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レクチャーで内容を相手に上手く伝えるための5個の注意点

単体で「レクチャー」というと講演、講義、説明などを意味するものになりますが、先生から勉強を教わることもレクチャーで、親から料理の作り方を教わるのもレクチャーになります。

故に単に教えることよりも詳しく教えることをレクチャーといい、簡単に教えるのではなく、正確に詳しく教えることがニュアンスになる言葉です。

日本語ですと区別がしにくいのですが、英語では簡単に教えることを「Tell」。

難しくことを教えることを「lecture」。

と使い分けています。

すなわち、レクチャーをする場合はわかりやすく、相手にうまく伝わるやり方をしないといけないのであります。

そうなると、どんなやり方のレクチャーがあるのか。

もしくは、どういった点に注意してレクチャーをすればよいのかがきになってしまいます。

そこで今回は、レクチャーで内容を相手にうまく伝えるための方法や注意点をご説明します。

ぜひ、こちらを参考にしていただきまして、あなたにとっても受講している方々にとっても実りのあるレクチャーになるようになっていただけましたら幸いです。

今までもしかしたら「Tell」になっていたレクチャーもこれからはしっかりとレクチャーとして相手に教えることができるようになりますので、少しでも皆さんにとってハッピーになるように努めたいと思いますのでよろしくお願い致します。

この記事の目次

相手の心に刺さるレクチャーをしよう

まず相手に正確に伝えるにはどうしたらよいかと考えてしまいますが、どんなにうまく説明をしても相手が興味や関心を持つことなくレクチャーを受けていたのでは相手には響きません。

要は心に刺さっていないので、吸収しようとする考えが生まれないので、ただ表面上でレクチャーを受けているだけになるので意味がありません。

では、どうすれば相手の心に刺さるレクチャーができるかと言うと、それはただレクチャーするのではなく、説明や講義などに少しギャグのようなギャップのある事柄を付け加えることです。

テレビ局のアナウンサーはただ原稿を読んでいるわけではありません。

時にはアドリブが必要にもなるので、1スピーク1ジョークというように相手がこちらへ関心を行くように間にジョークをはさむなどして場を和ませるなどの工夫を行っています。

要は少し変わったことを間に挟むことで相手に余裕が生まれるので、レクチャーをしている人へ関心が生む可能性があります。

こちらに関心がくればあとはいつも通り正確に丁寧に説明や講義を行えば良いだけです。

変に相手をこちらに振り向かせるために内容をおもしろくしようとかするのではなく、間にギャップを感じるようなことをすれば良いだけです。

まずは相手にこちらへ関心が及ぶようにしましょう。

レクチャーとは?

それではここではまず今回の重要なテーマになっている「レクチャー」について説明します。

そもそも「レクチャー」とは、説明、講義、講演などを意味し、相手に何かを教えることを大まかに意味しています。

前文でも紹介しました。

簡単に教えられることは「Tell」であり、レクチャーは難しい事柄を教える場合に用いられます。

しかし、難しいことを簡単に教えていては「Tell」になってしまいます。

要は中身のレベルの捉え方にも寄りますが、簡単に教えていてはレクチャーになっていません。

日本語ではこの教えるからの使い分けが難しく、「Tell」のこともレクチャーに含まれていることが結構多いです。

故に、教える事柄にも寄りますが、じっくり正確に相手に伝わるように教えることがレクチャーになります。

レクチャーの目的

そもそもレクチャーはなぜ行うのかというと、これは様々な見方があります。

まず、受講する方はスキルを身につけるため、知識を増やすためなどの自身のレベルアップのためにレクチャーを受けようと考えている方が多いです。

次に、指導する側ですが、こちらはお仕事だからしていると考えている方と、受講している人のためにと思ってしている方のほぼこの二手に分かれると思います。

そうなると指導する側の人がどんな考えを持っているかによりレクチャーが「Tell」になっている可能性もあります。

ほとんどのレクチャーが仕事になっているケースがあるので、仕事を割り切ってしまうのは致し方ないのですが、それでは相手のためになっていないので、相手もいつしか聞く耳を持たなくなり、レクチャーがなりたたなくなる危険性もあります。

また、そのことによって、指導者個人だけに損害が被るなら問題はありませんが、あそこはと団体で損害を被る可能性もあるので、一概に仕事と割り切ってしまうのは危険が伴います。

やはり円満に行くためにも指導する側は、相手のためにと考えてレクチャーをするべきだと思います。