CoCoSiA(ココシア)

興味を持つことが何事においても大事...(続き6)

環境

自分の所属している職業や業種についても、興味を向けてみましょう。

存在意義のない業種などどこにもありません。

また環境問題に結びついていない業種もほとんどないはずです。

環境問題に興味をもつことは、人類の将来に目を向けることにも繋がります。

筆者は、繊維製品生産の最前線を長年見続けてきました。

訪れたことのある生産現場の中で、ひどい環境だなと思ったのは、起毛加工とデニムのダメージ加工です。

起毛加工の方法には、一斉にたくさんの針を叩きつける方法と、ローラーにしたサンドペーパーを回す方法があります。

いずれも大量の糸くずが飛び散ります。

デニムのダメージ加工はさらに悲惨です。

薄暗い小屋のような環境のところで、一本一本、高圧で砂を吹き付けます。

砂と糸くずが作業場を舞い、呼吸をするのも困難です。

いずれも最悪に近い作業環境でした。

従業員の健康がとても気になります。

消費者のみなさんもこうした生産現場を一度でも見れば、起毛はいらない、ダメージ加工は自分で買って自分でやる、などきっと考え方は変わると思います。

自分たちのモノを買うという行為も、環境と密接に結びついているのだな、と実感をすることができます。

環境問題を考えるヒントは、必ず身近なところに存在しているものです。

歴史

歴史に興味と関心を持つ人たちは、将来を映す鏡としての役割を期待しているのでしょうか。

それとも純粋にロマンを感じているののでしょうか。

興味の持ち方は十人十色に違いなく、さまざまなアプローチがありそうです。

しかしそれらのスタンスに関わりなく、歴史への興味というインプットは、これもまたさまざまなアウトプットをもたらしてくれるものです。

教訓としてだけでなく、感動や、判断材料をも提供してくれるはずです。

ここで面白いと感じれば、興味は永続きしそうです。

男性は平家物語、太平記、戦国時代、幕末維新など、乱世のパワーゲームを好む傾向があります。

女性は平安時代や江戸時代など、平和で文学、芸術の盛んな時代でしょうか。

いずれにせよ歴史は知識の宝庫です。

歴史を学んでダメになった、という話は聞いたことがありません。

人間的に深みを増すのが普通です。

現代社会

現代社会の展開スピードは急です。

すべての動きに関与することはとても無理でしょう。