目標を達成できなかったときや相手の期待に添えなかったときなどに使われます。
自分の部下の失敗を本人になりかわって報告したり、謝罪するようなシチュエーションでよく使われています。
16.以後、気をつけます
「以後、気をつけます」はとてもわかりやすいフレーズですね。
読んで字のごとく、「これからは気をつけます、申し訳ありませんでした」という意味になります。
本来は、気をつけてこれからはこのようなことがないように努力しますという意味が込められる謙虚さのあるフレーズなのです。
しかし、ビジネスシーンで上司に叱責された際など、形の上では誤っておこう、しかし本音としては、この場はなんとか反省しているふりをしてしのごうという気持ちがあるのではないかと受け取られやすいです。
信用できないなどと評判があまりよろしくない言い廻しになっています。
でも、どんな言葉を使おうと誠心誠意発せられた気持ちは伝わることが多いものです。
「以後、気をつけます」という表現をしたときには、もちろん本当に気をつけて2度と同じことがないように努力していこうと覚悟を決めましょう。
️申し訳ない気持ちを伝える行動
言葉での謝罪をしたのならその後が重要です。
謝るだけなら誰でもできますからね。
そして申し訳ないという気持ちを言葉で表現せず、行動で示すという方法もあります。
もちろん言葉での謝罪と行動がともなえばベストです。
17.直接謝罪する
申し訳ない気持ちを素直に表現するためには、間接的に人に頼んで誤ってもらったりせず自分で直接謝罪することが必要です。
謝罪したい相手に、第3者からそれとなく謝罪の気持ちが伝わることももちろん有効ですが、それは直接謝罪する意思と行動があってこそです。
直接謝罪もせず人づてで伝わっただけだと、「それじゃあどうして謝りにこないのか?!」ということにもなりかねません。
18.謝罪メールを送る
今は手紙より、電話よりメールの時代です。
スピーディーに手軽に利用できる謝罪メールを送るのは悪いことではありません。
ただ、メールだけというのはマナー違反と考えたほうがよさそうです。
ごくごく軽いミスや笑い話ですまされるような内容のミスであれば問題はないのですが、そうでない場合はメール謝罪のみというのはご法度です。
ミスがわかったら謝罪はスピーディーに行うというのが鉄則です。
明日謝ろうなどと悠長に構えないで迅速に対処したほうがいいのです。
ただ、謝罪する相手にも都合がありますから、すぐ側に駆けつけられないときもありますよね。
そういう時にはまずメールにて謝罪して、「後ほどお詫びにあがります」などという言葉を盛り込んでおきましょう。
ミスの種類や重大さによって対処の仕方に違いはありますが、メールと電話、メールと直接謝罪などを組み合わせましょう。
ところで謝罪メールを受け取る側のお話しです。
謝罪メールを受け取った場合そのメールに返信をするものなのかどうか迷うという話をよく聞きます。
同報メールで受け取ることもあり、そうするとなんとなく自分は返信しなくてもいいような気分になりやすいものですが実際のところどうなのでしょうか?
複数人数へ宛てた案内メールなどは返信はしなくて大丈夫な場合も多いものです。
ただしそのメールの内容によってはもちろん返信が必要なときもあります。
メールの内容に「質問」の部分があればもちろん返事をしなければいけません。
謝罪メールであっても同じです。
そして謝罪メールを送る側としては返信はもらうと安心もでき、かといってもらうのが少々おそろしいという気持ちがありますよね。
ただやはり返事をもらえないと、相手は相当怒っているのだろうなと思ってしまうでしょう(たとえそうでなくても)。
そこで謝罪メールに返事をもらいやすくするためにはどういう書き方をすればいいのかをご紹介します。
まず、気持ちがこもっていることが一番大切です。