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管理職の人が共通して抱える10個の...(続き2)

管理者が部下に舐められて困るという話をよく聞きます。

部下にいいように使われている気がする

管理職というのはある程度威厳があるものなのですが、年がまだ若かったり、厳しさがないと部下に舐められて、いいように使われている気がするという人も多いようです。

平社員より権限があることに変わりはない管理職ですが、そこをつかれることがあります。

権限を上手く使わせて自分たちがよりやりやすいように管理職の人間に動かせようという部下がいるのです。

単なる愚痴の聞き役になり下がっているような気がするという管理職もいます。

チームを管理するものとして、部下の不平不満の受け口になるのが管理職、とりわけ中間管理職と呼ばれる人たちです。

中間管理職はなかなかつらいようですね。

上には媚びないといけないし、下の者には「あれをしてほしい」「これをしてほしい」などとつつかれて板挟みになるという話はよく聞きます。

管理職が指示をすると言うことを聞いてもらえるとわかっている部下の中には、自分の欲求を管理職経由で伝えさそうという知能犯もいます。

2.飲み会のときに多めに出さなければならない

ちょっと細かいお金の話になりますが、飲み会のときに多めに出さないといけないという悩みというか悲哀を語る管理職もいます。

管理職といえども中間管理職などはお給料があまり高くないことも多いのにもかかわらず、お金を出す場面になると多くを出さないわけにはいかないので辛いようです。

いつもいつもおごるわけにもいかず、かといってまったくおごらないわけにもいかないのが管理職の立場の人たちです。

飲み会だけでなく冠婚葬祭への出席も増えます。

そしてご祝儀なども平社員と同じだけというわけにもいかないようです。

私は以前ある上司(女性)から、「あなたたちがそんなに多くご祝儀を包むのであれば、自分はもっと出さないといけない、もっと減らしてくれない?」といわれたことがありました。

盛り上がってたくさん飲んでいるのは若者なのに

盛り上がってたくさん飲んでいるのは若者のほうなのに、なにやら解せないというところでしょう。

顔には出さず、口では「しかたないな、よし!足らない分は出すよ」などといいながら、「またかよ、いい加減にしろ!」と思っているかもしれませんよ。

その気持ちの奥にはケチな奴だと思われたくないというミエが含まれていることでしょう。

部下の方が人数が多いので勢いに任せられてしまうということもあるかもしれません。

あるお酒が一滴も飲めない管理職の人は、割り勘だといってもお酒を飲んだ人の分まで払わないといけないと嘆いていました。

ちょっとかわいそうですね。

3.部下が思うように動いてくれない

それでも部下が素直にいうことを聞いてくれたり、問題なく働いてくれれば報われることでしょうが、なかなか思うように部下が動いてくれないとなるとストレスも倍増です。

能力がない部下を育てるのは大変難しい

動かない部下には何通りかあります。

能力があるけれどとにかく落ち着きがなく、周囲をかきまわすタイプの部下、能力がある無しに関わらず自分の好きなようにやりたいため、もしくは人に指図をされるのが嫌いで反発するタイプなどがいます。

それぞれに悩みや苦労があるかと思いますが、能力がない部下を育てるのはとても難しいようです。

人には可能性というものがあります。

どんなに能力がないと思われても、地道にコツコツがんばってくれそうなら気長に育てていかなくてはいけません。

それに少々仕事ができないからといって「はい、クビ」なんてことをしたら問題になってしまいます。

ある職場に、仕事の飲み込みがとにかく遅い女性社員がいました。

何度教えても覚えられないのです。

かといって注意すると、ムクレてしまうということで始末が悪いと嘆いていました。

どんなにどんくさくても少しずつ仕事に慣れてくれるのでなんとかがんばってほしいと思っていたのですが、他の社員から耐えられないといってクレームが出るというのです。

仕事ができない社員のフォローに加えて、他の社員をなだめることもしなくてはいけなくて相当な気苦労を強いられたといっていました。

人事担当者の腕(目?)にもよりますが、面接のときに見抜けなかっという部下もいるにはいます。

本人に悪気はないのですが、どうしても理解力や判断能力が足りないという人もいるのです。