人が誕生してから時間の流れとともに成長していく過程を想うとき、肉体面の身体が成長する過程と、知識や技能を身につけて人格面で成長していく過程との両面を観る必要があります。

肉体面の成長は、身長が伸びる、体重が増えるという、身体が大きくなる過程を成長として見ていきます。

一方、人格面では、年齢の流れとともに身につけていく知識や技能と様々な経験による人間的成長を観ていく必要があります。

人格面の成長を考えるとき、『経験』の数や多様性の『幅』が人の成長に大きな影響を与えます。

人が成長していくためには、多くの『経験』を積むことは大切なことと世間一般では言われています。

人の成長過程を観るとき、単に知識だけでは、人生の中で起きる様々な出来事の場面を乗り越えることは出来ないとまで言われています。

人の成長は、知識とそれを裏付ける経験とが組み合わさることを繰り返しながら『雪だるま』のように、大きくなっていく面をもっています。

『経験』は、人が人格面で成長していくためには欠かせない『健康食』と言えます。

知識は、頭で覚えていくものですが、経験は頭と身体の両方で覚えていくものです。

ですから、『経験』は、人の成長のための『血となり肉』となって蓄積されていくことから、『経験が人生において何よりも大事』と言われているのです。

経験と体験の違い

経験で使われている文字である『経』には、『みち』、『すじみち』という意味があることから、『経過』や『経緯』、『経路』など、時間的つながりを持つものを表現するときに使われます。

人の人生も誕生から始まって、日々の流れである『すじみち』により成長していきますので、『人生経験』という言い方がされています。

『経験』の意味となっている、『実際に見たり、聞いたり、行なったりすること』は、日々の生活の中で繰り返されて、人格形成の『糧』として蓄積されていくのです。

ですから、『経験』というコトバには、時間の流れの中で繰り返される『つながり』を意味しているのです。

一方、『体験』には、時間の流れや繰り返される出来事の考え方は含まれていませんので、一度限りや稀な出来事を表わすときに使われることが多いです。

人の生き様である『人生』は、目の前の出来事を乗り越えることを繰り返しながら成長していくものです。

つまり、『経験』の積み重ねが人生と言えます。

一方、『体験』には一度限りの出来事という意味合いがあるため、積み重ねるという考えはありません。

時間のつながりを持った『経験』と、一度限りの『体験』とでは、人生に及ぼす影響面が異なりますので、使い分けがされているのです。

ですから、『人生』という日々の連続性をもった繰り返しの積み重ねを表わすとき、『人生体験』とは言わずに『人生経験』と表現されるのです。

経験とは


人の成長を語る場面で良く出てくる言葉が『経験』です。

人が成長していくためには、様々な経験を積むことが欠かせない大切なことという考えが、世間の一般的な考えとして広く行き渡っています。

経験とは、日々の生活の中で直面する様々な場面で、観たり聞いたり行なったりすることで、人間的成長の『糧』となっていくことを意味しています。

人の成長は、知識の積み重ねだけでは、『片手落ち』の成長となるため、実際に身体の五感を活かしながら様々な課題を乗り越えることの積み重ねが、人の成長にとっては欠かせない要素になると言えます。

人格形成や人間力の向上にとって、様々な『経験』を体感することは大切なことです。

畑の野菜が成長するためには『肥料』が必要となります。

人も野菜と同じで、成長していくためには経験という『栄養』が必要なのです。

人は、頭の中の知識だけでは人格形成されません。

『経験』が繰り返されて蓄積されることで成長の『糧』となっていくのです。

実際に見たり聞いたり行ったりすること

人にとって経験とは、日常生活の中で織りなされる様々な人間関係や出来事に直面し、その場面を乗り超える『術』を身につけることを積み重ねていくことです。

人生の様々な場面を乗り越える『術』は、直面する物事を実際に見たり聞いたり行ったりすることで、『経験をした』と言えるのです。

日々の生活の中で『壁』に直面した時、安易な逃げの行動を選択するなら、経験とは縁のない惰性を繰り返す人生に陥ってくことでしょう。

しかし、目の前の『壁』に真摯に立ち向かうとき、『壁』の正体を掴むために見たり聞いたり行動する姿は、『経験』を体感している姿と言えます。

色々な人が経験をする姿を観るとき、実際に見たり聞いたり行うという『行動』の積み重ねの大切さを教えてくれます。

することによって身についた知識や技能


日々の生活の中で直面する人間関係や様々な課題から逃げずに向き合うことで身についた知識や技能は、『貴重な経験』と言えます。

自分の身体で味わった体感は、頭と身体の両方に『成長の糧』として積み上がっていきますので、人の成長にとって大きな『栄養』になっていきます。

一方、経験を経ずに頭だけで覚えた知識は、『身』体を使っていないため『身についた』とは言えません。

頭だけに残る知識と、経験によって頭と身体に残った知識や技能とでは、雲泥の差があります。

経験とは、実際に身体を動かすことで『身につく』知識や技能の積み重ねにより、人間的成長のための『糧』となっていきます。

体験とは

体験には、経験の『経』の意味になっている時間の流れである『すじみち』を含んでいませんので、実際に見たり聞いたり行うことが一過性で終わってしまうものです。

しかも、体験は、初めて見ることや行うことを指すことが多いです。

ですから、経験とは異なり、体験を積み重ねるという考え方はありませんので、人の成長の『糧』になることは少ないと言えます。

趣味の世界で、初めて見ることや行うことは、体験として扱われます。

体験は、一過性で扱われますが、経験は人の成長過程の時間の流れである『すじみち』として扱われます。

体験も経験と同じく、自分で実際に体感するものを意味しますが、体験は『人の成長』とセットで扱われることは少ないです。

ですから、『人生体験』というコトバは日常の生活の中で使われることは殆んどありません。

例えば、体験というコトバは、『雪山でのスキーを初めて体験した』というように、人の成長との関わりの少ない場面で使われます。

自分で実際に経験するそのもの

経験は、日々の生活の中で起きる様々な場面で生じた課題に真摯に向き合い乗り越えることを繰り返す姿を表しています。

『経験』というコトバは、時の流れの中で実際に見たり聞いたり行動することを繰り返すことで、人の成長に繋がるという意味が込められています。

つまり、『経験』は『人の成長』とセットで扱われることが多いため、『人生経験』というコトバが日常的に使われています。

一方、体験も経験と同じく、自分で実際に経験するそのものを意味しますが、『人の成長』とセットで扱われることは少ないです。

ですから、『人生体験』というコトバは日常生活の中で使われることは殆んどありません。

つまり、体験は、人の成長に直接影響を与えない出来事に関する事を実際に体感する場面を指すことが多いと言えます。

例えば、体験というコトバは、『雪山でのスキーを初めて体験した』というように、人の成長とは関わりのない場面で実際に経験したことを表すときに使われます。

その行い自体をさす

経験とは、目の前の出来事を乗り切るために、本人が実際に頭と身体を使い乗り越えていく行動を指します。

経験と言えるためには、頭だけではなく実際に身体も動かして体感する姿が必要となります。

『経』の意味である『すじみち』は、実際に行うことで残る痕跡を含んでいますので、『経』験は、行ない自体を指すと言えます。

人は行動する度に、その記憶が身体に積み重なって残っていきます。

身体に蓄積された『行い』の記憶が経験です。

経験の種類

経験には、日々の生活の中で出会う人や出来事の場面に応じて多様な面をもっています。

経験の中には、人生とって良い経験や良くない経験など様々です。

色々な経験が人生の様々な面に影響を与えていきます。

人は、今まで歩んできた人生の過程で実際に乗り越えてきた場面の数だけ、『頭の中の記憶』と『身体の記憶』として、本人の経験の『データベース』に蓄積されていきます。

頭と身体に積み上げられてきた、『実際に行った』記憶は、人の成長にとって『血となり肉となる』のです。

良い経験を積み上げていくことで、『成功した経験』として蓄積されますし、良くない経験は、『失敗した経験』として蓄積されて残っていきます。

良い経験

日々の生活の中で直面する課題を乗り越えることで積み上げられていく経験の中には、その後の人生にとって大いに役立つ『良い』経験があります。

良い経験を積み上げていくためには、目の前に直面する『壁』から避けるように逃げて安易な道を選択することなく、正面から向き合うことが大切です。

経験の良し悪しは、その人が今まで歩んできた日々の暮らしの中で、目の前の課題にどれだけ真摯に向き合ってきたかの積み重ねの度合いによります。

安易な選択を繰り返してきた人生であれば、良い経験といえる場面は少なく、その後の人生に役立ち活かせる経験は少ないことでしょう。

良い経験は、本人の将来の人生の様々な場面でプラスに働き、人生のステージアップへの『いしずえ』となっていきます。

悪い経験

人が様々な出来事に向き合い乗り越えるための行動をすることで、経験が積み上がっていきます。

しかし、目の前に立ちふさがる出来事に真摯に向き合わずに、安易な道に逃げることを選択したとき、良くない経験として記憶され残っていきます。

人生の中で、安易な選択を繰り返すことで、『逃げ』の人生となって、人間的な成長にブレーキをかけて足踏みさせることになります。

その後の人生にプラスとして働かない行動は、悪い経験といえます。

悪い経験は、人の将来の道筋を明るく照らす役割を果たすことはありません。

成功した経験

人は日々の生活の中で様々な経験を繰り返しながら成長していきます。

目の前に立ちふさがる『壁』から逃げずに、真摯に向き合い乗り越えることができたとき、成功した経験として積み上がっていきます。

成功した経験は、人格の成長に大きなプラスのエネルギーとして働き、本人の人生を大きくステージアップさせます。

また、成功した経験は人生の将来を明るく照らす『灯台』として、人格の成長に大きく貢献することになります。

失敗した経験

人生の流れの中で様々な出来事と向き合うとき、巧く乗り越えることができたなら、成功した経験と言えます。

一方、乗り越えることが出来なければ失敗した経験として残っていきますが、失敗した経験は『教訓』として積み上がっていきます。

人生というステージを考えたとき、失敗した経験も役に立つ『薬』として、同じ失敗を2度繰り返さずに済む働きをしてくれます。

日々の積み重ねである人生にとっては、失敗した経験も成功した経験と同様に、将来の人生の色々な面で役に立ってきます。

経験が大事だと言われる10個の理由

人の成長は、単に知識の積み重ねだけでは充分とは言えません。

日々の生活の中で直面する様々な出来事に真正面から向き合い考えて行動する経験の積み重ねも加味されて人格が形成されていくと言えます。

日々の生活で織りなされる、職場での人間関係やプライベートでの人間関係の中で個性のぶつかり合いなど様々な場面に真摯に向き合い、乗り越えるための思案や行動を繰り返すことが貴重な経験の積み重ねとなっていきます。

真摯な経験の積み重ねは、人の成長のために無くてはならない『栄養剤』として、将来の人生をステップアップさせてくれます。

経験の積み重ねを繰り返すことで相乗効果として、人の成長に大きく活きてきます。

様々な経験を積み重ねることで、直面する出来事への的確な判断力が養われます。

的確な判断力は、職場などで織りなされる様々な人間関係の場面でも、相手との関係を築くためのスムーズなコミュニケーション能力として発揮されます。

経験が大事と言われている理由は、様々な人との関わりや予期しない出来事に直面したときの適切な対処能力が、日々の生活の経験を積み重ねることで身に付いていくものだからです。

1.経験から見える選択肢が広がるから

人は人生の過程で多くの経験を積み重ねることで、的確な判断力や対処方法を身に付けていきます。

色々な出来事に真摯に向き合い乗り越えることで、多くの経験を積み上げることができます。

積み上げられた経験に裏打ちされて、多様な判断力や対処方法が身につき、場面に応じた多くの選択肢を頭の中で描くことが出来るようになります。

経験の多様性に比例して、直面する出来事に応じた多様な選択肢や手段を思い描くことが出来ることで、最適な対処方法で乗り越えることができます。

次に繋がる力となる

日々の仕事の場面やプライベートの中で直面する出来事に向き合うとき、一度の対処で解決できるとは限らない場合があります。

このような場面では、複数の対処が必要となり、過去の経験の積み上げの中から活かせる経験を応用していく必要があります。

また、目の前の課題に立ち向かったとき、乗り超えることが出来なくても、将来、似た場面に直面した時に多くの経験を教訓として活かすことができ、次に繋がる力となるのです。

2.失敗した経験から学ぶことができるから

様々な経験は全てが成功するとは限りません。

課題の大きさや深さ、複雑さに応じて解決に至らないこともあります。

つまり、成功した経験も失敗した経験も日々の生活の中で積み重なっていきます。

ですから、経験の『経』の文字の意味である『すじみち』のとおり、成功した経験も失敗した経験も本人の中では『つながって』いるのです。

ですから、成功した経験から学ぶことができますし、失敗した経験からも学ぶことができます。

経験には、無駄な経験は1つもないのです。

経験の全ては、人の成長にとって欠かせない『糧』なのです。

改善点を考えると成長できる

目の前の出来事に立ち向かった結果、失敗した経験を『過去の出来事』として追いやらずに大切に積み上げることで、気づきを与えてくれることがあります。

失敗した経験も人の成長にとっては、『血となり肉となって』、大切な人生の『糧』として役立つときがきます。

失敗した経験は、本人に考える機会を与えてくれますので、改善点を思案することで、自身を成長させてくれます。

つまり、失敗した経験は、人生をステップアップさせてくれるキッカケを与えてくれるのです。

3.夢や目標に確実に近づけるから

日々の生活の経験の積み上げで創られていく人生に於いて、将来への夢や目標を描くことは、人生をステージアップさせるために大切なことです。

夢や目標を描ける人は、自身の将来に向けて、ステージアップさせたい意欲を抱いていることの表れです。

将来への夢や目標を実現に近づける原動力の働きをするのが『経験』です。

日々の生活で積み上げられた経験は、良い経験も良くない経験も、夢や目標に向かって確実に歩んでいくためのエネルギーとなってくれます。

『壁』に直面した時、今まで積み上げてきた経験が『発動』して、夢や目標に向けた『すじみち』を示してくれます。

経験のお蔭で、無駄のない選択肢の方向に歩みを進めることができ、夢や目標に向かって大きく近づけることができます。

理想の道に近づく

あなたが描く夢や目標は、あなた自身が日頃描いている理想の姿が元になっていると言えます。

人は描いた理想を実現させるための方向づけとして、夢や目標を定めるのです。

夢や目標は、日々の生活で直面する出来事から、安易な逃げの選択をすると実現できません。

目の前の『壁』に真摯に向き合い、考えて行動することで理想の道に近づくことができるのです。

行動した結果、壁を乗り越えることができなくとも、行動した『事実』が経験として積み上がっていきます。

積み上げた経験は将来への教訓として、理想の道に近づくために役立たせることができます。

4.本当に必要なことがわかるから

経験は、『二の舞』を防ぐための気づきのキッカケをもたらしてくれます。

人は難しい場面に遭遇したとき、的確な対処が出来ず仕舞いになることがあります。

今までの人生での経験を積み上げてきた人は、難しい出来事に直面したとき、過去の経験を思い起こし優先付けすることで、的確な対処方法を選択して乗り越えることができます。

多様な経験を積み重ねることで、将来に向けた『人生の流れ』という視点で物事を観て判断することが出来るようになります。

つまり、様々な物事の重要度に応じた優先付けが適切に出来るようになるのです。

今まで積み上げてきた様々な経験を振り返ることで、本当に必要なことが浮き彫りになって分かるようになります。

経験することで必要不必要がわかる

日々の経験を積み上げていくことで、自分の人生にとって大切なことと、大切でないことの『選別眼』が備わってきます。

経験は目の前の出来事に、自身の持つ知識と判断力とをフル稼働させて対処した結果を見ることで、対処方法が適切であったかどうかを自己確認できます。

経験のたびに自己確認をすることで、直面した物事が自身の人生にとって必要か不必要かを的確に見分けることが出来るようになります。

経験の積み重ねは、物事の神髄を見分ける『嗅覚』を育ててくれます。

5.経験と経験を組み合わせられるから

日々の生活の中で、自身が積み上げた多様な経験の中には、似た者同士の経験も含まれていますので、経験と経験とを組み合わせて、難しい出来事を適切に乗り越えることが出来る場面もあります。

様々な経験を積み上げていると、経験同士の組み合わせが多数になりますので、経験パターンが多いほど、多様な出来事の対処に応用できるようになります。

経験が豊富であることは、将来に向けた人生の歩みの中で『壁』に直面しても、数多くの経験の中から最適な組み合わせを活用することで、解決の糸口を見出すことができます。

より深く経験できる

仕事や私生活の中で難しい場面に遭遇したとき、今まで積み上げてきた経験の中から対処方法が頭の中に浮かんでくることがあります。

しかし、頭に浮かんできた対処方法では解決に至らず、別の対処方法を模索する状態に陥ることがあります。

このような時には、今まで積み上げてきた多くの経験の中から、経験同士を組み合わせる方法があります。

様々な課題が絡み合った難しい『壁』に直面したときには、今まで積み上げてきた多くの経験の中から、経験同士を組み合わせる方法があります。

複数の経験を組み合わせて活かすことで、1つ1つの課題を乗り越えることができて、結果として『壁』を解消できたとき、更に新たな経験を積むことになります。

つまり、過去に積み上げてきた経験を組み合わせて活かすことで、新たな経験を創り出すことができるのです。

新たな経験を創り出すことで、今まで以上により深い経験ができるようになります。

6.新しい価値観ややりたいことが見えてくるから

経験は、日々の生活の中で実際に見たり聞いたり行動したりすることですので、様々な人の話を聞いたり、色々な人々の生き方を観たりしたことも記憶とともに積み上がっていきます。

色々な人の生きる姿を観る経験を積むことで、様々な価値観を知ることができます。

他の人の価値観が、時には自分の人生に新たな気付きを与えてくれることもあります。

自分の人生に行き詰まりを感じているとき、他の人の価値観を自分に取り入れることで、行き詰まりから抜け出すことができ、新たにやりたいことを見つけることが出来るようになっていきます。

様々な人々の人生を見聞きする経験を持つことで、自分が抱いていた従来からの価値観に、新たな価値観が『新風』となって加わり、人生が明るい方向に大きく展開することもあります。

経験から何を感じたのかを整理する

日々積み上げてきた経験の中には、良い経験もあり、良くない経験もあります。

今まで積み上げてきた様々な経験は、日々の生活で直面する課題を乗り越える際の『みちしるべ』になって助けてくれます。

多くの経験を単に積み上げるだけではなく、目の前の出来事に直面したときに、乗り越えるための指針として活かし易くすることは大切です。

他の人々の経験の中には、自分の人生に大きなインパクトを与えるような経験もありますので、印象深い経験から何を感じたのか整理しておくことは、将来の人生に役立たせるために大切なことです。

7.物事を俯瞰して見ることができる

人は人生を歩む過程で様々な経験を積み上げていくことで、物事の判断能力や思慮深さに『厚み』が備わってきます。

人生経験が豊富な人は、『頼りがいがある』と世間で言われるように、経験は人格形成にとって大切な役割を果たすと言えます。

日々の生活の中で積み上げられた様々な経験は、その後の人生の出来事に直面したときの乗り越え方を示してくれる『羅針盤』としての役割を発揮します。

沢山の経験を積み上げることと並行して、自信も積み上がっていきます。

自信の積み上げにより、人格に『厚み』が出てくることで、冷静さが備わってきます。

この冷静さが、物事を俯瞰して見ることができる裏打ちになっていくのです。

ですから、難しい出来事に向き合う場面でも、経験に裏打ちされた冷静さで、物事を俯瞰して見ることが出来るようになります。

視野を広げる

人は多くの経験を積み重ねる過程で、色々な人々との関わりを持つ場面も数多くあります。

関わりを持つ頻度に比例して、様々な価値観を見聞きすることになります。

経験の過程で多様な価値観に触れることで、色々な気付きを発見出来るようになります。

また、色々な人々が目の前の『壁』を乗り越える姿を観る経験を積むことで、視野を広げることができ、物事への観察力に『深さ』と『広さ』が増してきます。

8.新しい視点が加わるから

日々の生活を送る過程で積み上げられる経験に比例して、様々な人々との出会いで織りなされる人間関係も積み重ねられていきます。

人間関係づくりの過程で、様々な人々の人生や価値観を見せられることで、多様なものの見方や考え方が存在していることに気づかされます。

自分にはない、ものの見方や考え方に触れる経験をすることで、新たな刺激を受けて、今までには無かった新しい視点を身につけることができるようになります。

こうして、日々の生活で経験する場面の多様性に比例して、数多くのものの見方や考え方に触れることができます。

多様な視点に気付かされることで、自分が抱いていた物事の判断基準や価値観に新風が吹き込まれてきます。

吹き込まれた新風により、新しい視点が加わり身に付くことで、周りの出来事の状況を多くの視点から知ることができて、適切な対処方法を使い分けることに繋がります。

視点の違う人の話を聞く

多くの経験を積み上げる過程に伴い、様々な人との出会いも積み上がっていきます。

様々な経験の中で、人との出会いは自分の成長に大きな効果をもたらしてくれます。

様々な人との出会いは、多様なものの見方や考え方、価値観に気付く機会を与えてくれます。

自分とは視点の異なる人の話を聞く経験を持つことは、物事への見方や考え方、価値観に『幅の広さ』を創り出してくれます。

物事への見方や考え方に『幅の広さ』が創られることで、人の成長にも『広さ』と『深み』が加わる効果が期待できます。

9.好奇心のまま行動できるから

自分が常日頃、興味を抱いている分野には好奇心も手伝って、色々な試みの行動をすることがあります。

色々な試みの行動は、試行錯誤の経験値となって積み上げられていきます。

積み上げられた経験値により新たな自信が生まれてきて、好奇心も増してきます。

増した新たな好奇心は行動力を駆り立てることになります。

好奇心がキッカケとなっている経験は、自らが望んで行動した結果の経験ですから、自分にとっては快い経験として積み上げられていきます。

過去の経験の中には思い出したくない経験もありますが、快い経験は自分の好奇心のまま行動できるため、良い経験として、好奇心を益々駆り立てることになります。

自分にとって快い経験の積み重ねは、好奇心の趣くままに行動する原動力になります。

考える力を養う

好奇心には、物事を自発的に探求するという意味も含まれていますので、自ら望んで行うことを指します。

人は興味を抱いている分野には、自分から望んで行動していくことが多いですから、行動量に比例して考える機会も増えていきます。

好奇心の趣くままに行動することで経験値も増えてきて、『もっと知りたい』という欲求が強くなりますので、考える力を養うのには最適と言えます。

経験を積むたびに知識欲が刺激されて、考える力がアップしていきます。

好奇心を抱いている分野の経験を積み重ねることに伴い知識も豊富になりますので、考える力が自ずと養われていきます。

10.人生がよりよいものとなるから

人生は年齢を重ねることだけでは人格が形成されてはいきません。

人生の時間の流れに乗った様々な経験を積み上げることで、人格が形成されていきます。

草花が太陽の光を『浴びて』成長していくように、人も経験という出来事を『浴びて』成長していきます。

日々の生活の中で直面する出来事を乗り越える経験を積み重ねることは、人の成長にとって欠かせない大切なことです。

自分の人生を大切に考え日々の生活を送ることで、目の前に『壁』が立ちふさがっても、真摯に向き合うことで、今まで積み上げてきた経験が活かされて乗り越えることが出来ます。

新たな経験が積み重なって相乗効果を生み出します。

経験の積み重なりが生み出す相乗効果は、人生をより良いものにステージアップさせてくれます。

また、目の前の出来事に真摯に向き合った結果、解決に至らなくても、『真摯』な経験として残り、将来、同様な場面に遭遇したとき、教訓として活かされます。

人生にとっての経験には、無駄な経験は1つもないと言えます。

様々な経験は、人生をより良いものへと導いてくれます。

経験から何を学びどう活かすか

日々の生活で積み重ねてきた経験の中には、良い経験や良くない経験、成功した経験などが積み重なっています。

これらの経験の1つ1つは、今まで歩んできた人生の流れの中で、人の成長にとって『血となり肉と』なってきたのです。

現在の自分の姿は、今までの経験の積み上げの『集大成』といえます。

人生にとってムダな経験は1つもないのです。

全ての経験が人の成長の『いしずえ』になっているのです。

難しい課題に直面したとき、乗り越える『スデ』を模索することがあります。

模索する時間を短くするためには、積み上げてきた過去の経験からケースごとの『想定問答』を日頃から繰り返しておくことで、経験から多くの学びを得ることができます。

『想定問答』を繰り返すことで、対処方法を模索する時間を短縮できます。

また、直面した『壁』に立ち向かうとき、『想定問答』を繰り返すことで、今まで積み上げてきた経験を的確に活かすことができます。

積み上げてきた過去の経験を活かすことで、新たな貴重な経験として積み上がっていきます。

まとめ

日々の生活で積み上げられた経験には、良い経験や役に立つ経験、良くない経験、成功した経験、成功に至らなかった経験など様々です。

人生の時間の流れの中で積み上げられた経験には、無駄な経験は1つもないと言えます。

経験の1つ1つが人の成長の『いしずえ』となり、『血となり肉となって』いるのです。

目の前の課題を乗り越えるために、今まで積み上げてきた多様な経験を活かすとき、複数の経験値を組み合わせて乗り越えることで、新たな経験として残っていきます。

現在の複雑な社会の中で繰り広げられる様々な課題を乗り越えるためには、複数の経験同士の組み合わせを活かして対処することは、より良い人生へとステージアップさせるためには必要と言えます。