本命相手の恋愛中で、しかもうそのない誠実な女性の場合に限ります。
恋愛と結婚とは違うことの一例です。
ここはうまく切り抜けてください。
あなたは奥さんや彼女をどれくらい愛していますか?
方法がわかったところで、次に一般的に女性に対してどの程度、愛情が伝わっているかを見ていきましょう。
欧米ではパーティーに呼ばれると、男性は奥さんやパートナーのことを口を極めて褒めそやすのが普通です。
ある日本人はアメリカのパーティーに夫妻で呼ばれました。
そのとき日本流に「うちのふつつかな妻が」と謙譲を表現しようと、「My Silly Wife」と発言してしまったところ、その場が凍りついたそうです。
これは本で読んだ知識に過ぎませんが、まったく正反対の文化がまさに激突した瞬間と言ってよいでしょう。
しかしこれは、どちらが良い悪いと評価を下すような問題なのでしょうか。
データを見てみましょう
実際の離婚率ををみるとアメリカの方が日本を大きく上回っています。
G20の先進国グループで見てみると、第一位はロシアで4.5、第二位アメリカ3.6、第三位ドイツ2.19、第四位イギリス2.65、第五位フランス1.97ときて日本は第六位で1.77です。
これは人口1000人当たりの離婚人数を表します。
ただし未婚の人も含めての数字です。
ですから結婚率も含めて考えなければなりません。
日本の結婚率は1000人当たり5.1となっています。
すると結婚数は離婚数の約3倍、このことを単純化して日本では3人に1人が離婚している、と言っているわけです。
この考え方によるとロシアでは5人のうち4人、アメリカは2人に1人離婚することになるそうです。
とにかく日本人は愛情表現は薄くてあっさりしていても、ロシア、アメリカに比べれば離婚率はまだまだ低いということがわかります。
ロシアや欧米では、はっきりモノを言いすぎるから離婚まで至ってしまうとも考えられます。
どちらが良いかわからない、というのはこういうことです。
ただし結婚に至るまでの恋愛過程においては、明らかにアメリカ流の大げさな愛情表現の方が効果的でしょう。
これには疑いの余地はありません。
きちんと愛情を伝えている男性は何割?
VCNC Japan(カップル専用アプリのビットウィ―ンを開発した韓国企業の日本法人)の調査によると10代~30代の女性3000人以上にアンケートした結果、何らかの形で愛情表現をされている、していると答えた人は61.6%だったそうです。
これが本当なら、日本人男性としては、まあまあよくやっているのではないか、と自己評価するかもしれません。
残り40%弱の中には、関係が悪化しているカップルもいるでしょうし、客観的に見てもまあまあよい数字ではないでしょうか。
かつて日本人男性たちは平気で「釣った魚に餌はいらない。(結婚すれば何もしてやる必要はないの意)」と言って横着を決め込んでいたものです。
その記憶がまだ鮮明に残っている筆者のような中年男性から見れば、この数字はとても大きな進歩に見えます。
しかし次のデータが示すように、女性にとってはまだまだ物足りないと思っています。
【お嫁さんへの愛情の伝え方などについては、こちらの記事もチェック!】
旦那さんや彼の愛情表現に満足している女性はどれくらい?
同じ調査によると98.6%の女性は、結婚生活に愛情表現は必要、と答えています。
ほぼ全員です。
ということは61.6%くらいでは全然追いついていないということになります。