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管理職の人が共通して抱える10個の...(続き4)

売上としての成果、経費削減の実績が求められるのです。

管理職は部下にいいように使われている気がするという話を先にしましたが、上司からも「もう管理職なのだからこれは君にやってもらいたい」などと面倒な仕事ばかりを押し付けれれなおかつ成果も求められる立場でもあります。

ノルマがある部署では尚更負担となる

はっきりとノルマを課せられている部署ではなおさら負担になります。

部署間での競争もあるかもしれません。

平社員の間は個人間だけの競争を意識していたでしょうが、管理職はどれだけ会社へ貢献したかということをはっきりと求められるようになります。

7.IT機器操作に戸惑う

今やIT機器を操作できないことには仕事になりません。

操作できると有利という時代は遠い昔になっています。

今の若い社員にはわからないことでしょうね。

年配の管理職の人の最大の悩み

それでもやはり年配の管理職の人の最大といっていいほどの悩みが、IT機器操作かもしれません。

年齢を重ねるほど経験に基づいた処理能力が増し、人間的な包容力も出て来ます。

決してIT機器が上手く操作できないからといって仕事ができないということではないのです。

そのことを若者たちもちゃんとわかっています。

とはいえ、幼いころからIT機器をおもちゃ代わりに育った若者にはなんの苦労もないことが年配の人々には少々苦手なのです。

慣れていないということが一番の理由ですが、肉体的にも目が見えづらくなっています。

OA機器の画面を見続けることが苦痛だという人も多いようです。

実際に、ある40代の敏腕経理マンがOA機器の操作が苦手だということで会社を辞めてしまったという話を聞きました。

それはずいぶん前のことですが、ようやく経理ソフトを社内に導入しようということになりました。

それまで自分が部下に指図していた立場であったにもかかわらず、経理ソフトの導入によって、操作を部下に教えてもらわなければいけません。

どうしてももたもたすることが多くなり、プライドばかりが高いその男性はそれを屈辱と感じたようです。

時代の流れは止められないので、その会社を辞めたところでどこに行ってもIT機器の操作から逃げることはできないという思いの元、一念発起して商売を始めましたが、上手くいかずしばらくはすさんだ生活を続けたそうです。

ただその後はその人にとっては営業職という思いもかけない職種への挑戦をしました。

それが結構はまってしまい経理マンのときよりもよい給料を得ているというのですから人生とはわからないものです。

8.指導力不足について責められる

チームの成果が上がらなければ創意工夫がたりないのではないか、指導力がないのではないかと責められます。

チーム内にトラブルが続出しても同じです。

成果を上げるように持って行くのがあたりまえなのです。

同じトラブルが起こらないためにはどうしたらいいのか問われます。

一生懸命指導しても応えてくれない部下もいる

たとえ一生懸命指導しても、どこ吹く風とばかりに答えてくれない部下もいます。

適当に仕事をして、お給料がもらえればいいという人ばかりではないかもしれませんが、そういう人もいるはずです。

それでも少しでも改善できるものであればと思い注意をしたり叱咤激励してものらりくらりとかわされてしまうとがっかりです。

会社や仕事そのものに対する考えや思いは人それぞれです。

出来得る限り自分の能力を発揮することが喜びという人や、お給料をたくさんもらえるようになるためには一生懸命働かなければと考えている人がいます。

そうかと思えばいやいやしかたなく働いているという人もいるのです。

9.プレッシャーが増える

管理職になるとプレッシャーが増えるのです。

体を動かすことが少なくなり、責任だけが増大すると人間はプレッシャーをより感じやすくなります。