単体で「レクチャー」というと講演、講義、説明などを意味するものになりますが、先生から勉強を教わることもレクチャーで、親から料理の作り方を教わるのもレクチャーになります。

故に単に教えることよりも詳しく教えることをレクチャーといい、簡単に教えるのではなく、正確に詳しく教えることがニュアンスになる言葉です。

日本語ですと区別がしにくいのですが、英語では簡単に教えることを「Tell」。

難しくことを教えることを「lecture」。

と使い分けています。

すなわち、レクチャーをする場合はわかりやすく、相手にうまく伝わるやり方をしないといけないのであります。

そうなると、どんなやり方のレクチャーがあるのか。

もしくは、どういった点に注意してレクチャーをすればよいのかがきになってしまいます。

そこで今回は、レクチャーで内容を相手にうまく伝えるための方法や注意点をご説明します。

ぜひ、こちらを参考にしていただきまして、あなたにとっても受講している方々にとっても実りのあるレクチャーになるようになっていただけましたら幸いです。

今までもしかしたら「Tell」になっていたレクチャーもこれからはしっかりとレクチャーとして相手に教えることができるようになりますので、少しでも皆さんにとってハッピーになるように努めたいと思いますのでよろしくお願い致します。

相手の心に刺さるレクチャーをしよう

まず相手に正確に伝えるにはどうしたらよいかと考えてしまいますが、どんなにうまく説明をしても相手が興味や関心を持つことなくレクチャーを受けていたのでは相手には響きません。

要は心に刺さっていないので、吸収しようとする考えが生まれないので、ただ表面上でレクチャーを受けているだけになるので意味がありません。

では、どうすれば相手の心に刺さるレクチャーができるかと言うと、それはただレクチャーするのではなく、説明や講義などに少しギャグのようなギャップのある事柄を付け加えることです。

テレビ局のアナウンサーはただ原稿を読んでいるわけではありません。

時にはアドリブが必要にもなるので、1スピーク1ジョークというように相手がこちらへ関心を行くように間にジョークをはさむなどして場を和ませるなどの工夫を行っています。

要は少し変わったことを間に挟むことで相手に余裕が生まれるので、レクチャーをしている人へ関心が生む可能性があります。

こちらに関心がくればあとはいつも通り正確に丁寧に説明や講義を行えば良いだけです。

変に相手をこちらに振り向かせるために内容をおもしろくしようとかするのではなく、間にギャップを感じるようなことをすれば良いだけです。

まずは相手にこちらへ関心が及ぶようにしましょう。

レクチャーとは?

それではここではまず今回の重要なテーマになっている「レクチャー」について説明します。

そもそも「レクチャー」とは、説明、講義、講演などを意味し、相手に何かを教えることを大まかに意味しています。

前文でも紹介しました。

簡単に教えられることは「Tell」であり、レクチャーは難しい事柄を教える場合に用いられます。

しかし、難しいことを簡単に教えていては「Tell」になってしまいます。

要は中身のレベルの捉え方にも寄りますが、簡単に教えていてはレクチャーになっていません。

日本語ではこの教えるからの使い分けが難しく、「Tell」のこともレクチャーに含まれていることが結構多いです。

故に、教える事柄にも寄りますが、じっくり正確に相手に伝わるように教えることがレクチャーになります。

レクチャーの目的

そもそもレクチャーはなぜ行うのかというと、これは様々な見方があります。

まず、受講する方はスキルを身につけるため、知識を増やすためなどの自身のレベルアップのためにレクチャーを受けようと考えている方が多いです。

次に、指導する側ですが、こちらはお仕事だからしていると考えている方と、受講している人のためにと思ってしている方のほぼこの二手に分かれると思います。

そうなると指導する側の人がどんな考えを持っているかによりレクチャーが「Tell」になっている可能性もあります。

ほとんどのレクチャーが仕事になっているケースがあるので、仕事を割り切ってしまうのは致し方ないのですが、それでは相手のためになっていないので、相手もいつしか聞く耳を持たなくなり、レクチャーがなりたたなくなる危険性もあります。

また、そのことによって、指導者個人だけに損害が被るなら問題はありませんが、あそこはと団体で損害を被る可能性もあるので、一概に仕事と割り切ってしまうのは危険が伴います。

やはり円満に行くためにも指導する側は、相手のためにと考えてレクチャーをするべきだと思います。

1.より詳しく説明するため

さて、ここでまず一番の課題になるかもしれない説明についてになりますが、より詳しく説明するための手段とかになりますが、よく勘違いされる方は面白く説明しよう。

リアリティが伝わるように説明しようと説明に色をつけたがります。

しかし、これはその分野についてある程度熟成された方が行うスキルであって、始めたての方がこのようなことをすると返って相手に間違った印象を与える危険性があります。

それは指導者が違ってもレクチャーの内容には違いはないからです。

つまり、相手に教えることは同じなのです。

そこをうまく行っている人はおもしろく話していると思う方は多いですが、確かに回数や成功体験を重ねているのでどう話せば伝わるかがわかっている分、話す内容が面白く感じることはあります。

しかし、だからといってすぐに色をつけろなど、結構難しいスキルです。

では、最適なやり方はと言うと、相手に伝えることは変える必要はありません。

ならマニュアル通りにすれば良いのかとなりますが、所々に相手が関心を引きそうな事柄を付け加えて説明するだけで良いのです。

例えば、エクササイズのレクチャーの場合、説明の間に相手の好きな食べ物を聞いて、その食べ物についてちょっとエクササイズ的な視点から話してみるとか、そうすれば相手は少なくともあなたに関心が行きますよ。

説明には変に色をつけるよりも相手が感心するようなことを間に挟むようにして話すと相手も説明に耳を傾けるので前と同じことを説明していてもすんなり耳に入ります。

もちろん、詳しく説明するためには伝える内容をしっかり把握していないといけませんので、まずは内容をしっかり把握することが重要かと思います。

徐々にスキルを上げていったら色をつけてみることもおススメします。

2.多くの人にしってもらうため

内容を多くの人に知ってもらうためにはどうすればよいか。

こう考えると10人よりは100人に伝えるべきだと数で考える方が多いと思います。

それも間違いではありませんが、ただ、100人に伝えても100人全員がその説明の内容を理解したかと言えば疑問になります。

もしかしたら100人に説明はしたけどしっかりと内容を把握したのは10人だけかもしれません。

これではじっくり10人に説明して理解していただいたことと変わりありません。

では、数以外に方法はあるのかと言うと、別の見方をすればあなたの説明をじっくり聞いて理解した人に口づて知人に伝染していく方法です。

要は、あなたの説明を聞いて良いと思ったので友人にも教えたいと思ってもらえたら自然と多くの人に知ってもらえるのです。

説明する人数を増やすのではなく、説明し理解してもらったうえで友人にも教えたいと相手に思わせることが重要です。

この場合、伝わった人は伝えられた人が凄く良いと言うことだから、ひとまず聞いてみようかと思う人と、興味ないと思う人の2通りにわかれ、聞いてみたいと言う人がレクチャーを受けにくるので説明が伝わり知っていただける可能性は高いです。

やみくもに説明していくよりは公立が良く、また、相手に不快な思いをさせることもないので、お互いにとってプラスになる行動だと言えるでしょう。

多くの人に知ってもらうには数ではなく、いかに自分の説明をしっかり聞いてくれる人を大切にするかが重要になってきます。

聞く側の意識も大切

ここまでは説明の仕方などを説明してきて、くどいほど相手側の関心を説明してきました。

そう、レクチャーには指導する側だけでなく、受ける側、聞く側の意識も重要になってくるので、聞く側が指導する側に興味や関心がなければ、指導側が話していることは少しも頭に入ってきません。

次に聞く側の捉え方の説明をします。

ここでは聞く側の目線と指導する側の目線、両者の目線で説明致します。

1.目的意識をもって聞く

この講義、説明、講演などはどんな目的で聞いているのかを明確にしないと内容は入ってきません。

そのため、説明する側は相手がどんな目的で説明を聞いているのかを把握しなくてはいけません。

しかし、少人数の場合は事前のアンケートなどで相手を知ることができますが、大学の講義などでの大人数では相手ひとりひとりを知ることが難しいです。

聞く側もなぜこの説明を聞くのかの目的意識がないとただ流して聞いているだけになるのでその時間が無駄になってしまいます。

高度な指導者の場合は目的意識を持たせようとして説明の間に自分へ興味や関心を寄せるにすると行った手法を取ります。

要は、説明の中身には興味がなくても説明する人に興味や関心を持つことができれば、相手は説明する人の話を聞きたいと言う目的意識ができるので、説明を頭に入れることができます。

相手の目的意識を探るのが難しい場合はこちらへの興味や関心を持たれるようにしましょう。

ただ、注意が必要なのは説明するべき内容を変更しないことです。

変更して全く違うものしてしまってはレクチャーになりません。

2.たくさんのことを吸収しようとすること

多くの知識を得たいと考えている受講者は話の内容や説明する人に興味がなくても話を聞こうとします。

たくさんのことを吸収することで自分は良くなれると思っているからです。

このようなタイプは好奇心が旺盛な方が多いです。

また、得する情報だけ欲しいと言う人もたくさんのことを吸収しようとする方は多いです。

いかにこの説明に価値があるかを受講者にわからせることができるかが焦点となりそうです。

価値があるとわかれば集中して聞いて少しでも多く吸収しようと努めます。

逆に価値がわからないとただ聞くだけになってしまいます。

故に説明に価値をつけることが必要になってきます。

ここで変に内容をおもしろくしようとか色をつけようとすると、価値所の話ではなくなります。

価値をつける=あなたにとって必要なものだと思わせることなので、難しく考えさせず、簡単に考えられるような説明をしましょう。

要は入口を広げて説明することが良いでしょう。

3.質問も積極的にすること

説明を聞いて疑問が生まれたと言うことは聞いた側の頭に入っているという証拠です。

質問をすることがそれに対して興味があるということになります。

だからと言って疑問を抱くような内容で説明をしようとしてもそれはかなり高度な技術になります。

話す内容をピンからキリまで把握していないとできないような感じです。

では、どのように説明すれば良いかというと、質問をしやすい環境にしてから説明を始めることです。

要は疑問ができても、質問していいのかどうか迷う受講者は多く、最近だと質問することを悪いことだと思っている人もいるので、質問をしようと思う人がいません。

そのために質問もできないなら説明を聞いてもね。

という考えになるので、説明をただ流して聞くようになってしまいます。

故に、質問をしやすい環境を作るようにしましょう。

説明を始める前に「説明後の質問は何でもOKです」「ぜひ、積極的に質問してくださいね」という感じに質問することへも抵抗感を取っぱらう感じにしましょう。

レクチャーで内容を相手に上手く伝えるための5個の注意点

それではお待たせしました。

ここからはレクチャーで内容を相手に上手く伝えるための5個の注意点の説明を致します。

難しく考えず簡単に考えて今のあなたに必要な部分を抑えるようにしましょう。

1.聞きやすい話し方をする

説明するうえで特に重要になってくるのが聞きやすい話し方をすることであって、これができれば相手は聞く耳を持つので聞き流されることはありません。

ではどんな話し方が聞きやすい話し方になるかをご説明します。