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曖昧に何事もしないほうが良い8個の理由(続き4)

ですので、その後にいくらはっきりした返事をしたとしても、なかなか信頼されないのが通常です。

ご自身も、「この人と話しているとイライラする」という対象者はいると思いますが、そういう人と仕事で会わなければならない場合はしょうがないとして、プライベートでも逢いたいと思いますか?

諦め

曖昧な返事をされれば、「あ、これはNOの返事なんだな」とすぐに諦めてしまう人もいますよね。

ですので、「曖昧な返事をしておいてこの場を逃れよう」「断りにくいので、今はとりあえず曖昧な返事をしておこう」と思っている場合は、言いかえれば相手にその意図が伝わっているので、まぁ良いとして、本当にどっちかまだ判断できないという場合は曖昧な返事は避けた方が良いでしょう。

「本当に返事に迷っているので、もう少し待ってほしい」ときちんと自分の意思を伝えなければ、相手はあなたとの交渉を諦めて別の人にチャンスを持ちかけると思います。

曖昧な言い方は、時には便利ですがたいていの場合は、ご自身のチャンスを握りつぶすことになります。

気をつけましょう。

逃げ癖がつく

曖昧な言い方をしていると、どんどん逃げ癖がついてしまいます。

人は嫌なことから逃げることができればとても楽ですよね。

たいてい逃げおおせられないので、結局向き合うことになり、もっと早く向き合っておけばここまで酷くならなかったというケースが多くみられます。

ただ、一度逃げ癖がついてしまいますと、人はどうしてもそちらに流れてしまいます。

自分でも逃げてはだめだと思いながらもついつい、逃げてしまうのです。

そうなりますと、他人はやはり、曖昧な言い方をする人を信頼はしてくれませんよね。

「また曖昧な言い方をしてその場を逃れようとしている」と取られてもしょうがないということです。

人生は逃げてばかりはいられません。

癖が付く前に、曖昧な言い方をすぐにしてしまう人は直した方がよさそうですよ。

後回しにしてしまう

また、曖昧な言い方をする場合でも少し時間が欲しいという意味合いで、曖昧な言い方をする人もいます。

こういう風に言う人は全てにおいて何事も後回しにしてしまう傾向にあります。

後回しにすると、だんだんとやるのが嫌になってしまいますし、後でやろうと思っていて忘れてしまうということもあります。

曖昧な返事をされて嫌な人は、いますぐ確定した返事を求めている人がほとんどです。

ですので、曖昧な返事をされることすら嫌悪感を感じますし、さらに後回しにされたり、忘れられたりするととても気分を害してしまいます。

ここで、相手の人との関係が別にどうなっても構わないということでしたら、曖昧な返事をしたままフェイドアウトしても良いかもしれませんが、相手とは今後も良いお付き合いをしていきたいと思っておられるのなら、曖昧な返事はやはりNOですよね。

仕事ができない人になる

曖昧な返事をする人は仕事ができないと思われてしまいます。

曖昧な返事をするので、「この人は優柔不断だ」と判断されてしまうからです。

優柔不断ですと、仕事になりません。

仕事とは瞬時にさまざまなことを判断して自分で決断していき、その決断に責任を持たなければならないからです。

それなのに、曖昧な返答ばかりしていると、「この人は自分で何も決められない」「責任逃れしたいから、こんなことを言うのだな」と仕事できない人間にみられてしまいます。

そのうち誰からも頼られなくなって本当に仕事ができない人間になってしまいますので、気をつけなければいけません。

無責任に答えを出すのは確かにいけないことではありますが、人に責任を押し付けたり逃げたりするのは、人としてもっとダメなことであると思います。

答えを出すのを忘れてしまう

曖昧な言い方をしていて、後回しにした場合に、そもそもの答えを出すのをつい忘れてしまうこともあります。

そういうつもりではなくても、曖昧な返事をされた方はその回答をいつまでも待っていることになります。

しかし、場合によっては「あの話、どうなりましたか?」なんてこちらから聞きにくいこともあるでしょうし、そこはやはり曖昧な返事をしてしまったらアフターフォローは必要であると言えますね。

忙しさにかまけて、答えを伝えるのを忘れてしまうということは、全く無いとは言い切れませんが、一度何かに対して返事をした、曖昧であったとしても回答を匂わせたことがあると言う場合は、きちんとした答えを相手に出さなければいけません。

曖昧なままにしておくのはよくないことです。

曖昧にしてしまうと、これも何度も申し上げますが相手の時間を奪うことになります。