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トラウマになりがちな8個の出来事。...(続き3)

いじめられている人は、耐えれればその後時間の経過とともに卒業やクラス替えなどで環境が変わり、いじめられることはなくなるかもしれませんが、その心の傷は一生消えることはないのです。

一度いじめを受けた人間は、必ず人間不信に陥ります。

そして、心の中にも深い闇をかかえてしまいます。

当然、そういった状態になった人間のその後の人生は、大きくその影響を受けることになるのです。

そういった意味では、いじめる側は、いじめられた人がその当時自殺をしないにしても、その人の人生を奪うことには、変わらないのです。

いじめる人というのはその相手の人生をむちゃくちゃにしている自覚がなく、軽視しすぎているといっても過言ではないでしょう。

陰湿ないじめは処罰を重くすべき

いじめの中でも、特に陰湿ないじめというのは、さらに精神的にダメージを負わせるものになります。

あからさまないじめであれば、たとえば先生などがそれを見て注意したり、指導したりして、表面的な解決を図ろうとしてくれることはあるでしょう。

しかし、陰湿ないじめとなれば、まずいじめという存在を認めないといけないところから始まります。

陰湿ですから、人が見てないようなところで、いじめ・いやがらせを行うことになります。

そいういった状態の場合は、なかなかSOSが出しにくい性質があるといえるでしょう。

特にいじめられているほうもなかなかいじめられていると言えず、精神的に追い詰められるところがこの陰湿ないじめの特徴にはあります。

そういった意味で言うと、この陰湿ないじめは、処罰を重くすべきであるといってもいいでしょう。

4.パワハラ

現在よく言われているパワハラ。

社会で生きていく上で、必ず出くわすワードではないでしょうか。

そのパワハラについて少し述べていきたいと思います。

原因は本人か?上司か?

パワハラについてですが、これはここ10年くらいで出てきたワードです。

特に、いろいろ会社の上司が部下へ指導・アドバイスを行ううえで、こういうパワハラの問題が出てきたのです。

さて、このパワハラの原因について上司が悪いのか、本人が悪いのか。

その答えは、どちらともといえます。

まず、上司側の原因として、考え方があります。

たとえば「昔は、こういうことは許された。」「自分が若いころは、こうであった。」などというフレーズをよく聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。

これは、現在刻々と環境・時代が変わってきているのにもかかわらず、自分の時代では許されていたことを押しつけようとしている象徴のようなフレーズではないでしょうか。

昔は当然、パワハラの概念そのものがなかったために、なんとなく許されていたみんながやっていたことであっても、現在は許されないということに気づけていないことがこの上司側の原因のひとつにあるでしょう。

続いて、部下・本人側の原因についてです。

こちらは、その環境・時代のせいでもありますが、「ゆとり世代」というフレーズを聞いたことがあるかもしれません。

この世代と言われる人たちは、時代が生み出した環境に適用しようとして生まれた子供たちの世代ですので、仕方ない一面はありますが、少し傾向として、自分本位の主張が多々見受けられます。

また、傾向として打たれ弱く、すぐ自分とは合わないと判断してしまい諦めてしまうところがあります。

そういった意味で言うと、このパワハラを簡単に主張しやすい体質であるというところは、本人・部下側に原因があるといわざるをないでしょう。