だけどこれは、面接を受ける前の心構え。
面接はここからが本番です。
その本番を迎えた時、「話を聞かない」なんてことは、あってはなりません。
最低限のマナーを守ることは絶対条件ですが、実際の面接での態度ももちろん、重視されているのです。
面接では、採用担当者と会話をしなければなりません。
その中で採用担当者は、人柄を見たり、働くにあたっての必要なことを確認したりしています。
採用後、きちんと働いてもらえるかどうかを見極める時間になるのです。
そこで話を聞かないと、相手が聞きたい質問にも答えられませんよね?もちろん、不誠実な人物だとも思われてしまいます。
コミュニケーションが取れない人物だとして、採用には至らないでしょう。
適当に相槌する
アルバイトの面接では、話を聞かないのはもちろんのこと、「適当に相槌する」というようなことも、やってはいけないことです。
重要なことを聞かれているのに、適当に相槌をしていたら、採用後に自分が困ることになるかもしれませんよね?それに「適当に相槌をしているな」と相手が感じ取れば、やはり不誠実だと思われてしまいます。
もしそれが接客業なのだとしたら、お客様に対しても同じことをする可能性があり、それがクレームに発展するかもしれません。
そんな人を採用してしまうのは、お店側としてはリスクを伴いますよね。
たとえ接客業ではないとしても、コミュニケーションをまともに取れない人には、仕事を安心して任せることが出来ません。
アルバイトの面接には、誠実に真摯な態度で向き合いましょう。
忘れ物をする
アルバイトの面接に「忘れ物をする」というようなことも、やってはいけないことですよね。
面接に持っていくものと言えば、代表的なものでは履歴書があるでしょう。
面接時に履歴書持参という条件の場合も、多いと思います。
それを忘れたら?面接において履歴書は、絶対に必要なものです。
履歴書も、人物像を判断するもののひとつとなりますし、採用する際には履歴書が必要なのです。
そんな大事なものを忘れてくるような人に、誠実さは感じませんよね?それに履歴書を持参しないようだと、何か問題があるんじゃないか?とも思われる可能性があります。
持参すべきものを忘れてきたら、面接も出来ません。
面接の応募の電話をかける時は、必ずメモを片手に、面接の日時や必要なものを書きとめましょう。
募集広告などに持ってくるものが書いてあるなら、それをよく確認しておきましょう。
例え、特に指示が無かったとしても、履歴書は持って行った方が間違いありません。
また、メモ帳や筆記用具は最低限、持っていた方がいいでしょう。
汚い言葉遣い
挨拶をしない。
話を聞かない。
というような、何も発しない態度もダメですが、アルバイトの面接では、「汚い言葉遣い」もNGです。
何度も言うように、アルバイトの面接では、社会人の一員として働ける常識があるかどうかも、見られています。
働く上で汚い言葉遣いは、お客様や取引先に不快感を与えてしまうかもしれません。
面接でそれが出てしまうということは、働いている最中にも同じ言葉遣いをするということです。
それはお店側の評判を下げることになる可能性もあり、採用に際し、不安を感じさせます。
言葉遣いは、普段の生活習慣が出てしまうものですから、気をつけていてもつい出てしまうものです。
つまりそれが、人柄だということにもなります。
働いてお金を得たいなら、日頃から綺麗な言葉が使えるよう、努力しておいた方がいいでしょう。
タメ語で喋る
汚い言葉遣いがダメなら、もちろん「タメ語で喋る」のもNGです。