成功報酬合わせて10万円から200万円あたりが相場ということになります。
大分料金に開きがありますが、難易度により細かく設定されていますので、納得がいく範囲での依頼をお勧めします。
またこの料金体系は一般的なものです。
探偵事務所や興信所によっては成功報酬を設けていない所もありますので、実際の依頼の際は各機関ごとに確認してみてください。
2.ネットやSNSで自力で捜索する!
探偵事務所や興信所を利用しての人探しは成果が上がりやすいメリットがある反面、高額な費用がかかります。
自分の力で何とか捜索したいという方にはインターネットを活用したりSNSを利用する方法をお勧めします。
ネットの発達に伴って世界中の人たちと繋がることが可能になった現代において、人探しの手段としてもインターネットやSNSは活用できます。
上手くそれらを活用することができれば自力で探している人を見つけることができるかも知れません。
ここでは人探しをするための2つ目の方法として、上手にインターネットやSNSを利用して人探しをするコツをお伝えします。
インターネットで名前の検索
まずは簡単な作業から始めてみましょう。
グーグル検索やヤフー検索で探している人の名前を検索してみるのです。
すると、探している人の名前が記載されているページがヒットします。
もちろんそれら全てが探している人本人の名前である訳ではないのですが、その中に本人の名前も含まれている可能性があります。
そのヒットしたページを見てみましょう。
そこに探している人の情報がある場合もあります。
また探している人の名前を元に画像検索をしてみることもよいでしょう。
本人の画像がネット上にあれば見つけることができます。
実際に本人の画像や本人が載っているホームページから連絡を取ることができれば、探している人と巡り合えることも可能になるでしょう。
その人が活動していそうな団体などを検索
また、探している人が活動していそうな団体などを検索してみましょう。
例えば学生当時に好きだったスポーツの団体や、その人が住んでいると思われる地域の組織のページなどを調べます。
また、もし務めているかもしれない会社の名前や通っているかも知れない学校を聞いたことがあればその会社や学校のページを検索してみましょう。
そして電話などで事情を説明して探している人がいるかどうかを尋ねれば教えてくれる可能性があります。
少しずつでいいので情報を手繰り寄せてゆくと、探している人の情報にたどり着ける可能性が出てきます。
Facebookで名前を検索
Facebookで探している人の名前を検索してみることもひとつの手段です。
日本でも多くの人が使っているので見つかる可能性も高いといえるでしょう。
SNSでは個人のページを持てるので、探している人が自分の情報を発信していれば簡単に見つけることができます。
特にFacebookは利用者も多く検索も簡単なので試してみる価値はあるでしょう。
TwitterやInstagramで検索
Facebookの他にもTwitterやInstagramで検索することもお勧めします。
探している人がFacebookを利用していなくてもTwitterやInstagramを利用している可能性もありますし、色々なSNSを調べた方が見つかる可能性も高まります。
自分からメッセージを投稿して呼びかけることも出来るので、これらのSNSを積極的に活用してゆきましょう。
下記では具体的な探している人を見つけるためのSNSの使い方を説明してゆきます。
まず名前で検索
グーグル検索での人探しと同じ様に、SNSでもまずは名前で検索してみましょう。
ああがしている人が本名で登録している場合、この検索で見つかる場合もあります。
また人によってはローマ字で登録している人もいるので、ローマ字で探している人の名前を検索してみることもお試しください。
世界中の利用者の名前から検索するので、探している人と同姓同名の利用者もひっとします。
その中からプロフィールや画像などで本人を絞り込みます。
上手くいけば探している人が見つかりますので、友達申請をしたりメッセージを送るなどして連絡を取ってみましょう。
あだ名で検索
本名以外にもあだ名で検索もしてみましょう。
本名で見つからなかった場合、あだ名で登録している可能性があります。
当時のあだ名や本名から考えられるあだ名で検索してみるのです。
上手くいけば本名よりもヒット数が減るので探している人本人が見つかる可能性が高まります。
その人に関わるキーワードで検索
また、名前やあだ名に合わせて探している人に関わるキーワードを入れて検索してみましょう。
例えば「山田〇〇 〇〇県」や「佐藤〇〇 野球」など、本人と関連するキーワードを入れて検索すると絞り込んだ検索が可能です。
色々な組み合わせを試してみることで本人にたどり着ける可能性が高くなるでしょう。
関連する人のフォローフォロワーを見る
また、探している人に関連する人がSNS上で見つかった場合、その人のフォローやフォロワーを見てみましょう。
その中に探している人が登録されているかも知れません。
もし登録されている場合はそこから直接本人に連絡が可能です。
友達申請やフォローをするか、メッセージを送ってみましょう。
写っている写真のタグ付けを確認
Facebookなどに投稿された画像にはタグ付け機能といって、その写真に写っている人が誰なのかを表示する機能があります。
タグ付けされた写真から直接探している人本人のSNSではなくても本人が見つかる場合があります。
この場合もタグ付けされた画像から本人のSNSへ飛び、直接コンタクトをとってみましょう。
関連する人のいいねを見る
そして、SNSには投稿した画像や記事にいいね!と意思表示ができる機能がありますが、このいいね!は設定によってフォロワーではなくても押せる場合があります。
探している人が興味のありそうな記事や画像を見つけて、その画像にいいね!をしている人の情報を見てみるのです。
そこに探している人がいいね!を押していれば表示されるので、そこから本人にたどり着くことができます。
探している本人が見つかりましたら直接本人に連絡を取りましょう。
この様にSNSを利用することで、個人でも探している人を見つけることが以前よりやりやすくなりました。
積極的にSNSを活用し、探している人を見つけてみることをお勧めします。
テレビの特番で捜索がされる場合もある
SNSではありませんがテレビ番組の特番で行方不明者の捜索をする番組が作られることもあります。
警察の捜査に密着したドキュメンタリータッチの番組の捜査や、FBIの超能力捜査官などの超能力者を番組で招いて捜索する番組もあります。
実際の超能力者の捜査力は分かりませんが、テレビで取り上げられればその宣伝効果は絶大です。
色々な人から番組へ有力な情報が寄せられるでしょうし、行方不明者本人がテレビで自分を探していることを知り、自ら連絡を取ってきてくれるかも知れません。
番組の捜査自体で探している人が発見されることがあればそれも良いことですし、番組内で発見されなくても、よい情報発信の場になりますので探している人が見つかる確率は高まるでしょう。
番組で自分が探している人を取り上げてもらうには、普段からテレビ局に連絡を取り、行方不明者捜索の番組を制作する際は取り扱ってほしいとお願いしておくことです。
テレビですので自分や行方不明者の名前も放送されますが、それでも構わない場合は効果的な捜査方法になるでしょう。
最近はSNSと連携して生放送で情報提供を呼び掛ける番組もありますのでさらに効果的に情報が集まることでしょう。
3.聞き込み調査をする
直接聞き込みをして探すことも地道ながら効果的な方法です。
3つ目の方法はこの聞き込み捜査になります。
自分で聞き込み捜査をする場合、探偵事務所や興信所を利用する時のようなネットワークを活用するなどの専門的なことは出来ませんので作業効率は悪くなります。
しかし、自分で流れや成果を直接確認できますので時間がある方には向いている方法といえます。
また聞き込みをする相手に怪しまれない様にするマナーも大切です。
焦っていても最低限必要なマナーを守って聞き込みをすることが、結果として有益な情報を聞き出すことに繋がります。
そして一番大切なことはあなたの熱意です。
探している人にいかに会いたいかが伝われば聞き込みをされた相手も協力的になってくれるでしょう。
以前は直接訪問して聞き込みをしたり、電話で尋ねることが主流でしたが、最近ではSNSも活用できるようになりました。
色々な方法を組み合わせて効果的な聞き込みをしてゆきましょう。
知り合いにしらみつぶしに聞く
聞き込みの基本は探している人を知っていそうな知り合いにしらみつぶしに聞くことです。
自分の判断で選り好みをせずにどんどん聞いて行くことが大切です。
思わぬ人から有益な情報を聞き出せるかも知れません。
また、あなたが人探しをしているという噂が広まればその熱意に感動して協力してくれる人も出てくるでしょう。
行動することで情報が集まって来るのです。
自分で動く事で人探しのネットワークが生まれてくるのです。
また、ある人の情報とまた他のある人との情報が点と線で結びついて一つの有益な情報になることもあります。
聞き込みで得た情報は後で整理できるようにメモしておくことをお勧めします。
自分のTwitterアカウントで「探しています」とツイート
自分のSMSで積極的に宣伝することも効果的です。
いたずらと思われない様に誠実な文体での投稿を心掛けましょう。
また自分のTwitterアカウントで「探しています」とツイートすることもおすすめの方法です。
そうすることで情報が拡散して、探している人の情報を貰える可能性が出てきます。
ただし、いたずら目的の情報も含まれる可能性もあるため手に入れた情報は精査する必要があります。
そのようなリスクもあるSNSの活用法ですが、情報を広めるには効果的なので、積極的に活用すべきだと思います。
その人がいそうな場所に行って聞き込みまくる
もしも探している人のいそうな場所に心当たりがあるのであれば、その場所に実際に行って聞き込みをするとよいでしょう。
例えば、その人が居酒屋をよく利用する人だった場合、その人がいそうな居酒屋で店員さんやお客さんへ聞き込みをして回る等、どんどん聞き込みをしてみましょう。
もちろん忙しい時間帯はお店に迷惑なのでその様な時間帯は避けて聞き込みをした方がよいです。
聞かれる側も余裕があるのでよい情報が効ける可能性も高まります。
その際、本人の写真があると尚よいでしょう。
本人の顔写真や肉声などが確認出来る物があれば聞かれる側も人物を特定しやすくなります。
行けない場合は迷惑をかけない程度に電話などをする
探している人がいそうな目的の場所に遠方である事や時間の関係でどうしてもいけない場合はその場所の連絡先に電話やメールで問い合わせてみましょう。
初めにメールで事情を説明してから電話をする方が、相手も事情が分かるのでよいかも知れません。
迷惑をかけない程度に連絡を取ることがポイントです。
相手の人がこちらに親身になってくれれば積極的に聴くことも出来ますので、焦らずに連絡を取り続けてみましょう。
4.深刻なら警察に相談
最後の方法として、警察に相談する方法をお伝えします。
明らかな誘拐事件や謎が残る失踪の場合、何らかの事件に巻き込まれている可能性があります。
その様な場合は警察に相談をしましょう。
命の危険がある場合、個人での捜索や民間の探偵事務所や興信所では限界があるからです。
警察組織では犯罪を前提とした捜査も場合によっては可能になるので、探している人が誘拐されたことが確実な場合やある日突然の失踪の場合は警察の協力を得ることが賢明です。
2種類の行方不明者届
警察に人探しの捜査を依頼する場合、2種類の行方不明者届の出し方があります。
これは行方不明者の種類によって分かれています。
大きく分けると事件性のある行方不明と事件性のない行方不明に別れます。
行方不明者
ここに分類される行方不明者は、健常者である成人が自分の意思で行方をくらませた場合など、明らかに本人の意思で所在が分からなくなった場合に当てはまります。
この様な場合も捜索願を出すことは出来るのですが、事件性が低いため届け出の区分の段階で区別されます。
警察としてもこの区分の行方不明者の捜索を優先的に行うことはできません。
ただし、本人の生存確認のお願いをしておけば、警察が行方不明者を発見した際に家族に連絡が来るようにすることは出来ます。
人探しの相手が自分の意思で行方を分からなくした場合はこちらの届け出をするとともに家族や友人でもそうさくをしたり、探偵事務所や興信所を利用するなど色々な方法を同時に試した方が良いと思います。
特異行方不明者
こちらの区分の行方不明者は、自分に意思で行方不明になったのではなく、誘拐や殺人など生命の危険にさらされいる状況の場合や、行方不明者本人が自殺をほのめかしていた場合、または精神的に障害があり自身や他社を傷つける可能性がある場合、更に刃物などの凶器を所持して行方をくらませた場合など、事件性が高い行方不明者の区分になります。
また、本人の意思で家出をした場合でもその本人が高齢であったり、年少者であったり、障害がある場合にもこの特異行方不明者として扱われます。
この様に事件性が高い、または事件として捜査される場合、警察も積極的に捜査をすることができます。
またこの場合も警察への届け出と同時に探偵事務所や興信所を利用することも可能です。
ただし、届けを出せるのは関係が深い人のみ
以上のように2種類の行方不明届を警察へ出せるのですが、届け出を出せる人は行方不明者と関係が深い人に限られます。
家族や血縁関係にある親戚、または同棲している恋人など行方不明者と密接な関係にある人が届け出を出すことができます。
密接な関係の警察の判断基準は行方不明者が遺体で発見された際に引き取れる関係であるかどうかで判断するようです。
これらの条件に当てはまる人は警察に行方不明届を出すことができます。
ただし、届け出を出す際に必要なものがいくつかありますので、実際に届け出を出す人は以下の物を準備してそれらを持参し、警察署で届け出をしてください。
届け出に必要なものは、届け出をする本人の身分証明書になる、運転免許証やパスポートと印鑑、行方不明者の写真です。
そして届け出時には行方不明者の情報も聞かれますので正確に伝えましょう。
主に聞かれることは、行方不明者の本名、生年月日、本籍、血液型、届け出をした人との関係、行方不明者本人の身長や髪型、身体の特徴、そして行方不明になった時服装や所持していた物、行方が分からなくなった場所と時間、更に行方不明になった原因や本人の動機などになります。
詳しく伝えた方が警察も動きやすいので、出来る限り行方不明者の情報を沢山、正確に伝えましょう。
気合と情熱で探し人を見つけ出せ!
ここまで人探しをするための方法を紹介してきました。
思い出の人探しから行方不明者まで色々なケースでの人探しがあると思いますが、どのケースでも探してほしい人にとっては探したい相手は大切な人であると思います。
インターネットの発達で情報の取得できるスピードや量は飛躍的に高まりました。
その環境を上手く使うことできっと探している人を見つけることができると思います。
そして、インターネットがいくら発達をしても、それを動かしてるのは私たち人間です。
人の心を動かすことができるのは人だと思います。
探している人の気合と情熱が他の人に伝わって、他の人を動かしてゆくのです。
年間で8万人以上もの人々が行方不明者として扱われていますが、その多くは無事発見されています。
きっとあなたが探している人も見つかると思いますので諦めずに探してゆきましょう。
また占いや超能力で人を探すことを仕事としている人も世の中にはいます。
そのすべてを否定するわけではありませんが、中にはお金だけを取られてまったく効果のない場合もありますので
やみくもに捜査依頼をするのではなく、しっかりと捜査を依頼する相手のことを調べた上で依頼をするようにしてください。
少しでも怪しいと感じたらその組織や個人への依頼は止めましょう。
自分だけで捜査をする場合は別ですが、依頼をして捜査をする場合はいかに信頼のおける良心的な相手に巡り合えるかが一番大切なことといえるでしょう。
その信頼のおける相手が見つかりさえすれば安心して捜査を依頼することができます。
後は情熱を持って自分でも行動してゆけば探していた人に再会出来る日もそう遠くはないと思います。
今回紹介した方法の中から自分の状況に合った方法を選び、捜査を始めてみてはいかがでしょうか?
最初はネットでの検索からでも構いませんので、初めの小さな一歩がやがて大きな結果につながることでしょう。
一人でも多くの探している人が無事見つかることを願います。