なぜなら、人はいつでも「自分を誰かに褒めてもらいたい・認めてもらいたい」と思っているからです。
だからこそ褒め上手な人の側には自然と人が集まってきますし、また人間関係も円満に築くことが出来ます。
褒め上手な人は、具体的に以下のような点で他の人よりも得をしています。
恋愛上手になる
褒め上手は、恋愛においてもかなり有利といえます。
意中の異性がいたとして、普通ならばなんとかして相手を振り向かせたいと、好きなものをプレゼントしたり、相手の色んな面を言葉で褒めたりします。
その際に、緊張して上手く褒められない人では、必死さや焦りの感情を相手も受け取ってしまい、あまり良い印象は与えられません。
しかし褒め上手な人は「今日の服似合ってるね」や「素敵な靴だね、センス良い!」などの短い言葉だけでスマートに相手の心をくすぐります。
また、恋人同士でも、パートナーを上手に褒めることが出来る人は、恋愛が長続きする傾向があります。
それは、褒める側もそれだけ相手のことを毎日良く見ているからだということが、自然と受け取る側にも伝わっているからかもしれません。
人を動かせるリーダーにも!
褒め上手な人は、仕事でも存分にその効果を発揮します。
仕事で失敗した同僚を慰めたり、後輩をアメとムチで叱ったり、上司を上手に持ち上げて動かしたりと、褒め上手な人はさまざまな場面で活躍します。
その結果、頼りになるリーダーとして上の立場になる可能性も大いにあります。
ただ淡々と仕事をしていても、年数を経ればある程度は偉くなれるかもしれません。
しかし、誰からも頼りにされて、上手に人を動かすことの出来るリーダーシップの取れる人というのは早々いないものです。
だからこそ、会社に一人でもそんな頼れる人がいれば、自然と皆が集まりますし、協力体制もとっていきやすいのです。
家庭円満に
褒め上手は家庭円満の秘訣です。
奥さんを、「いつも家事をしてくれてありがとう。君がいるから僕も頑張れるよ」などと上手に褒めることの出来る旦那さんには、奥さんも一層尽くそうと思います。
また、旦那さんを「あなたが毎日仕事を頑張ってくれるから、私も子どもも幸せに暮らしていけているわ。」と上手に持ち上げる奥さんの場合には、旦那さんも家族のためにより一層頑張ろうと思えるものです。
大事なのはお互いに思いやる気持ちですが、一歩自分が譲って相手を褒めることが出来れば、より家庭円満は長続きするでしょう。
出世できる
人を上手く褒めることが出来る人は、上司だろうと同僚だろうと後輩だろうと、時と場合と相手によって上手に表現を変えて褒めます。
その結果、周りとの関係も円滑になり、仕事でも成功したり、チャンスが舞い込んでくる機会が増えます。
そうして他の人よりも仕事で出世出来る可能性が高まります。
そして、そういう人こそ自分に舞い込んだチャンスをしっかりと掴むものです。
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子育てがうまくいく
人を上手に褒められる人は、当然子育てでも自分の子どもを上手に褒めて育てることが出来ます。
悪いことをして叱る時には、叱った後で子どもの良いところを褒めて伸ばしたりと、メリハリのついた子育てが出来るため、うまくいくことが多いのです。
そうやって育った子どもは、自分の親は必要な時には怒るけれども、きちんといつも自分を見てくれている、分かってくれていると理解することが出来ます。
愛される人になる
人は承認欲求の強い生き物ですので、誰かに認められたり、褒められることを無意識に望んでいます。
そしてそれを叶えてくれる人の側に集まるようになります。
褒め上手な人は、ただそれだけで周囲に自然と人が集まりますし、時にはリーダーシップを取って欲しいと頼まれることもあるでしょう。
人の輪を乱さずにとりなすことが出来るのも、褒め上手な人の魅力の一部です。
そんな褒め上手な人は、万人にとは言わずとも、多くの人から愛される存在となるのです。