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メンターにはどういう人になって貰う...(続き8)

誰だって間違いもするし、失敗だってします。

それが現実だし、お互いにそれを理解したうえで、支えあったり協力しあったりすることが必要です。

メンターも間違えることがあるし、メンティもそうです。

それで、お互いに人として向き合っていくことができる人は、メンターとして尊敬される以上に深く絆を感じることができるのではないでしょうか。

人情味のある人は他人のことでも自分のことのように感じて、一緒になって喜んだり、悲しんだり、悩んだりできます。

気持ちを共感できたり、心から「助けてあげたい!」と思ってあげたりすることができます。

そのように、人としていろんな経験や豊かな感情を持つ人がメンターだと安心して、そのような人がどのように問題を乗り越えてきたのか、どうやって仕事と向き合ってきたのか、ということはとても参考になるのではないでしょうか。

18.人に厳しく自分にも厳しい人

自分に甘い人は、何かと言い訳をして問題から目を背けたり、逃げたりする傾向があります。

でも自分に厳しい人は、自分が決めたこと、責任などをしっかりと果たすまで妥協せずに努力し続けようとします。

自分に言い訳をして、間違っていたり失敗したことを正当化しようとしたり、他人のせいにして責任を逃れようとすることもしません。

そのような人は物事にちゃんと向き合っている人で、妥協を許さない人なので、自分の仕事をもっと向上させるために改善してゆくことができます。

それで、他人にもそのように優しいだけではなく、厳しく教えてくれる人はいいメンターになれます。

もちろん、誰も他人から自分の失敗や間違いを指摘されることが好きというわけではないとしても、そのように厳しいことを何一つ言ってくれない人って本当に相手のことを思っているのかを疑問に思うことがあります。

今後の自分のために、めんどくさがらずに厳しいこともちゃんと言って注意を喚起してくれたり、気づきを与えてくれる人こそ、貴重な存在なのではないでしょうか。

よく、他人に厳しく自分には優しい人がいますが、そのような人は無論、誰からも信頼も尊敬もされません。

自分にも厳しく、そして他人厳しさを見せられる人こそ、メンターとしてメンティを一人前に育てることができるでしょう。

19.精神的に安定している

自分が精神的に安定していないと、他人を適切にサポートすることは難しいでしょう。

浮き沈みが激しい人は、その時の自分の気分やコンディションによっては全く他人のことに目を止められなかったり、他人をサポートする力がないことがあるでしょう。