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曖昧に何事もしないほうが良い8個の理由(続き3)

曖昧な返事は、意味としては「どちらとも取れる」ということですが、実際に曖昧に返事をするときって、たいてい「NO」のニュアンスであることが多くないですか?

人は良い返事だと、すぐにOKの返事をしたくなるものです。

でも、すぐに返事しないで曖昧な返事をする場合、断りの返事をする前のワンクッションの役割をしているのではないでしょうか?いきなりNOの返事を言ってしまうと相手が傷つくし、自分も嫌な気持ちになる。

そういう感情が曖昧な返事をさせるのだと思います。

でも、曖昧な返事をされた方は確定していないから、いつまでも「答え」を待ち続けることになりますよね。

それって相手の時間を無駄に奪うことで、思っている以上に重罪なのです。

優柔不断な印象がつく

曖昧な返事しかしない人は、やはり優柔不断だと思われても仕方ないでしょう。

特に男性が、曖昧な返事しかしないとなると、「責任感が無い」「男のくせにいくじがない」「優柔不断でいや」などと思われてしまいます。

たまに曖昧な返事をするのであれば構わないのですがいつも、なんとなくはっきりしないとなると、女性は嫌がります。

男女でわけると、どちらかといえば女性の方がはっきりした返事を欲しがるのではないかなと思います。

女性の方がさばさばした性格の人が多いですし、断られてもめげずに次にチャレンジするのは女性の方が立ち直りが早い気がします。

優柔不断な印象は、決してプラスの印象にはなりません。

優しさから曖昧な返事になってしまうこともあるのでしょうけれど、それは女性には通用しないので、曖昧な返事はしない方が無難ですよ。

信頼が薄くなる

はっきりした返事をしないと、信頼関係も崩れてしまいます。

信頼関係がきちんと成り立ったうえで曖昧な返事をした場合、互いに互いがどういう意味で曖昧な返事をしているのかと言うのは想像できますので、別に良いのですがあまり知らない者同士が曖昧な返事をしてしまった場合、「この人はどういう人なのかな?」と信頼するまでいかないことがあります。

特にビジネス関係において曖昧な返事をするのは避けた方が良いでしょう。

もちろん自分の一存で決められないことも、ビジネスの場においてはたくさんあると思いますが、曖昧な返事をするのではなく「自分の一存では決められないので、きちんと後日返事をします」とはっきり言った方が相手には信頼されると思います。

できるかできないかわからないのに、期待だけさせられてしまうのも相手は嫌がりますし、相手に対してとても失礼にあたります。

相手を悪い感情にさせてしまう

曖昧な返事をしてしまうと、曖昧な返事をされた方は、決して気分が良くありません。

人はモヤモヤすることに対してストレスを感じるからです。

また、相手も曖昧な返事をされることで「ごまかされた」とか「逃げられた」と思ってしまうのは否めません。

では、曖昧な返事をしてしまうと、相手はどのような悪い感情を抱くのでしょうか?もちろん曖昧な言い方をされた人それぞれで抱く感情は違いますし、いちいち「曖昧な言い方をされるのは困る」とは言わない人の方が多いです。

しかし、相手が抱く感情をいくつか知っておくことで、その場で本当に曖昧な返事をしてしまっていいのかどうか、やはりはっきりと回答を伝えた方が後々相手との関係を良好に築けるのかどうかがわかります。

もどかしさ

曖昧な言い方をされたら、相手はたいていもどかしく思います。

もどかしいとは、自分が思っているようにならず、じれったく思う。

いらいらするという意味です。

つまり、相手は曖昧な返事をもちろん望んでおらず、どちらかはっきりした答えをもらえると思っているのです。

ですので、曖昧な返事をされてしまうと、「そういう返事が欲しかったのではない」ともどかしく感じます。

人によっては、もどかしさを感じるのが嫌なので、はっきりした返事をくれと迫って来る人もいるでしょう。

曖昧な返事をされてしまうと、「なんでこの人は自分で決められないのか」「どうしてごまかすのか」というように相手は思ってしまいますし、やはり相手とその後も良好な関係を築けるかは疑問です。

イライラ

曖昧な返事をされれば、当然人はイライラします。

もどかしさを感じるというのもありますが、イライラするのはたいてい相手が何度も曖昧な返事で逃れている場合です。

曖昧な返事をする人は常に曖昧な返事をすればいいと思っているので、曖昧な返事をされてしまうと「またか」と思われてしまうのです。

他人をイライラさせてしまうと、その後の人間関係の修復がかなり大変になります。

一度イライラさせられた相手とは二度と会いたくないと思ってしまうのが人間です。