この結果を見ると、人間は水さえあれば1ヶ月は生きることができるのです。
こんな大事な水は、無人島では湧き水が見つからなければ、雨水を溜めて利用するしか方法はありません。
雨水を溜めておくタンクは必需品です。
17.コップ
長期的に生活するなら、金属製のマグカップが理想的です。
無人島では丈夫なものが良いでしょう。
とすると、マグカップの材質を選びます。
一般的なのはステンレス製です。
このまま火にかけて温めることもできるのです。
しかし欠点は、熱伝導性が良いので熱いものを入れて持つと、取っ手も熱いし口をつけると熱いところです。
これに対して熱伝導性が悪い、言い換えると保温保冷効果が強いのはチタン製です。
チタン製マグカップは直接温められません(火が通りにくいため)が、このコップに温かいものを移して飲むと、冷めにくい特徴があるのです。
チタン製は価格が高いのですが、最近人気になっています。
18.紙皿
紙皿は耐久性がないことと、離島や無人島では燃やす以外はゴミとして残ります。
使い尽くした紙コップは、焚き木の燃料として利用できます。
19.メガネ
視力が悪い人はもちろんメガネが必要ですが、それ以外にも木の上の果実を取ったり枝を切ったりするときに、木の棘や細かい枝が落ちてきて目に入る事故も防ぐことができます。
眼の防護にも役立ちます。
20.食料
長期的な生活では、食料の備蓄が必要です。
大量に魚が獲れた時、山で山菜がたくさん収穫できた時には、カビが生えないように干物にしたり乾燥させたりして、少しでも長く保てるように蓄えるのです。
魚も海の生き物も、山菜も最適な収穫時期があるのです。
その時期を逃さないように、食料は集めておきます。
21.銛
銛(もり)は、大型の魚を槍で突くようにして捕まえる道具です。
槍のような棒の先に金属の刃がついているのです。
本格的な銛は、魚に突き刺さったあと抜けないように、逆さ向きに刃が付いているのです。
無人島では、せいぜいサバイバルナイフを棒の先にしっかり縛り付けて、銛の代用にして利用するのです。
もし、現地で現代的な銛があれば、人間を怖がらない魚たちが多いので、獲りやすいこと間違いありません。
22.斧
斧は、大木を切ったり木の枝を裂いたり、ねぐらやイカダを作る時に大いに役立ちます。
斧が無い時には、丈夫なサバイバルナイフで代用できますが。
大きな幹は切ることができません。