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マタハラにありがちな8個の例とその対策(続き3)

それって、とっても心が狭い男性ですよね。

そんな人は無視するのが一番良いのですが、妊娠中は何かとナーバスになっています。

ですので、ちょっとした嫌みでも精神的にかなり堪えるのが現状です。

中には最悪な人もいて、嫌みを言われてじっと耐えている人を見て面白がって余計に嫌みを言ってくる人もいます。

人間ですから、忙しくなってきたら多少の嫌みも言いたくなるでしょう。

しかし、あまりにも酷い・悪質な場合は、ほっておいたり我慢する必要は全くありません。

きちんと相談機関に相談してみましょう。

仕事を無理やり押し付けられる

これも、暗に退職をにおわせるための行動です。

会社側にしてみれば、雇用者が犯罪を犯したり、規則を破ったりしなければよほどのことが無い場合は、いくらその人が仕事ができないからと言って、首を切るというわけにはいきません。

ですので、自分から辞めたいと言ってもらえるのが理想です。

そのためには、仕事に対して辛い、しんどいと相手に思わせるのが一番です。

ですので、妊娠していてただでさえしんどい妊婦さんにたいして、どんどん仕事を押し付けたり、彼女がしなくて良い仕事まで「お願いします」と押し付けるのです。

妊婦さんにしてみれば、自分は普段から迷惑をかけているので、断れないという思いもありますので、結果的に仕事を続けるのが難しいということになってしまうのです。

産休・育休については会社によっても違いますが、開始時期も期間もだいたい決まっているので、それまで辛くてもなかなか早めに産休を取りたいということができません。

このようなこともあり、子供を優先して仕事を諦めなければならないという女性も増えています。

価値観を押し付けられる

マタハラに限らず、他人の価値観を押し付けられるのは、困りますよね。

どんなマタハラ被害かというと、例えば「普通は妊娠したら辞めるんだけど」とか「子供さんのことを考えたら、無理して会社なんかくるべきじゃない」とか、恩着せがましい価値観もありますし、他には「迷惑だと思わないのがおかしい」とか「無理に仕事を続ける意味がわからない」というように嫌みを言ってきます。

妊娠や出産については、とてもデリケートなことでありますので、妊婦さん以外が価値観をその人に押し付けても何の意味もありません。

妊婦さんが大丈夫だと言っているのに「そんなこと無いはず」とか「しんどいはず」というように、心配を装って排除しようとするのは大きな間違いです。

自分は大丈夫だと思っているのに、あれこれお節介を言ってくる人は、その人が例え「あなたの為を思って言っている」と言っても、それはマタハラに他なりません。

妊婦の体を配慮しない

職場では、いろいろな人に対して敵意をむき出しにする人がいます。

中でも、妊婦さんを必ずターゲットにする最悪な人達もいます。

男性の中にもそんな人はいますし、こともあろうに同じ女性でしかも妊娠出産経験があったにも関わらず、妊婦いじめをするオバサンもいるのです。

「妊娠は病気じゃない」と、わざと重い荷物を持たせたり、高いところにあるものを取らせたりするのです。

さすがにこれは犯罪です。

もしそれがきっかけでお腹の赤ちゃんに何かあっても責任は問われません。

また、このことがきっかけで、万一お腹の子がどうにかなってしまった場合、最悪の場合はマタハラなんていう簡単な被害ですまされることはありません。

それはもう「殺人」に値すると思って下さい。

いわゆるお局と呼ばれる人に逆らえない若い妊婦さんもいるでしょう。

でも、れっきとした犯罪行為ですので、きちんと訴えるようにしてくださいね。

公共の場

悲しいかな、妊婦さんのことを本来社会全体で守らなければならないのに、なかなかそうなっていないのが現状です。

赤ちゃんを宿して喜びいっぱいのはずなのに、一歩外に出ると、いえ、場合によっては家の中であってもマタハラ被害に悩まされている妊婦さんは後を絶ちません。

命を生みだすと言う行為は、口で言うほど簡単なものではありません。

お母さんは赤ちゃんをお腹の中で約10カ月以上も守っていかなければならないのです。

これがどれほど神経を使うことかおわかりでしょうか?

もちろん妊娠して初めて大変さを知った、自分も妊婦さんに対してそんなに気を使わなかったから、自分がその立場になってすごく反省したということもありますよね。