男性に気遣いを求めるなら、女性側も自由奔放なリズムに任せた行いは慎んで欲しいものです。
3.優しさが足りない
これは愛情の表現方法とその内容に関する中心テーマです。
いかにして優しさを表現すればいいのでしょうか。
男性にはその男性に固有のイメージがついています。
個性のことです。
がさつと評判の人は何かと有利です。
何か少しささやいただけで、生まれ変わったような印象を与えるでしょう。
ただしそれができないからこそ、がさつと言われているのです。
こういう男性に対して、新しい一歩を踏み出せ、と女性側が迫っている構図です。
これこそ恋愛ものノウハウの中心で、女性の関心はそこに集約されています。
男性もそういう意識で読むとよいでしょう。
ただしすでに何かとマメにやって、逆にすべっているような男性はここでは対象外です。
4.男性は恥ずかしがり屋
ここでは一般とは逆の見方を提示してみましょう。
少年の記憶をたどってみたいと思います。
筆者は足首の骨折により1週間ほど入院しました。
病室は男ばかりの4人部屋でした。
このとき女性とは大胆なものだ、と初めてわかったのです。
男性患者の母親、奥さん、娘さんたちは、まったく臆することなく、自分の家のように自由に病室へ入ってきます。
たちまち世間話が始まり、女性看護師を交えた女系家族のようになってしまいました。
最年少だった筆者はまるでペット扱いです。
ここでは男がえらそうに振舞っても滑稽なだけです。
身体の自由を奪われた男たちは、女性たちの掌中でころがされているような感覚でした。
男の悲しい運命を垣間見た、というわけではありませんが、この逆はありえないよなあ、ということは少年にもよく理解できました。
つまり逆から見れば、男が恥ずかしがりというより、女の方が大胆なのだ、ということです。
あまり大胆なところを見せられるより、女性は猫をかぶっていてくれた方がよい、というのが男性の本音でしょう。
そして誤解される可能性の大きい行為に出るより、大人しくしていよう。
これも男性が恥ずかしがりに見える一因かも知れません。
5.言葉よりも行動
言葉でのやりとりに自信がないとすれば、行動を先に起こすしかありません。
言葉で表現できることは限られている、と自らを納得させ、行動を先行させる。
うまく言葉では表現できない、と悩んでいる男性には有力な戦法です。
これまでやったことのないことを始めることにしましょう。
以下、有力な方法について考察していきます。
愛情が伝わらないのは危険
女性は男性と違い、糸の切れたタコのようにどこかへ行ってしまう心配はあまりないでしょう。
だからといって手入れしないで済む、というわけではありません。
定期的なメンテナンスは必須ですが、恋愛なれしていない男性には、その必要な頻度が分かりません。
これを強制せずに自然にわからせることができれば女性にとって理想的でしょう。