あなたの周りで、 自己主張が激しいわけでもないのに、いつも輪の中心にいる人や、上司や友達に甘え上手な人 っていませんか?
もしかしたらその人は、「人たらし」なのかもしれません。
誰からも愛されたがりで、人の心に入るのが上手な人たらしに共通する特徴についてご紹介します。
人たらしって結局いいことなの?
どんな人からも愛されたいと望んでいて、甘え上手で自己主張をあまり持たない。
そう聞くと、 「何だかわがままな性格なんじゃあ・・」と思ってしまう人もいる と思います。
自分をきちんと確立していて、何でも自分一人の力だけでこなしてきた人からすると、あまり好きにはなれないタイプの人かもしれません。
しかし、人たらしはそんな人の心の内にも、上手に入り込むことが出来るのです。
人たらしが良いか悪いかと聞かれれば、 人たらしそのものはメリットの多い人生 です。
しかし、人たらしの人生を歩む人も、何も考えずにのんびり生きているわけではないのです。
人たらしには メリットがある分、ちょっと人よりも苦労している こともあるようです。
人たらしってなに?
人たらしとは、辞書では「人誑し」と表し、「人をだますことや、だます人のこと」を意味します。
そもそも「誑し」という言葉の持つ意味そのものが、「言葉巧みに人をだまし、甘い言葉で誘惑する」といったものです。
そのため、人たらしは 一言でいえば「人を誑かす人」 ということになります。
女性を甘い言葉で誘惑して誑かす男性のことを、「女たらし」と言いますが、人たらしの場合には誑かす相手の性別を問いません。
意味だけで聞くと、とんでもない悪人のように思えます。
しかし、人たらしになること自体が難しく、いざ身につけようと思っても、中々人たらしを身につけることは出来ません。
そしてまた、 人たらしには本人にしか分からない苦労もある ようです。
いずれにせよ、あまり良くない意味を持った言葉ではありますが、実際に人たらしの人生を送る人は、苦労以上のメリットにも恵まれています。
人たらしの基本的な特徴5つを知ろう
人たらしには、どのような特徴があるのでしょうか?
一見他人を誑かして生きている、悪い印象を抱かれやすいのですが、実際には マメで誠実な人が多い です。
人をたらし込むことが出来る人というのは、無意識であれ意識的であれ、 常に他人との心の距離やその場の空気を上手に読み取れる人 が多いです。
そして他人のために心を砕いたり、自己主張をしなかったり、また相手をたらし込みながらも、決して傷つけることをしなかったり。
「悪人」では決してあり得ないような考え方や価値観を持っています。
具体的な特徴を以下にご紹介します。
礼儀正しい
人たらしな人は、 誰に対しても常に平等で、礼儀正しく 接します。