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申し訳ない気持ちを伝えるための26個の言い回しや行動


「申し訳ない」とは自分がとった行動を相手に説明したり、弁解や言い訳をするときに使う言葉です。

「申し訳ございません」「申し訳ないことをしました」など謝るときに使用するということはよくわかりますよね。

その気持ちが相手にきちんと伝わるようにしなければ意味がありません。

この記事では、申し訳ない気持ちを伝えるための26個の言い回しや行動についてお伝えしていきます。

状況によって使い分けてみてくださいね。

この記事の目次

️申し訳ない気持ちを伝える26個のこと

申し訳ない気持ちを伝えるためのフレーズや行動を26個ピックアップしました。

️申し訳ない気持ちを伝えるフレーズ


まずは申し訳ない気持ちを伝えるフレーズです。

1.大変申し訳ありませんでした

ビジネスシーンで「申し訳ありませんでした」「申し訳ございません」と謝罪の気持ちを表すときによく使うフレーズですがこれって日本語として正しいと思いますか?

「申し訳ありませんでした」というのは申し訳ないの「ない」という部分が変化したものだということはわかりますよね。

実は「申し訳ない」というのは形容詞にあたります。

ということは「ない」の部分を変化させることはできないのです。

したがって、「申し訳ありませんでした」や「申し訳ございません」というフレーズは日本語の文法的には正しくないということになります。

こんなに当たり前に使用されているフレーズなのに文法的には正しくなかったというのは驚きですよね。

でも謝罪するときに「申し訳ない」と言い放ってしまうのはなんだか相手に失礼ですよね。

上司が部下に対して、または同僚同士では申し訳ないという表現を使うことはよくありますが、お得意先や目上の人に対しては申し訳ないだけではダメです。

文法的に正しく丁寧な表現の正式なフレーズは、「申し訳ないです」なのです。

ところが今では「申し訳ありません」や「申し訳ございません」も間違いということではなく、こちらの言い方の方がビジネスシーンでも主流になっています。

日本語も永い年月をかけて徐々に変化してきているのですね。

時代劇を見ていると(最近めっきり時代劇も少なくなりましたが)、自分のことを「せっしゃ」と言ったり、「〇〇でござる」など今では言わなくなった表現をしています。

私たちが今使っているフレーズも遠い将来使われなくなっているものもあるのでしょうね。

少し話がそれたので元に戻します。

「申し訳ない」というのを形容詞ととらえず、「申し訳」という名詞が「無い」状態ということで、「申し訳ありません」、「申し訳ございません」というのが文法的には本来間違いであっても謝罪する気持ちがよく込められているように聞こえ広く使われているのです。

2.遺憾に存じます

「遺憾に存じます」という表現もよく聞きますね。

これを申し訳ないと思っているという意味に解釈している人がとても多いようです。

最近よく聞く場面というのは国際情勢を伝えるニュースではないでしょうか?

「遺憾の意を示すとともに・・・・」などです。

謝罪しているのか、はたまた怒りの表現ではないのかという声をよく聞きます。

これは本当にわかりづらいフレーズで、まちがって理解している人が多いのもしかたないですが、この機会に正しく覚えましょう。

「遺憾」とは謝罪しているのでも怒りをあらわにしているのでもなく、ただ単に「残念に思う」「思い通りにいかなくて心残りに思う」という気持ちを表した言葉なのです。

どうやら責任を負わなければいけない人が、素直に謝りたくない気持ちを持ちつつその場を上手く乗り切ろう、責任をなんとか回避したいという場合によく耳にする気がします。

本当のところもそうなのでしょう。

ただ前後の言葉や文章によってはやはり、このような事態になったことを残念に思っているということが伝わるのは事実ですね。

「遺憾なく」はその反対で、「こころ残りになることなく」という意味です。

また、「遺憾ながら」とは「こころ残りではありますが」という意味で、これらもよく聞きますよね。

そして次に、「存じます」という言葉の意味をお話します。