言葉は時代と共にどんどんと移り変わっていきます。
それと同時に、その年ごとに「流行語」となるワードも生み出されます。
流行り言葉はたいてい、若者たちが発した言葉が広がって発生していくことが多いですよね。
もう最近の若い人が使う言葉はさっぱり何を言っているんだか分からない、って思ってる親御さんなんかも多いハズ☆
すでにもう正確な日本語の使い方ってなんだっけ?(笑)と分からずじまいなものも結構あるほど、若者たちの発信するワードには影響力があるものです。
特に最近ではLINEやツイッターといったSNS上で使われた用語がどんどん拡散していって、若者たちの間で広まっているようです。
言葉と言葉を組み合わせて新たに出来上がった作り言葉もあれば、ひらがなやカタカナ、アルファベットを略して組み合わせた“略語”なるものもいっぱいあるようです。
ズッ友ってなに?
最近の若者たちが使う流行り言葉の一つに、「ズッ友」というフレーズがあります。
10代20代のお子様を持つお父さんお母さん、「ズッ友」ってなんだか分かりますか?
友というワードだけ見れば分かりますけど、“ズッ”っていうワードが付いた時点でもうお手上げ!なんて方も多いかもしれませんね(笑)
読み方はそのまま、「ズッとも」と読みます。
「ズッ友」という言葉にはどんな意味があって、どんな時に使われているワードなのか、調べていってみましょう。
若い人の気持ちを理解するのにきっと役立つ事間違いなし!です
ズッ友とは
「ずっと友達」の略
「ズッ友」とは、「ずっと友達」とか「ずっと友達でいようね」「ずっと友達だよ」というフレーズを略した言葉です。
ひらがなで「ずっ友」と使うこともあるようです。
そのまま「ずっと友達でいようね」って使えばいいじゃないの、と思うかもしれませんが(笑)、今の若い人たちはこのように略して使うのが好きですし、得意ですし、上手です。
実際にこの「ズッ友」はいつ頃から、どんなシーンで使われるようになり、現代に至ってるのでしょうか。
ギャル語や若者言葉のひとつ
もともとはギャル語や若者言葉として使われ始めました。
“ギャル”は日本の文化として定着していますが、独特で派手なファッションとライフスタイルを楽しんでいるギャルから派生した流行語はとても多いです。
「ズッ友」はその一つです。
2000年頃から使われるようになる
「ズッ友」という言葉は2000年代前半の頃から使われていたようです。
誰がいちばん最初に使い始めたのかは分かりませんが、2000年代前半と言えば、“アムラー”なるギャルファッションが大流行した時代ですね☆
ガングロギャルがちまたにあふれ、ド派手なメイクとファッションに身を包んだ若者たちで街があふれ返っていたのを思い出します。
若い女の子たちがよく使う言葉
2000年代から「ズッ友」というワードが流行り始め、今では当たり前のように使われています。
特に10代から20代前半の若い女の子を中心としてよく使われているようです。
10代20代の、スクールに通っている女の子たちは友達関係がいちばん大切な時期ですよね。
「ずっと友達でいよう」と約束し合うのは、今に限らず、昔から変わらなく若い女の子たちがするものです。
特別な友情関係を強調したいという思いが、この「ズッ友」というワードに込められているのかもしれませんね♪
2012年女子中高生ケータイ流行語大賞
今では女子中高生を始めとして、若い子たちの必須アイテムとして一人一台は持っているとされるスマホ携帯☆
コミュニケーションツールとして若者たちには絶対に欠かせないのが、スマホ携帯を使って行なうSNSです。
若者の間では当たり前になっていますが、現代多くの人が、LINEやツイッター、フェイスブックやブログといったさまざまなSNSツールで、友人や知人との交友関係を広げて楽しんでいます。