管理職に昇進ということはこれまでとは違うんだよという暗黙のプレッシャーをかけられるようなものです。
ことあるごとに管理職であることにプレッシャーをかけられる
ことあるごとに上からは管理職であることにプレッシャーをかけられます。
それだけの権限と給料を与えてやっているといわんばかりです。
部下からも、不平不満の矛先が管理職へと向けられます。
管理職だからなんとかしてくれて当たり前だといわんばかりです。
管理職になったとたんうつ病を発症したという話も少なくありません。
10.上司と部下の間で板挟みされる
よくいわれるのは中間管理職の悲哀です。
上司と部下の間で板挟みにされるのです。
両方の意見を聞くストレス
上司と部下の両方の話、部下のさまざまな人たちの話を聞かなくてはいけないのは相当のストレスです。
部下が言ってくることは、どうにかしてくれという直談判や愚痴と聞こえることでしょう。
社員同士の悪口のことも多いものです。
みんな自分の立場からものをいいます。
たとえ嘘はついていなくてもAがいっていることとBがいっていることでは間逆に聞こえることもあります。
「それはただの愚痴だろ?」といいたくてもいえないつらさもあるのです。
愚痴の内容はいろいろあるかもしれまえんが、要約すれば、「自分は損をしている」であったり、「気にいらないことがある」ということなのです。
Aに都合のいいようにするとBには都合がよくないということが発生します。
厳しさが足りない管理職は部下の機嫌をとることばかりに終始して、結局部下の信頼を得ることも成果を上げることも、上司からの高評価も得られないのです。
上司が、部下にさせろという内容を部下にいったところでなかなか実行してくれないことも多いものです。
かといって自分ではどうすることもできず悩みはつきません。
Aから聞く話とBから聞く話では同じ問題であってもまったく違って聞こえるときがあります。
みんな自分目線でしか話をしてこないのです。
嘘をついているわけではないのでしょうが、トラブルの中には事実があるのかないのかわからないようなことも多いのです。
管理職の7個のやるべきこと
そんなちょっぴり悲しい管理職ですが、ただ悲哀を噛みしめているだけではいけません。
ホップ・ステップ・ジャンプと、より高みに登っていくために管理職がやるべきことをまとめてみました。
1.部下の目標設定を手伝う
まず、部下の目標設定を手伝うのです。
もちろんどうしようもない部下というのもいるかと思いますが、持って行きようによってはそれなりに期待に応えてくれる部下もいるはずです。
ただ単に、「仕事をしろ」「成果をあげろ」ではどうやっていいのかわからないのです。
ちゃんとした目標、めざすものを具体的に設定することができてこそモチベーションも上がります。
自分でそういうことに気が付き、目標設定が出来る部下であれば何も問題はありませんが、多くの部下はそうではないはずです。
案外、どうしようもない奴だと思っていた人物がほんの小さな目標を見つけることができたことがきっかけで「けっこういけるじゃないかコイツ!」ということになるかもれませんよ。
2.意思決定を行う
管理職は意思決定を行う権限があり、その権限を行使しなければいけない場面が多々あります。
意思決定とは、ウィキペディアによると「人や団体が特定の目標を達成するためにある状況において複数の代替案から最善の解を求めようとする人間の認知的行為である」とあります。
管理職は、最善の結果を得ようと、何かを決めなければいけない場面が必ずやってきます。
それは出勤簿の入力の仕方はどうしよう、朝礼にするのか昼礼にするのかなどの総務的なことであるかもしれません。