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マタハラにありがちな8個の例とその対策(続き6)

是非今一度考えて見て下さい。

マタハラの種類

マタハラの被害についてはお話をしてきましたが、ここで少しおさらいしてみましょう。

マタハラと一言で言っても、色々な種類があることが分かりましたよね?どんな種類があったでしょうか?ひとつずつ見て行きましょう。

マタハラは、決して許されるハラスメントではありません。

マタハラに詳しくなると言うのも、本来喜べることではありませんが、知らなければ泣き寝入りしてしまうこともたくさんあります。

そんなの悔しいですよね?

知ることも勇気です。

実際に行動に移すのはもっと大変ですが、知らなければ何もはじまりません。

昭和の価値観押し付け型

まず最初は「価値観押しつけタイプ」のマタハラをご紹介しました。

「妊娠は病気ではない」「動いた方が良い」というような、昔ながらの考えの押し付けは実はとても危険です。

昔の考えと今の考えは全く違うことも多いです。

医療は日々かわってきています。

昔に通用した治療法も今では全く無意味であることもあります。

価値観を押し付けるタイプの人は、実際はよくわかっていない人が多いのでそんな人の言うことを聞く必要は全くありません。

いじめ型

次に、「妊婦さんをいじめる」タイプのマタハラです。

妊婦さんを目の敵にする人もいるというようなお話しでしたよね。

当たり前なのですが、妊婦さんは皆さんから守られて当然なのです。

ですが、それをちやほやされていると勘違いしたり、自分がイラついているのを妊婦さんのせいにしたりする人もいて困ったものですよね。

マタハラ以前に、いじめという問題があります。

妊婦になって突然いじめにあうようになったのか、それともそれ以前からいじめにあっていたのかで対処が変わってきます。

パワハラ型

自分の地位を利用したハラスメントをパワハラと言いますが、パワハラの中のマタハラというのもあります。

ややこしいですよね。

これは、自分が妊婦さんよりも強い立場(上司であったりする場合)に、権力をかざしてハラスメント行為を行うことです。

ご存じのように、妊娠というのは非常にデリケートな問題です。

男女間の性交渉の話題を持ち出してくる上司もいるでしょう。

例えば「お前は仕事はできないのに、やることはやるんだな」というような嫌みです。

これは完全に、パワハラ・マタハラ、そしてセクハラに値します。

追い出し型

会社では、妊娠している女性を雇い続けることを、嫌がる会社もあります。

ですが、首を切ってしまうと会社が訴えられた時に、「妊娠を理由で解雇された」といわれてしまえば、完全に会社が負けます。

そうならないように、本人から辞表を提出してもらって自主退職してもらうのが会社にとっては一番ありがたいのです。

ですので、このような場合は追い出し作戦にかかられます。

わざと仕事をたくさんあたえて残業させたり、他の人の仕事を押しつけて業務量を増やしたり、妊婦さんが「もう無理」と思って退職を申し出てくるまで続けてきます。

マタハラは立派なハラスメント

マタハラは、れっきとしたハラスメント行為で、造語でもなんでもありません。

また妊婦さんの被害妄想でもありません。