ですので、他人に媚びを売ったり、へいこらしたりすることは絶対にありません。
そんなことで何かを手に入れてもちっとも利益にならないことを彼らはよくわかっています。
媚を売ることは自分に嘘をついて、自分を演じることです。
そんなことをフェアな人は望みません。
社会生活において、媚を売るのが絶対に悪いと言うわけではありませんが、フェアな人にとっては媚を売ることは自分のポリシーに反することなので、まずやりません。
15.しっかり指摘できる
フェアな人は、正義感も強い方が多いので、間違いや疑問に思ったことについては、必ず指摘します。
それが間違っていれば、納得するまで意見を交わし合います。
そこで納得すれば自分の考えを素直に変えることもできます。
どうしても人気は「これ、おかしいと思うけど、指摘するのもなんだかな」とか「指摘して嫌われたら嫌だ」と少しずるい考えになってしまいます。
また「誰かが指摘するだろう」とわざわざ自分が痛い目に遭うこともないだろうと感じる人もいるでしょう。
フェアな人は、誰かに任せるとか、おかしいと思ったままにしておくということはできないので、自分自身が変だなと思った事柄に関しては必ず指摘できるのです。
16.間違いをそのままにしない
これも同じことが言えますが、何かに対して間違っていると思ったら堂々と意見を述べます。
もちろん、話し合いの末に自分の方が間違っていると感じた場合は当然考えを改めますが、フェアな人はそう言う意味では「適当」に行動することができません。
きちんと間違いを正して、おかしいところはおかしいとはっきり言える力がありますし、間違ったまま何かを進めることがまずできません。
それは結果的に自分に嘘をつくことになりますし、そのままにしておくと気分が悪いので、きちんと間違いを伝えて正します。
もしかしたらフェアな人は他人からすれば少し不器用に映るかもしれません。
フェアな人は計算高くありません。
自分の信念に素直に従って生きているだけなのです。
17.自分の意見がはっきり言える
フェアな人は堂々としているので、自分の意見をはっきり言うことができます。
黙っておいて、時が過ぎるのを待とうとか、誰かが言ってくれるのを待とうというようなことはありません。
もしかしたらフェアな人は少しせっかちなのかもしれませんよね。
自分の意見を述べることは、大人になるほど難しいとされています。
それは子供のころにはなかったさまざまな「しがらみ」というものが大人になればなるほど増えてくるからです。
でも自分の意見を押し殺したまま生活することはフェアな人のポリシーに反することですので、ご自身の意見をきちんと言うことができます。
18.どちらの意見も聞く
話しをよく聞くという項目でもお伝えしましたが、フェアな人はその名の通りフェア(公平)なのですから、何かトラブルがあった際にどちらかの意見だけを聞いて行動に移すことは絶対にありません。