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喜怒哀楽が激しい人の10個の特徴と...(続き6)

喜怒哀楽が激しい人は、それが簡単には出来ないからこそ悩んでいるのだと思います。

しかし、やろうと努力をしなければ、いつまで経っても理性的な行動は身に付きません。

例えば上司に親しい同僚を馬鹿にされた時、大事な同僚を貶されたら、あなたは同僚の名誉のためにも咄嗟に反論しようとするでしょう。

しかし、実際にそれを行ったらどうなるでしょうか?

恐らくあなた自身の評価も、また上司に口答えするあなたという友人を持つ同僚の評価も、さらに下がってしまうことでしょう。

例え正義感から感情的になってしまったとしても、時と場合をよく考えない内の行動は、必ずしも「あなたが正しい」と周囲には認識されません。

結果的にあなたの「独りよがりで身勝手な行動」と取られてしまいやすいのです。

自ら周囲との関係を悪化させないためにも、感情的になりそうな時には、発言する前に一度考えてみましょう。

例え直ぐにはそれが出来なくても、試みようとするだけで少しずつ変わっていけます。

「どうせ自分は感情的になりやすい」などと諦めないで、行動してみましょう。

無理はしないこと

無理矢理自分の咄嗟の発言や行動を抑え込むことで、自分で思っているよりもかなり精神的なストレスになってしまいます。

それに気づかずに無理を続けていると、反対にいつかタガが外れて余計に周囲に迷惑をかける行動を取ってしまうかもしれません。

そうならないためにも、時には自分が感情的になることを許してあげましょう。

ただし感情的な言動を取る前に、一度深呼吸をして、「今これをしても良いかどうか」をよく考えます。

そこで周囲に対して迷惑にならなければ、多少は感情のままに行動しても良いでしょう。

例えば誰かと口喧嘩になりそうな時には、とりあえずいったん場所を移して、誰にも迷惑がかからない場所で思い切り口喧嘩をしましょう。

ほんの一瞬理性的な行動さえ取れれば、その後のことについてまで無理して我慢する必要はありません。

「ここでは抑えて、ここでは感情のままに発揮する」とメリハリを付けられると、一番ストレスが少なく済みます。

大きな声を出してみる

「王様の耳はロバの耳」の話にも出てきたように、感情が昂ってどうしようもない、何かを言いたくてたまらない時には、一人になれる場所に移動して、そこで思いっきり叫びましょう。

周囲の環境に対する不満であれば、カラオケのような個室で気が済むまで叫べば誰にも気づかれません。

また、単に「もやもやして何か大声を出したい」時には、海や山などで「わーっ!」と大きな声を出すと周囲から見ても不自然ではありません。

大きな声を出すことで、一種のストレス発散になります。

あまりに感情が溜まって爆発しそうな時には、迷惑にならないような場所で思い切り声を出してみましょう。

克服するのは「怒」「哀」だけ


喜怒哀楽の中でも厄介なのは、「怒」と「哀」の感情です。

もちろん「喜」や「楽」の感情も、時と場所を選ばなければ迷惑な行動になってしまいますが、怒りと哀しみの行動に比べればまだ良いでしょう。

怒りも哀しみも、どちらも多くは「負の感情」から起こりやすいものです。

その感情を周囲にまき散らせば、人は無意識の内に「相手から不快な感情を受けている」と感じて、余計に当人に対して冷たくなってしまいます。

特に人前で怒鳴り散らしたり、泣きわめく行為は「迷惑行為」そのものと捉えられますので、そんな時にこそ理性的な判断力が求められます。

「怒」の感情は抑えよう

喜怒哀楽の感情の中でも、特に「怒」の感情は自分にも周囲にも良い影響を及ぼしません。

怒りはすべての感情の中でも特に我を失いやすく、怒っている最中に冷静になることも中々難しいです。

例えば自分が怒る立場の場合、血圧は一気に上昇しますし、動悸も激しくなります。

怒鳴った後には気まずい沈黙が流れたり、周囲にあなたのあまり良くない噂が広まる可能性もあります。

また、怒りの感情を向けられた方も、つられてカッとなったり、また相手が女性ならショックを受けて泣き出す恐れもあります。

そうなると、誰に対しても良くない結果になってしまいますので、出来るだけその場での怒りの感情は抑えて、場所を移すなどしましょう。

「怒」を喜びや楽しみに変えよう