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違和感を感じる10個のこと(続き2)

例えば、相手に対して敬語をつかわないといけないような場面や、相手が上司であるにも関わらず、相槌で相手に対してなるほどですね、などと口走ってしまうような人がいたりします。

なるほどですね、という言葉は普通に使われている場合が多いのですが、もともとは若者言葉です。

本来であれば「なるほどですね」ではなくて、「さようでございますね」という言葉を用いなければいけません。

なので、このようにその場に適していない言葉遣いを行っている場合などに対して違和感を感じるという言葉で表現することが出来ます。

食い違っていること

次にご紹介する違和感という言葉の意味は「食い違っていること」という意味です。

これはどういうことかと言いますと、相手の説明に対して納得がいかなかったり、説明している意味がよくわからない様な場合などに用いることができます。

つまり簡単に言えば、単純に間違っているような時などに対して用いることが出来るという意味です。

元々食い違っているという意味自体が異なるという意味を持っていますので、間違っているという風にとらえれば意味を大きく間違える事はありません。

普段日常生活をしている中で、時には間違ってしまうような事や勘違いをしてしまっているような事が誰でもありますよね。

その時に自分は気づけないかもしれませんが、相手からすれば間違っている事や勘違いしているんだろうな、と考えることがある場合が多いです。

そのような時に相手の取った行動や話している内容に対して違和感を感じたと説明すれば、食い違っているという意味として用いることが出来ます。

また、それ以外に一般的に起こりうる場合を考えてみると、例えば政治家などが不祥事を起こした場合は、その不祥事に対して説明を行ったりするのですが、説明が不十分であったり政治家の話してる内容と実際に起こってることに何らかの相違があったりする場合が考えられます。

大抵の場合は自分の身を守るために世間体が良いような言い訳をしたりする場合が多いのですが、 そのような説明を受けた時に有権者からは違和感を感じるという言葉で表現されたりしますので、そのような使い方なども出来る、非常に広範囲の場合に用いることが出来る言葉です。

普段と様子が違うこと

次にご紹介する違和感という言葉の意味は「普段と様子が違うこと」という意味です。

この意味は言葉通りのそのままの意味で普段の相手の対応と今回の相手の対応が全く違ったり様子がおかしい様なときに用いる事が出来る言葉です。

例えば、Aさんという男性がいたとして、昨日Aさんに会った時には普通だったのに、今日Aさんに会った時にはいつもと様子がおかしかったという事などがあります。

そんな時に「今日のAさんなんだか違和感を感じたなぁ」という風に違和感という言葉を使うことが出来ます。

これに関しても様々な場面で用いることができ、いつもと様子が違うことを表現するのは日常生活でも会社においても、ニュースなどでも広く表現される事などがあります。

よくニュースなどで事件を行ったとされるような犯人の特徴などを第三者が説明したりするときに違和感を感じたなどと表現しているような場面があると思います。

この意味も広い範囲で使うことが出来る利便性の高い言葉です。

「異和感」と言われることもある

ちなみに違和感と言う言葉に関しては、「異和感」と表記される事などもあります。

これに関しては漢字表記によって辞書によっての説明が違うということなども存在していますが、本来違和感という言葉を使う場合は、違和感が正しいので、「異和感」という言葉は間違っていると認識する必要があります。

使い方

ここまでは違和感という言葉の基本的な意味についてご紹介をしていきました。

違和感という言葉の基本的な意味を理解いただいた所で、ここからは違和感という言葉がどの様にして使われるのかということについてご紹介をしていきます。

普段の日常生活で違和感という言葉をよく使用している方については今更という感覚の方もいるかもしれませんが、普段あまり違和感という言葉を用いていない方や、年齢などが幼い方などは使い方が分からない方も当然いらっしゃると思います。

違和感という言葉の意味を知り、使い方を知る事で正しい知識に結び付くようになりますので、この機会に正しい使い方についても簡単に理解しておきましょう。

違和感を覚える

まずはじめにご紹介する違和感という言葉の使い方は「違和感を覚える」という例文です。

この例文を考える場合はまず違和感という言葉の意味をもう一度思い出していただく必要があります。

違和感の意味は「①生理的、心理的にしっくりこないこと②周囲の雰囲気にそぐわないこと③食い違っていること④普段と様子が違うこと」という意味があると先ほどご紹介しました。

それではこの例文に対してどの様な意味が一番合うのかということを考えてみると、基本的には全ての場面で使用することが可能であると理解することができます。

なぜなら、違和感を覚えるという言葉であれば、それぞれその前に付く状況を項目別に設定することでそれぞれの意味として活用することが出来るからです。

つまり、この言葉をそれぞれ該当する状況に当てはめて、そのあとにこの言葉をくっつけるだけで別々の意味を使い分ける事が出来るという事です。

例えば、政治家の釈明に違和感を感じたのであれば、あの説明には違和感を覚えると表現できますし、普段とAさんの様子が違えば、Aさんの様子に違和感を覚える と説明することが出来ます。