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反省をするための7個のテクニック(続き5)

もちろん、迷惑をかけた人が居ればその人に怒られたり、叱責されたりするかもしれませんが、それで人生終わりにはなりません。

どんな姿勢で反省するかによって、道は必ず開けるのです。

5.人のせいにしたり言い訳をしない

また、上手に反省するためには、絶対にしてはいけない事があります。

反省の際には、「人のせいにしたり言い訳をしない」こと!これだけは頭に叩き込んでおきましょう。

失敗したことを人のせいにしたり、言い訳したりするのは、全く反省をしていないということですよね。

あからさまに逃げていることになり…これほど、見苦しいものはありません。

自分の失敗を認めることもせず、反省などする気も無い態度。

さらに、自分は悪くないといい、他の人に責任を押し付けたり、他の物事のせいにしてしまう…。

残念ながら、こういった人は結構いるものです。

こういう人の場合、弁明に必死過ぎて、自分の姿が見えていないんですよね。

周囲から見れば往生際が悪くて見苦しいだけの態度で、その弁明が秀逸だとしても、信用を得ることは出来ません。

言い訳すればするほど、印象は悪くなっていくのです。

失敗した時、その失敗を受け入れられなくて…自分のせいじゃないと思いたい!という気持ちは、筆者もよく分かります。

でも、「言い訳をするほうがもっとカッコ悪い」ということも知っていますから、その見苦しい態度や言葉はぐっと押え込むのです。

逃げたくても、認めたくなくても、反省するしかないのです。

1.人間関係が悪化するだけ

それに、人のせいにしたり言い訳をしていたら、反省が出来ないだけではなく、人間関係も悪化してしまいます。

信用も失いますし、何より責任転嫁されてしまった人は、裏切られた気持ちですよね。

人のせいにする側にとっては、その場をやり過ごすための言い訳のひとつなのだとしても、名前を挙げられた人は?もし、その嘘が信用されてしまったら、その人が悪者になってしまいます。

たとえその嘘によって自分は反省を免れたとしても、責任転嫁された人からの大きな恨みを買うことになるでしょう。

こういった恨みは、いつか倍になって返ってきますよ!いずれバレた時、失敗した時に反省しなかったことを後悔するほどの代償を、払わされることになるでしょう。

6.目的と結果の差異を縮める方法を考える

上手に反省をするためには、「目的と結果の差異を縮める方法を考える」のも、ひとつのテクニックとなります。

何かに失敗をしたということは、その事柄の成功パターンがあるということですよね?
本来、自分の行動は失敗するために行ったのではなく、成功するために行っていたはずです。

それがいわゆる、行動の目的です。

つまり、その目的に対して自分が行った行動に、反省すべき点があるということになります。

目的に対する結果が失敗だった時。

その結果に至るまでに行った、自分の行動を振り返ってみましょう。

目的は分かっていたつもりなのに、その為の行動をしていなかったのかもしれません。

目的に対して行うべきだった行動を、実際に自分が行った行動と比べてみることで、改善点も見つかりやすくなるでしょう。

また、目的自体が、自分にとって無謀なものだったのかもしれませんよね。

自分の力量で出来ること以上のことを行う時、失敗はつきものです。

もちろん、その失敗が自分を成長させてくれることにもなりますから、目的と結果の差異を縮める方法を考えることが出来れば、それが反省となり、次に活かすということにもなるのです。

7.物事に取りかかる前の事前準備を万端にする

反省は、次に活かすことが大切であると、お伝えしてきました。

上手に反省するということは、次に同じ失敗をしないように行動をするということでもありますよね。

つまり「物事に取り掛かる前の事前準備を万端にする」ということも、上手な反省のテクニックとなるのです。

実際に次に活かしてこそ、反省が出来たということです。