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反省をするための7個のテクニック(続き4)

失敗して反省するのは、次に活かすためのものです。

人は誰だって失敗します。

何より大事なのは、その失敗から何を学び、真摯に受け入れて反省できるかどうかなんですよね。

ここ最近、ワイドショーでよく、芸能人や政治家の不倫問題が取りざたされています。

そしてそんな著名人たちのその後は、その問題にどう向き合ったかで、大きく変わっていますよね。

自分の問題を認め、真摯に受け止めて反省した人は、イメージダウンしつつも、世間はある程度理解し納得します。

だけど問題をはぐらかしたり、誠実な態度ではないと判断されれば、いつまでもバッシングが続き、再起不能な状態に陥ってしまいます。

失敗しても、きちんと反省すれば次に繋がるし、反省が無ければ次は無い。

釈明会見をしたその後の有り様を見ていれば、それは反省の良いお手本となっていると思います。

反省は、自分の次に活かすためのものであると同時に、周囲の人への誠実さを示すことでもあるのです。

2.責め過ぎるとネガティブになる

また、反省をする際に自分を責め過ぎないほうがいいのは、責め過ぎるとネガティブになっていくからです。

先ほどもお話したように、自分を責めることは自傷行為とも言える行為です。

それをやり続けたら、自分はどんどん傷つく一方ですよね。

しかもそれを自分で行っているのですから、一番自分を信じなければならない自分に、裏切られているようなものです。

となればどんどん自信を無くしていくし、自ら再起不能な道へと突き進んでいるようなものですよね。

失敗すると、どうしてもネガティブ思考にはなってしまいます。

反省をする時も、ネガティブな感情は浮かびやすいでしょう。

反省をしながらポジティブ思考になれる人は少ないですからね。

でも、自分を責め過ぎると、必要以上にネガティブになってしまいます。

実際の問題以上に、落ち込んでしまうのです。

そこから切り替えて反省し、次に活かすのは一苦労ですよね。

自分を責めてしまうのは、わざわざ自分で、反省の道のりを険しくしてしまっているも同然なのです。

誰もがついやってしまいがちなことですので、自分を責めないようにすることは、日頃から意識しておくといいでしょう。

4.失敗だけを見つめない

そして「失敗だけを見つめない」ことも、上手に反省するテクニックとなります。

失敗した時、反省すべき点は起きてしまった失敗にもあると思いますが、そこばかりを見ていては次に活かすことは出来ません。

反省とは、“自分のしてきたことや良くなかった点を省みて認め、改めようと考えること”でしたよね。

失敗だけを見ていては、ただ起きたことを自覚するだけに留まってしまいます。

その失敗がなぜ起きたのか、何が良くなかったのかを省みて、それを改めるためにはどうすればいいのかを考えることが出来て初めて、反省になるのです。

反省する目的は、同じ過ちを繰り返さない事、そしてそこから学び成長することにあると思います。

そのためには、失敗したことよりも、「その失敗をしないためにはどうすれば良かったのか」を考えることの方が、大事ですよね。

1.改善点やこうすべきだったということを導き出す

失敗における改善点や、こうすべきだったという自分の間違いを導き出すことが、反省になり成長に繋がっていくのです。

この様に失敗を細かく分析していくためには、落ち込んでばかりはいられませんよね。

自分を責めていたら、冷静な分析は出来ません。

感情に囚われている状態から切り替えて、“反省”をしましょう。

きとんと自分を省みて改めるためには、やはり起きた失敗から目をそむけず、向き合うしかないのです。

そうやってちゃんと反省をすることが出来れば、失敗したからといって信用を失うことにはならないはずです。

信用を失ってしまうのは、失敗した事実よりも、それに向き合う誠実さがないことや、同じ失敗を繰り返した時です。