嫌なことがあって、つい5分前まではものすごく怒っていたのに、今度は友人と楽しそうに満面の笑みを浮かべている。

またニコニコと笑顔で誰かと話をしているかと思いきや、相手と別れた途端に深いため息をついて落ち込んでいる・・・。

あなたの周りではそんな風に、感情の起伏が大きい人っていませんか?

もしもいるとしたら、その人は喜怒哀楽が激しい人かもしれません。

喜怒哀楽が激しい人には、どんな特徴があるのでしょうか?

喜怒哀楽が激しい人の特徴

喜怒哀楽が激しい人は、他の人よりもいろんな意味で目立つ存在です。

時には大口をあけて笑っていたり、時には激しく激高していたり。

良くも悪くも、喜怒哀楽が激しい人は、周囲の目を集めやすいです。

そんな人には、具体的に以下のような特徴が見られます。

1.ロジックではなく情で物事を考える

喜怒哀楽の激しい人は、そのものずばり感情で動くことがとても多いです。

そのため、頭では分かっていても、カッとなるとつい行動を起こしてしまいがちです。

人は感情が昂ると、その直後に頭で冷静な判断をしようとします。

そのため大半の人は理性的な行動を取りますが、喜怒哀楽が激しい人は、その場の感情で動いてしまいます。

例えばそれがお祭りや、イベントごとなどの際には周囲にも良い影響を与えますが、トラブルの際にはより問題が悪化してしまう可能性もあります。

2.突発的な行動が多々見られる

喜怒哀楽が激しい人は、その場の感情に左右されて突発的な行動を取ることが多いです。

楽しいことがあればついそれに熱中してほかのことを忘れてしまったり、悲しいことがあれば人目も気にせずに泣き出してしまったり。

腹が立つ対応をされれば、カッとなって怒鳴り散らしてしまうなど、トラブルになることもあります。

しかし、場合によってはその突発的な行動が良い結果を呼び込むこともありますので一概に悪いばかりとは言えません。

3.映画やテレビを見て泣いてしまう

喜怒哀楽が激しい人は、それだけ感情面が豊かです。

それゆえに、映画やテレビなどで悲しいシーンや辛いシーンがあると、ついこちらも悲しい気持ちになって泣いてしまいます。

いい大人がそれをすると引かれることもありますが、それだけ物語に真剣に感情移入出来ているということでもあります。

仮にあなたが恋人におすすめの泣ける映画を見せて、映画を観た恋人が感動して泣きだしてしまったら・・

あなたは恋人に対し、みっともないと思うどころか、愛しいと感じることでしょう。

4.細やかな気遣いができる

「喜怒哀楽が激しい人」と聞くと、一見相手にするのが大変そうな印象を受けるかもしれません。

しかし、人一倍感情豊かなため、何事に対しても、「もしも自分が相手の立場だったら・・」と考えやすい傾向があります。

その結果、何をする時にも相手に対する細やかな気遣いをする人も少なくはありません。

「これをされたら自分は嬉しいし、これをされたら怒れてしまう」と頭で考えるよりも、心で無意識の内にそう考えて行動しています。

とはいえ、折角細やかな気遣いをしたにも関わらず、相手からの反応が悪かった場合には、ついムッとなってしまう可能性もあります。

5.会話・メールでの感情表現が上手

喜怒哀楽が激しい人は、楽しい時には楽しい、という感情表現がとても上手です。

また自分が不快に思った時にも、それを無理に抑え込むことはしないため、相手にはっきりと「自分は怒っている」と伝えます。

最も伝えたい感情を隠すことなく表してくるため、日頃の会話や、メールでの感情表現も上手です。

よく、メールの返信で「まあいいんじゃない」や「そうなんだ~」など、短文で絵文字もないシンプルな文章を送ってくる人がいますが、

このような内容では相手がどんな気持ちでいるのかが非常に分かり辛いです。

喜怒哀楽がはっきりとしている人の場合、「とっても良いよ!」や「そうなんだね!」と文章でも気持ちが伝わってくるほかに、

さらに笑顔などの絵文字を使ってくることが多いです。

メールのやりとりでは、相手の感情が分からないからこそ、感情表現が豊かな相手だとこちらも助かりますよね。

6.料理上手が多い!

喜怒哀楽が激しい人は、感情表現が豊かです。

料理に関しても「美味しい」「不味い」とはっきりしているため、自分で美味しい料理を積極的に作る人が多いです。

また、料理が好きな人なら大いに楽しんで料理をしますので、結果的に料理上手な人が多いのです。

7.アートや音楽の芸術が好き

喜怒哀楽の激しい人は、感情に依る部分が大きいです。

そのため、アートや芸術、音楽などにとても感銘を受けやすいです。

絵画や音楽は、視覚や耳を通してその人の心に感動をダイレクトに与えます。

だからこそ、その人も自分の感情を大きく揺さぶるアートや音楽などの芸術を好む人がとても多いです。

8.常に自分の中に主張したいものがある

喜怒哀楽が激しい人は、いつも自分の中に主張したいものを何か持っています。

楽しい時には「これが楽しい!」、怒っている時には「自分はこれに対して怒っている!」、

哀しい時には「こんなことがあって悲しい」、また喜んでいる時には「これがあって嬉しい!」など、常に明確に主張したい事柄があります。

他の人よりもそれをストレートな表現で伝えてくるため、第三者から見ても「何に対してどんな感情を抱いているのか」が分かりやすいです。

寡黙で何を考えているのかよく分からない人よりは、「何をどうしたいのか」が直ぐに感じ取れるため、一緒にいて気楽でもあります。

9.周囲からの注目を浴びたがる

喜怒哀楽が激しい人は、自然と人目をひき、注目を集めやすいです。

子どもの頃からそのように育つと、常に周囲からの注目を浴びているのが普通になり、注目されないと気持ちが落ち着かなかったり、不満を覚えたりすることがあります。

もちろん感情豊かな人のすべてがそういうわけではありませんが、注目されたがる人も少なくはありません。

例えば怒っている時には、「自分はこんなに怒っているんだ」と、周囲の人にも分かってもらいたいと考えていますし、

嬉しいことがあった時には「自分はこんなに良いことがあったんだよ!」と、やはり周りの人に認識して欲しいという気持ちが強いです。

そんな風に騒いでいると、周りからは「目立ちたがり屋」だの、「自己主張が激しい人」という印象を受けてしまいますが、

当人にとっては注目を浴びることが重要なので、周りの評価自体はそこまで気にしていないことも多いです。

10.考えすぎるところがある

喜怒哀楽が激しい人は、頭であれこれと考えるよりは、その時の自分の感情によって衝動的に行動することが多いです。

しかし意外にも、物事に対して少々考えすぎる面もあります。

喜怒哀楽が激しい人は、それだけ毎回物事に対して真剣に自身の感情をぶつけています。

対象となる物事に対して、真っ直ぐに「ああでもないこうでもない」と夢中になって心を砕くため、中々結論が出ずに考え込んでしまうのです。

喜怒哀楽が激しい人のデメリット!

喜怒哀楽が激しい人は、周囲を良い意味で巻き込むこともあれば、トラブルの原因になってしまう時もあります。

どれだけ頭では分かっていても、つい感情的に行動してしまうことが多いからです。

感情的に動いてしまってから後悔しても遅いのですが、喜怒哀楽が激しい人は咄嗟の時に冷静になれずに、デメリットな行動を引き起こしてしまうことがあるようです。

人付き合いが悪くなる

喜怒哀楽の激しい人は、感情によって自分の行動を左右されます。

そのため、自分が「苦手・嫌いだ」と感じた相手とは一切付き合わなくなりますし、反対に「好きだ」と思う人に対しては心を開けっ広げにして好意的に接します。

その分かりやすさは好ましくもありますが、苦手・嫌いだと認識されている本人にも容易に伝わるため、そういった相手との関係は最悪になります。

例えばその相手が自分の上司や先輩だった場合、自ら態度を悪くしてしまうため、昇進のチャンスを失ったリ、自分で孤立するような環境を作り出してしまう恐れもあります。

場合によっては自ら社交性を閉ざすことにもなりかねないため、感情表現が豊か過ぎるのも考えものです。

そういった意味では、喜怒哀楽が激しい人は、自ら人付き合いを悪くしてしまう可能性があります。

何かしらのトラブルに巻き込まれやすい

喜怒哀楽が激しいと、常に何かしらのトラブルに巻き込まれやすいです。

また、時には自分がトラブルの原因となってしまうこともあります。

例えばコンビニでレジ打ちをしている時に、態度の悪い客に当たってしまった時。

普通はイライラする気持ちを我慢して接客すると思います。

しかし、喜怒哀楽が分かりやすいと、ついイラついているのが顔に出てしまって、客から「なんだその態度は!」とクレームを受けやすいです。

また、付き合っている彼から別れ話を切り出された際に、感情が豊かだと、悲しい気持ちを抑えきれずに人前で泣き出してしまって、

別れたくない相手から、余計に鬱陶しがられてしまうこともあります。

また、何か楽しいことがあった時には、人目や周りの迷惑を気にせずはしゃいでしまうなど、

喜怒哀楽が激しい人の行動は、時に周りからすると「迷惑な暴走」と受け取られてしまうことがあります。

しかし本人には特に悪気があるわけでも、わざとやっているわけでもないため、いつも巻き込んだ、もしくは巻き込まれてから後悔することが多いです。

得することよりも損する方が多い

総体的に見ると、喜怒哀楽が激しい人は、得をすることよりも損をすることの方が多いです。

社会生活を営む中で、相手に対して明け透けな好意は時に好かれることもあれば、敵意や憎悪の感情はコミュニティの中で自分を孤立させやすくもなってしまいます。

良い笑顔で接客をしていたかと思えば、イラついた態度が分かりやすくて客とトラブルを起こしてしまったり、

人目も憚らずに迷惑行為をしてしまったりと、自分でも気づかない内に人に嫌がられる言動をしてしまうことも多いです。

そしてまた、人は自分に対して良いことをしてくれる相手よりも、迷惑な行動を取る人に対して印象が残りやすいです。

「この人は迷惑な人だ」という嫌なレッテルが張られてしまうと、集団生活の中では生き難くなってしまいますので、本人のストレスも相当大きなものになってしまいます。

喜怒哀楽が激しい人の対処方法

喜怒哀楽が激しい人の多くは、「頭では分かっていても、いざその場になると感情的になってしまう」ことがほとんどです。

周囲から「もっと冷静になれ」と注意をされても、そんなことは言われなくとも自分自身でよく分かっているはずです。

それでもどうしようもならないのだから、人よりも悩んでしまうのです。

では、どうすれば感情的にならずに済むのでしょうか。

今一度、以下のことを実践してみましょう。

まずは深呼吸をして落ち着く

人は深呼吸をすることで、瞬間的に昂っている感情を落ち着けることが出来ます。

大きく息を吸い、次に息を吐く瞬間に、自分の中のさまざまな突発的な感情を、自然と鎮めることが出来るのです。

それは息を吐くと同時に、自分の中の感情的な部分も一緒に吐き出すことが出来るためです。

あくまでも一瞬ではありますが、感情的に咄嗟の行動をしやすい人にとっては強力な「ブレーキ」となる行為です。

ですので、何かカッとなることがあった時には、反射的に口を開けて言葉を出す前に、そのまま深く息を吸ってみましょう。

息を深く吸い、吐くことによって、酸素が十分に体を巡り、頭が冷静になりやすいです。

あえて何か他のことをする

喜怒哀楽が激しい人は、物事に対してつい感情的になりやすいです。

それはその物事に対して、それだけ熱心に自分の気持ちを傾けているからで、それ自体は何も悪いことではありません。

しかし、怒ったり泣いたりと、一般的に周囲に「迷惑」となる行動を取ってしまうと少々厄介です。

そのため、自分が「カッとなって興奮するかもしれない」とある物事に対して予め感じる場合には、それに夢中にならないためにも、あえて何か他のことをしましょう。

例えば恋人同士で喧嘩をしそうな雰囲気の時には、まず言い合うのではなく、誰もいない場所へ移動する、

またコンビニの列に並んで自分がイライラしそうな時には、あえて列から抜け出して、もう少しほかの商品も見て回るなど、

意識的に本来自分がしたいことと違う行動を取ってみるのも良いかもしれません。

また、既に感情的になってしまっている場合は、中々そこから別の行動を取ることが難しいです。

そんな時には、一緒に友人がいればその友人にさりげなくその場から自分を連れ出してもらうなどすると良いでしょう。

自分を客観的に見てみる

思わずカッとなりそうな時には、まず深呼吸をして、それから周囲を見回してみましょう。

もし周囲に誰かいれば、その時だけ周囲の人の気持ちになって考えてみるのです。

「もしこの場でいきなり騒ぎ出す人がいたとしたら、迷惑かどうか」「もし騒いでいる人がいれば、『いい年をしてみっともない』と思えてしまうかどうか」など。

例えその時に楽しい感情が自分の中に広がっていたとしても、周りも自分と同じように「楽しい」と感じていなければ、

あなたがこれからしようとしていることは、傍から見たらただの「迷惑行為」になりかねません。

それらをいったんじっくりと考えてみましょう。

実際に行動をするのはそれからにします。

気持ちが昂っていると、中々冷静な判断は下し難くなりますが、そんな時にはある程度、自分のテンションよりもネガティブに物事を考えるようにします。

例えば「自分は今嬉しい気持ちでいっぱいで、今すぐに叫び出したい。でも周りからすればただの迷惑かもしれない。」「今この場で泣きわめきたいが、周りからすればドン引きする行為かもしれない」など。

自分が本来したい行為を無理に抑えることになるので、慣れるまでは自分自身にストレスがかかってしまいますが、

結果的にはそれが「自分が冷静に判断して動けた」という後の自信へと繋がります。

これが出来るようになると、かなり理性的な行動がとれるようになり、もう「感情的に行動する人」ではなくなっていると言えます。

生活習慣を見直す

「自分の趣味に没頭し過ぎて、つい睡眠時間を削ってしまった」「いつも食事を抜いているから、何かあるとカリカリしやすい」など、生活習慣の問題が人の精神面に与える影響はとても大きいです。

例えばいつもよりも数時間睡眠時間を削っただけで人の思考はぼーっとして不注意の状態となります。

そんな頭では冷静に物事を考えることが出来ずに、仕事でうっかりミスをしたり、車の運転を誤ったりする恐れが十分にあります。

また、食事を抜くと空腹感からイライラしやすく、些細なことで怒れてしまいます。

時々レストランで食事が運ばれてくるのに時間がかかると怒鳴り散らす人がいますが、そういった人はまさに「空腹による凶暴状態」と言えます。

この場合には腹が満たされないとずっとイライラが続くため、特にダイエット中の人は精神面も荒れやすいです。

このように、生活習慣がきちっとしていないと、人はちょっとしたことで感情が大きく揺らぎます。

一般的な人でさえそうなのですから、喜怒哀楽の激しい人はもっとそれが大きく、自分にも周囲にも悪影響を及ぼす恐れがあります。

そうならないためにも、日頃から生活習慣を見直すことが重要です。

「大したことない」と思っているかもしれませんが、実際はあなた自身に無意識の内に悪影響を及ぼしている可能性があります。

発言する前に一度考える

感情的になると、反射的に口から言いたいことが飛び出してしまいます。

しかしその一言をグッと飲み込んで、自分の思いのままに発言する前に一度よく「言うべきか否か」を考えてみましょう。

もちろん、それが出来れば苦労はしませんし、それが出来る人は既にある程度理性的な行動がとれる人です。

喜怒哀楽が激しい人は、それが簡単には出来ないからこそ悩んでいるのだと思います。

しかし、やろうと努力をしなければ、いつまで経っても理性的な行動は身に付きません。

例えば上司に親しい同僚を馬鹿にされた時、大事な同僚を貶されたら、あなたは同僚の名誉のためにも咄嗟に反論しようとするでしょう。

しかし、実際にそれを行ったらどうなるでしょうか?恐らくあなた自身の評価も、また上司に口答えするあなたという友人を持つ同僚の評価も、さらに下がってしまうことでしょう。

例え正義感から感情的になってしまったとしても、時と場合を良く考えない内の行動は、必ずしも「あなたが正しい」と周囲には認識されません。

結果的にあなたの「独りよがりで身勝手な行動」と取られてしまいやすいのです。

自ら周囲との関係を悪化させないためにも、感情的になりそうな時には、発言する前に一度考えてみましょう。

例え直ぐにはそれが出来なくても、試みようとするだけで少しずつ変わっていけます。

「どうせ自分は感情的になりやすい」などと諦めないで、行動してみましょう。

無理はしないこと

無理矢理自分の咄嗟の発言や行動を抑え込むことで、自分で思っているよりもかなり精神的なストレスになってしまいます。

それに気づかずに無理を続けていると、反対にいつかタガが外れて余計に周囲に迷惑をかける行動を取ってしまうかもしれません。

そうならないためにも、時には自分が感情的になることを許してあげましょう。

ただし感情的な言動を取る前に、一度深呼吸をして、「今これをしても良いかどうか」を良く考えます。

そこで周囲に対して迷惑にならなければ、多少は感情のままに行動しても良いでしょう。

例えば誰かと口喧嘩になりそうな時には、とりあえずいったん場所を移して、誰にも迷惑がかからない場所で思い切り口喧嘩をしましょう。

ほんの一瞬理性的な行動さえ取れれば、その後のことについてまで無理して我慢する必要はありません。

「ここでは抑えて、ここでは感情のままに発揮する」とメリハリを付けられると一番ストレスが少なく済みます。

大きな声を出してみる

「王様の耳はロバの耳」の話にも出てきたように、感情が昂ってどうしようもない、何かを言いたくてたまらない時には、一人になれる場所に移動して、そこで思いっきり叫びましょう。

周囲の環境に対する不満であれば、カラオケのような個室で気が済むまで叫べば誰にも気づかれません。

また、単に「もやもやして何か大声を出したい」時には、海や山などで「わーっ!」と大きな声を出すと周囲から見ても不自然ではありません。

大きな声を出すことで、一種のストレス発散になります。

あまりに感情が溜まって爆発しそうな時には、迷惑にならないような場所で思い切り声を出してみましょう。

克服するのは「怒」「哀」だけ

喜怒哀楽の中でも厄介なのは、「怒」と「哀」の感情です。

もちろん「喜」や「楽」の感情も、時と場所を選ばなければ迷惑な行動になってしまいますが、怒りと哀しみの行動に比べればまだ良いでしょう。

怒りも哀しみも、どちらも多くは「負の感情」から起こりやすいものです。

その感情を周囲にまき散らせば、人は無意識の内に「相手から不快な感情を受けている」と感じて、余計に当人に対して冷たくなってしまいます。

特に人前で怒鳴り散らしたり、泣きわめく行為は「迷惑行為」そのものと捉えられますので、そんな時にこそ理性的な判断力が求められます。

「怒」の感情は抑えよう

喜怒哀楽の感情の中でも、特に「怒」の感情は自分にも周囲にも良い影響を及ぼしません。

怒りはすべての感情の中でも特に我を失いやすく、怒っている最中に冷静になることも中々難しいです。

例えば自分が怒る立場の場合、血圧は一気に上昇しますし、動悸も激しくなります。

怒鳴った後には気まずい沈黙が流れたり、周囲にあなたのあまり良くない噂が広まる可能性もあります。

また、怒りの感情を向けられた方も、つられてカッとなったり、また相手が女性ならショックを受けて泣き出す恐れもあります。

そうなると、誰に対しても良くない結果になってしまいますので、出来るだけその場での怒りの感情は抑えて、場所を移すなどしましょう。

「怒」を喜びや楽しみに変えよう

努力をすれば、怒りの感情を喜びや、楽しみに変えることも出来ます。

これにはかなりの努力が必要になりますが、出来るようになれば今後のあなたの人生にとって、必ずプラスになります。

例えばレジに長蛇の列が出来ていた場合、早く順番が来ないかと考えているとイライラしてしまいます。

しかしそんな時は列に並びながら、周囲にある商品をじっくりと眺めてみましょう。

もしかしたら、並んだ状態で手の届く場所に買い忘れていたものがあるかもしれません。

また、目新しい興味を引く商品があるかもしれません。

まずは行動をしてみましょう。

その結果自分にとって良いことがあれば、自然と「並んでよかった」と怒りの感情から、喜びや楽しみの感情へと変化するはずです。

喜怒哀楽が激しい人っていいの?悪いの?

喜怒哀楽が激しいことは、決して悪いわけではありません。

時と場合によっては、自分の感情の勢いのままに、周囲を楽しませることだって出来ます。

がちがちに頭が固い人よりは、より人間味を感じさせますし、また相手からも分かりやすくて好印象に受け取られることもあります。

しかし、時と場合によっては、周囲のことを考えずに迷惑をかけたり、トラブルの原因ともなります。

喜怒哀楽が激しい中でも、自分の感情を上手にコントロール出来るようになれば、感情表現が豊かな良い人と周りに印象付けられます。

「喜怒哀楽」について

そもそも、「喜怒哀楽」とはどんな意味合いなのでしょうか?言葉のままに受け取れば、「喜び」「怒り」「哀しみ」「楽しみ」となり、4つの感情をただ表しているだけのようでもあります。

具体的な意味や、それに類似した言葉があるのかなど、簡単にご説明します。

意味

「喜怒哀楽」を辞書で引くと、「人間のもつさまざまな感情のことで、喜び・怒り・哀しみ・楽しみの4つの情をいう」とあります。

まさに言葉のままの意味合いですね。

人間はほかの動物とは異なり、多くの感情を持っています。

その感情の中でも大きな割合を占めるのが、「喜怒哀楽」の感情です。

チンパンジーやゴリラなどの霊長類では、人間と同じような感情を持ち合わせているとされています。

しかしその喜怒哀楽の感情を、理性的に抑えたり、時と場合によって隠したりと、器用に変化させることが出来るのは人間のみです。

そこが人間と霊長類の大きな差なのです。

もし人間がみんな自分の感情のままだけに行動していたら、ここまで大きな社会の集団を作ることは叶わなかったことでしょう。

類義語

喜怒哀楽の言葉に、同じ四字熟語での類義語はありません。

単に言葉としての類語であれば、「苦楽」や「悲喜」、「酸いも甘いも」や「哀歓」などがあります。

どれも人の感情の一部分を抜きだしたものや、異なる感情を組み合わせています。

喜怒哀楽も、異なる4つの感情を組み合わせて、さまざまな感情という意味合いを表しています。

使い方

喜怒哀楽の言葉は、主に感情表現が豊かな人に対して用いられます。

怒ったり楽しんだり、悲しんだり喜んだりと感情がころころと変わる人のことを「喜怒哀楽が激しい人」なんて表します。

人は皆、さまざまな感情を持ち合わせているものです。

その中でも、特に他者から見て感情表現が豊かであったり、気分屋な面が強い人がこの言葉で指されることが多いです。

人間の感情には喜怒哀楽意外に2つある

人間の感情はよく「喜怒哀楽」の一言で表されますが、もちろんそれ以外の感情もあります。

良い感情であったり悪い感情であったりとさまざまですが、どれも私たち人間に特有の感情です。

愛(いとしみ)

愛しいという感情は、人間だけにあるものではありませんが、多くの動物の中でも最も尊く、暖かい感情と言えます。

人が人に対して感じる愛情は、「誰かを守りたい」と思ったリ、「全てを捧げたい」と思うこともあれば、「この人のためになることをしたい」など、誰かへの愛情を持つことで、自分の原動力となることも多いです。

それが、親から子どもへの愛情となると、「慈しみ」という言葉で表されたりもします。

誰かを愛することで、自分の中に優しい気持ちが生まれたり、前向きな気持ちになれたりもします。

憎(にくしみ)

憎しみの感情は、人間特有のものです。

例えば誰かが自分よりも優れていたり、誰かに傷付けられることがあれば、それは怒りを通し越して「憎しみ」の感情となります。

怒りが他者に対する愛や思いやりから生まれることはあっても、憎しみの感情は一つも良い結果には繋がりません。

心が荒み、顔つきや目つきも悪くなってきます。

また、誰かによって憎しみの感情を植え付けられることもあれば、自分の卑屈やネガティブな気持ちから、一方的な憎しみの感情を抱くこともあります。

何にせよ、憎しみは怒りよりもたちが悪く、また尾を引く恐れが強い感情です。

喜怒哀楽が激しい人が最も人間らしい!(まとめ)

喜怒哀楽の感情は、人間の中でも最も本能的な部分です。

それを誰が見ても分かりやすい人は、ある意味で最も「人間らしい」と言えるでしょう。

感情のままに動くことは、時にはリスクになります。

それを防ぐためにも、人間は理性的な行動を取ることが出来ます。

しかし、いつも感情を押し殺して生活していては、自分で自分らしさを殺してしまっていることにもなるのです。

喜怒哀楽の感情は激しいけれども、時と場所をわきまえてはしゃげる人の方が、より人間らしくて魅力的かもしれませんね。