五感を研ぎ澄ます、と言われた瞬間にどのようなことを思うでしょうか。
五感というのは私たちに最初から備わっている昨日の一つですから、何の問題もなく生きてきている人にとっては「研ぎ澄ます必要がない」と思うものでしょうか。
ですが、実は現代的な生活の中では、自然の中で暮らしてきた先祖の時代よりも五感が鈍ってしまう状態にあるのです。
五感を研ぎ澄まさなくても殺される危険性が少ないのですから、当たり前ですよね。
ですが、五感を研ぎ澄ませることにはいくつかのメリットがあります。
また、五感は皆さまが想像しているよりもずっと簡単に研ぎ澄ませることができるものなのです。
五感の研ぎ澄ませ方について見てみることにしましょう。
️五感を研ぎ澄ませてみませんか?
五感を研ぎ澄ますというと、何となく自然の中で生活している昔の人間が思い浮かぶでしょう。
ですが、それは本当でしょうか。
現代的な生活の中では確かに、五感を研ぎ澄ますような機会は失われてしまっています。
ですが、自分の持っている素敵な能力である五感をきちんと研ぎ澄ませてみると、世界が変わって見えることもあるのです。
ここではまず、五感とは何かということについて見てみることにしましょう。
五感とは
五感とはそもそも何かわかりますか?第六感が「霊的な勘」のような使い方をされるのに対して、五感は私たちの感覚器官に根差したものです。
実際に感覚的に信号を脳が受け取って、それを感じていることになるものが五感です。
実際に何が五感に含まれているのか上げてみろと言われると、意外と途中で何があったか分からなくなってしまう人もいるかもしれませんね。
視覚
視覚は誰もが知っている五感の一つだといえるのではないでしょうか。
目という感覚器官を使って、自分の周りに広がっている景色がどのようなものであるのか、状況がどのように動いているのかという情報を送っています。
感覚器官の中でもかなり大きなものを担っており、生きていく上では目の持っている役割はかなり大きいといえるでしょう。
目がなければ、自分の前の世界を見ることができません。
一方で、視覚は脳による補完が大きな機関でもあります。
見えていないものを見てしまったり、見えるものが見えなくなってしまったりということも容易に起こります。
視覚を鍛えることは、目の前のある偽物をきちんと見分けるためにも必要になります。
さらには、視覚機能を鍛えるということは、集中してそれを見るような注意の能力を鍛えることにもなるかもしれませんね。
嗅覚
嗅覚は鼻を感覚器官とする五感の一つです。
この嗅覚に対しては、あまり鋭敏ではない現代人も増えています。
そして鈍りやすいのが特徴ですね。
鼻風邪をひいているときや花粉症の時などには、なかなか嗅覚が効かない状態になってしまうことも珍しくありません。
また、嗅覚歯順応が早いという特徴もあります。
嗅いだ匂いに対してすぐに慣れてしまうので、一瞬の感覚がとても重要になるのです。
とても臭いものであっても、嗅ぎ続けると慣れてしまうので、すぐに気付くことができなければいけないというものですから、鍛えておく価値はありますね。
聴覚
聴覚も五感の一つであり、耳を感覚器官としています。
耳の役割は目の次にとても大きなものだといえるのではないでしょうか。
耳には色々な音が一度に入ってきています。
それを聴覚的な期間がきちんと分類して正しい「サウンドスケープ」を作り出しているのですから、すごいですよね。