反省すること、それは人生において、度々訪れる成長のチャンスでもあります。
失敗と反省を繰り返して、人は多くの事を学び、人として成熟していくのです。
だけど反省って、苦しいものなんですよね。
反省することがあるということは、何か失敗があったということです。
その失敗に向き合わなければならない反省の時間は、出来る事なら避けて通りたいと、誰もが思ってしまうでしょう。
それでも、反省しなければ次に進めません。
反省をしないまま無理やり次に進んだら、また同じ失敗をするかもしれません。
子供の頃から学校や家庭で、事あるごとに反省を促されてきたのも、それが生きていくために必要な事であるからです。
しかし大人になると、促されて反省をするのではなく、自ら反省をしていかなければなりません。
自分で反省をして、自分で自分を成長させていかなければならないのです。
とはいえ、何度反省を経験しても、「反省が好き」な人なんていないでしょう。
誰だって、反省は苦手です。
しかも大人になり、促されることがなければ、反省から逃げてしまうことも出来てしまいます。
でも、反省から逃げ続けていたら、いずれ取り返しのつかない事態になることも…あるかもしれないのです。
大人は大人として、子供のお手本になれるよう、自分で反省をしなければなりません。
いつまで経っても嫌なものではありますが、反省は色々な学びを与えてくれます。
それに、反省が嫌だからこそ失敗をしないようにするくらい、反省は反面教師的な役割もしていますよね。
それでも失敗してしまったら?やっぱり、反省をするしかないのです。
というわけで今回は、皆さんが苦手であろう“反省”についてまとめました。
反省をするためのテクニックを活用して、「反省を活かす」ことが出来る大人になりましょう!
上手に反省をするための7つのテクニック
私たちは失敗をすると、落ち込んでしまったり、恥ずかしさを感じたりしますよね。
でもそれは、反省ではありません。
落ち込む時間を設けただけでは、反省したことにはならないし、それが次のステップに繋がることもないでしょう。
反省とは、言葉通りに考えれば、反復して省みることです。
自分を省みることが、反省の意義でもあるのです。
因みに、反省の意味を辞書で調べてみると、“自分のしてきた言動をかえりみて、その可否を改めて考えること”。
そして、“自分のよくなかった点を認めて、改めようと考えること”とあります。
ここで改めて反省の意味を理解し、きちんと反省を行えるよう意識しておくことも、大切なことだと思います。
正しく、上手に反省が出来るようになれば、きっとその反省は、自分を大きく成長させてくれるはずですよ!
それでは早速、「上手に反省をするためのテクニック」を見ていきましょう。
1.自覚することが第一歩
上手に反省するためには、「自覚することが第一歩」となります。
自覚することって、案外難しいものなんですよね。
どうしても恥ずかしさが先立ってしまったり、落ち込んでしまったりして、なかなか自分の失敗を自覚するところに至りません。
見たくない現実、知りたくない自分のこととなると尚更、受け止めることが出来ずに、他の感情で有耶無耶にしてしまったりします。
失敗し、反省をする時は、まず自覚することが第一歩であり、難関でもあるでしょう。
この難関を突破することがまず、反省するためには必要なのです。
自覚とは、“自分自身について、はっきりと知ること”です。