これは、本人が意図していなくてもなってしまう現象なので、どうしようない状態、防ぎようがないものとなります。
4.心的外傷ストレス障害(PTSD)とは?
PTSDとは、何かしらの災害や交通事故・人的事故などによる強烈なショック体験が精神的ストレスとなり、心のダメージを受け、時間がいくら経過しても、似たような経験に対して強い恐怖を感じて、社会・日常生活に大きな影響を及ぼす様々なストレス障害を引き起こす精神的な後遺症、疾患をいいます。
基本的な症状としては、「フラッシュバック」「過覚醒」「回避」などが挙げられます。
これらの症状出るようになった強いショックを与えような出来事のあとに、約1か月以上続いている場合、PTSDと診断がくだされます。
5.トラウマの原因を作った人はとても罪深い
トラウマの原因が自然災害や事故であれば、なんとなくしょうがないと思えるかもしれませんが、それがもし人的なしかも故意的なものであるとしたら、それはそうとう原因を作ったひとは、罪深いといえます。
何せ、そのひとに一生かもしれない、心の傷を残したとも言えますので。
相手を優しく思い遣って接することが大事
トラウマを抱えたひとがもしいるというのであれば、相手を優しく思い遣って接することが一番大事になります。
なかなか、トラウマといっても軽度なものから重度なものまでありますので、軽視されがちなものかもしれません。
したがって、相手がどんなトラウマを抱えているかもわからない状態から軽視するのは、よくないので、優しく接してあげましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
トラウマとはよく聞くワードですが、このトラウマには、上記8つのその状態になる原因・ポイントというのがあります。
特に、トラウマには程度があります。
よく気軽に「トラウマ、トラウマ」とこの言葉を使いがちですが、本当にトラウマになってしまった場合というのは、精神的に大きく影響があり、とても平常心ではいられないような状態となります。
そういう意味では、程度の軽いものから重いものまでをそれぞれの項目で列挙させていただきました。
なかなかトラウマに縁がないという人もたくさんいらっしゃるかもしれませんが、いつ、どこで、どの状況でその場面がトラウマにつながるかわかりません。
そういうことでいうと、この8つのポイント状況・原因を知っておくだけでも、心の準備ができ、さらに言うと、もしかしたら知らなかった場合は、トラウマになってしまっていたものも、このように心の準備をしておくと、トラウマになることを防げるかもしれません。
したがって、知っておくことは、損ではないはずです。
ぜひ、心に留めておくことをおすすめします。