あなたがもしも人から服装や言動を褒められたとき、「全然そんなことないですよ~」と反射的につい否定しながらも、内心はやはり嬉しくなりますよね。
見え透いたお世辞は聞き流せても、心底から褒められると、誰だって嬉しいと感じるものです。
私たち日本人はいわゆる「褒め下手」な民族ですが、中には褒めるのがとても上手な人もいます。
褒め上手な人は、褒め下手な人に比べると、どんな褒め方のテクニックを持っているのでしょうか?
※褒めてくれる男性は脈ありかもしれません。確実に見極めるにはこちらの記事を見てみましょう。
褒めることはすごく大事!
人を褒めるということは、とても大事なことです。
人は褒められると、それがいかにもわざとらしいお世辞でない限りは、嬉しいという感情が沸き上がります。
学校や会社で褒められれば、社会的な自分の立場に対する自信にも繋がり、良い優越感となります。
また、個人的なやり取りの中でも、誰かに褒められると自分の中の承認欲求が満たされて、満足な気持ちになります。
つまり、褒めるという行為そのものは、人同士が円滑に関係を築く上で重要なコミュニケーション方法の一つでもあるのです。
褒める対象が人ではなく、例えばある家の犬だとしても、犬を褒めることで間接的に飼い主を褒めることに繋がるため、「褒める」という行為は主に人から人に対して行われることを指します。
褒めるときの5個のポイントを伝授!
褒める、と一口に言っても、どのように褒めれば相手が気持ちよくなるのでしょうか?
一生懸命相手を観察して、何とかお世辞を捻り出すのももちろん良いのですが、それでは相手に「この人は無理やり自分を褒めようとしている」と気付かれてしまいます。
無理に褒めようとしているのが気付かれてしまうと、相手は気持ちが冷めてしまい、あなたが何を言っても素直には受け取れないことでしょう。
では、褒めるときにはどんなことに注意して褒めれば良いのでしょうか。
1.堂々と褒める
まずは相手を、正面から堂々と褒めましょう。
いかにも「お世辞です」と言わんばかりの、握り手を作りながら媚びた笑顔で褒めるのは厳禁です。
相手の顔を斜めに見ながら、また視線を彷徨わせながら褒めるのもあまり効果的とはいえません。
相手の顔を真っすぐに見て「今日は〇〇なんだね、とっても良いよ!」と明るく笑顔で褒めましょう。
日本人は褒め下手ですが、それゆえに「褒められ下手」でもあります。
正面から堂々と褒められると、反射的に口からは「そんなことないよ」と否定の発言が出るでしょうが、きっと内心では嬉しい気持ちが沸き上がっているはずです。
はにかみながら否定する人は、嬉しい気持ちを隠しきれていない証拠でもあります。
また、時々困った顔を作りながら全力で「そんなことない!」と否定する人もいます。
でもそういう人ほど意外に承認欲求が強かったりしますので、相手が否定しても笑顔でしつこ過ぎない程度に肯定してあげましょう。
顔や口では何と言っていても、本心では誰しもやぶさかではないはずです。
2.ありのままに褒める!嘘はダメ
相手を褒めるときは、必ずありのまま褒めましょう。
相手が思ってもいない、または自分が思ってもいないことを堂々と口にして信じ込ませることが出来るのは、ほんの一部の言葉が巧みな人のみです。
それ以外の人が、例えば痩せてもいないのに「痩せているね」と口にしたところで真実味がありません。
そんな見え透いた嘘はつかれた本人も承知していることでしょう。
自分の心にもないことを口にするとき、人は無意識の内にそれが「嘘くさい」ことであるというサインを出しています。
例えば言葉では相手をべた褒めしているのに、目は少しも笑っていない、など、必ずどこかに無理が表れています。